この一年を振り返って・・・

一年を振り返ってみようとしたが、忘れようとしても思い出せない事ばかりで心もとない。
しかし、まっ、適当に辿ってみよう。

一月・・・松である・・・いや、花札の話では無かったか。
台湾に写真屋のアレを見に行った見た・・・リサーチと言うやつである。
ナニを見に行ったのかと言うと、撮影スタジオとそのスタイルなんだが、中身は教えない。
後は・・・スキー三昧だったな。

二月・・・梅である・・・いや、梅に鶯は雅ですね。
二月は思い出す事が無いな。
やっぱしスキー三昧であったな。

三月・・・桜である・・・花見で一杯・・・桜の絵札は20点。
三月は悔しい月であったな。
3.11の地震で何もかもの予定とか狂っちまって酷い目に有ったが、自分の身の回りでは大した被害も無かったので最早風化した記憶になっちまった。
一番悔しかったのは、スキーのシーズン券が3.11で使えなくなっちまった事か？

四月・・・藤である・・・10点です。
何をしていたかなぁ？　春山の不忘山に登ったのと・・・ああ、店を再開して震災特需で潤ったな。
その金でスーパーカブを買い求めたのだった。
あっ、そうだ・・・スーパーカブで行く山登りを始めてあちこちヘ行ったな。
冒頭のお写真は四月の雁戸山。

五月・・・菖蒲である。
五月も山に行った・・・いや、山ばかり行っていた、か？
罰当たり組で船形山の不動岩にロープを掛けたっけ。
そうだ、スーパーカブの初ツーリングで只見を超えて新潟に行き会津から米沢を廻ったな。
まだまだ復興特需で金回りは良かったな。

六月・・・牡丹である。
六月も山に行った・・・六月の末から北海道ツーリング登山に出掛けたのであった。
苫小牧までフェリーで行き日高方面へ走り摩周湖の脇から知床を目指し網走経由で支笏湖方面に入り松山千春の故郷の足寄道の駅で小便をして苫小牧へ・・・思い返せば寒い旅であった。
晴れたのは羅臼岳に登った時くらいでほとんど毎日合羽を着て走っていた。

七月・・・萩である。猪鹿蝶は名前が有名な割に点数は低い・・・1点。
おっさんが子供の頃は点数では言わずに一文とか十文と呼んでいた・・・こいこい、出来ますか？
七月も山であったな。
朝日沢死の行軍・・・いや、それ程のモノでは無かったけれども・・・大したもんでは有りました。
沢自体は大した事は無いのだけれども藪が酷くて、沢登りと言うよりは藪こぎと倒木越えのサバイバルゲームであったと。
深山の蛍を見つつ釣り立てのイワナを食った思い出深い山行が有った。

八月・・・坊主（月）20点。
八月は七転八倒の月であった・・・いや、金が無くてのたうち回ったのでは無く、ジンマシン事件の前兆が起こっていて体調は著しく下降していた。
で、本年の一大ハイライト・・・火の沢遡行がこの月だった。
火の沢はそれなりの沢で道具とメンバーが必要だったので連れて行ってもらえて嬉しかった。

九月・・・菊である。一杯はこの札で造る。
九月は死んでいた・・・ジンマシンだ。
山も一度しか行っていない・・・しかしこれが嬉しい山だった。
罰当たり組で大東の小屋へ泊まりおっさんの誕生日を祝ってもらった・・・これは生涯の思い出となるな。

十月・・・紅葉である。　しかし、役としては鹿と言いたくなる札である。
九月に引き続き十月も体調で苦戦した月だった。
本当は九月に予定していたアルプス遠征の山行を10月に伸ばしたものの体調は戻らず、行くべきか行かざるべきか迷ってランクを下げて南アルプスの北岳から小屋泊まりで縦走した。
結果的には歩き通せたのだが体力的にあんな辛い思いをしたのは生まれて始めてだった・・・いや、佐渡のトライアスロンより辛かった。

十一月・・・柳である。ちなみに傘をさしているのは小野道風。
ありゃぁ、つい先月なのに何も記憶に残るものが無い。
山は結構行っているが近場のいつもの裏山でこれと言った山に入っていない。
仕事的には震災復興特需も終わり冷え込んでいて金もない。
ああ、そう言えばタイの洪水を見に行って来たんだったが、遠い昔話の様な気がする。

十二月・・・桐である。桐のかす札には任天堂の文字が有る。
今月も経済的にはピンチである。
しかし、まあ、何とかなるのが世の中で、銭が無いなら命で払えなんてのは無い訳で、それなら命で払うからお釣りをくれと言うんで屁とも思わない。
山に行きたいんだけれども雪が降らないんで行ってもつまらないから行かないでいる。
岩登りばかり行っている。
雪が降ったらスキーに行くんだけれどもそれも未だ何時になるのか分らないし。

こうして一年を振り返ってみると、如実に良く遊ぶなと感心します。
遊びをせんとや生まれけむ，戯れせんとや生まれけん・・・解釈には色々有りますが、おっさんは素直に遊びたくなる心境を採用する訳ですが、まっ、現代で遊びと言うと付いて廻るのがお足、銭であります。
しかし、銭は使えば使うだけ廻って来ると言うのがおっさんの持論なんで溜め込むよりも借金してでも遊ぶ方をとる訳です。
それでパンクしたらドーするの？と、蟻とキリギリスを信じる人はおっさんの様な生き方は似合わない訳です。
まっ、このようないい加減な気持ちになるには修行が必要なんでおいそれとは出来ない訳です・・・達観ですか？

社会が一般市民に節約や道徳など、良い人の生き方を求める裏には、社会を管理する側の都合が見える気がして馴染めない訳です。
貴方は良い人と言われて生きて、ホントーに良い事が有りましたか？
無事之名馬・・・も、人生ですけどね・・・好きずきですからね。

いや、消費税の値上げと税法の改正で一言言いたかったんでありますが詳しくはまたにします。
民主党は零細弱小から益税の部分を搾り取ろうと画策しているようですが、輸出企業の消費税の戻しは桁と額が違うんですけどね。
で、公務員給与とか無駄の部分に果てを触れずに・・・野田内閣打倒に本気になると決めた。