暇つぶし 雑談

今朝のNHKテレビでやっていたんだけれども・・・高校生の政治の向き合い方、みたいな特集番組でありました。
まっ、私自身、政治ってナニ？と、問われましても明快な説明など出来ないんでアレなんですけれども、しかし、大学生が高校生にアレコレと指南しているのを見ていたら・・・生活実感の無い非労働者と非納税者が語り合う政治ってナンか変なんだがなぁ～、と、私には映ったんでありますが。
いや、政治の根幹は徴税と再分配な訳で、労働と納税の実感が未だ無い子供らにはホントの意味での下々に影響する政治は理解不能と見るのは・・・ダメですか？　まっ、書く前から反対されるとは思ってますけどね。
ナント申しましょうか・・・良く引き合いに海外の高校生やら、ナンであれ18歳から選挙権のある事例を引き合いに出すんですけれども、此処ん所もアレです・・・お国柄と事情が違い過ぎる、と、思う訳です。
日本の国民には逼迫した貧困や紛争や赤ら様な国からの弾圧や抑圧などの問題が無い、と、言う、のほほんとした環境なので本気で考えろと言う方が無理、と言う気がするのであります。
いや、中学を出てすぐに社会で稼いでいる18歳も居るでしょうし、下手な大人より現実認識に長けた18歳が居る事も判って言う訳です・・・が、しかし、そんな人はテレビに出ないし、マスコミなどに対して無口でありましょう。
で、あの民主党が政権を担当しても、安倍チャンの自民党が舵取りをやっても、現実問題として国民の生活に劇的な違いは生じていない訳です・・・これはやっぱし国が安定している証な訳でして、政治に参加すると宣いましても、国家の屋台骨を揺るがす事態に関わる訳でもなく・・・そりやぁ～消費税が8パーから10パーになり、税率の計算方法がドーなるかは庶民の大問題ではありますが、まっ、正直に言えば、生活の根幹を脅かすモノでは無いと思う訳です・・・難民問題に揺れるEU方面や国境線を境に常にドンパチやっている国の国民から見たら恐らく「屁」みたいな問題と言われちまう事でしょう。
で、まぁ、選挙権が18歳になっちまったんだからドーしたって啓蒙しなくちゃダメでしょ、と言うのも判ります。
ダウンジャケットの上から痒い背中をかいているような話しにしかならなくても、痒い所はかくんだよ、と、教える事は無駄ではないとは思うんですけれども・・・しかし、現実問題として、労働者であり納税者でもある20歳以上の人達の投票率の低さはナント解釈すれば良いのでありましょうか？
大人が投票に行かない選挙に対して、子供らに興味を持たせ投票に向わせようと言うのは此れ如何に？なんか間違っていませんかぃ？　と、思うのは私の前頭葉に毛が無いからでありましょうか？
と、言う事で、私しゃ思うんですけれども、投票年齢を弄くるとか、年端も行かない子供（私は今時の子供の社会に対する精神的覚悟は昔よりも相当低くて、だから子供だと思っている）に政治を仕込むなんて言う目眩ましをする前に、国会議員の定数の削減やら、参議院のあり方の再考やら、比例代表なんて言う国民が選んでいない、一度落選したはずの人が復活なんて事で当選しちまうインチキな仕組みを是正する方が先なんじゃないんでしょうか？と、言いたいんですけれども・・・。
まっ、コレをナントカして欲しいと言うのも政治なんですけれども、この手の根本的な問題だと政治家が黙っちまうんですから・・・やっぱし政治は茶番ですよね。