いや、旅の必需品と間違った訳では無いのであります。
作家とか詩人とか俳人に旅は必需品なのだなぁ~と、しみじみ思ったという、そういう話であります。
あれです・・・中断していた小林一茶の句集を読み進めていた訳ですが、2000句だか乗っている本を粗方読み終えそうになってはたと気付いたのであります・・・旅が無ければこんだけの量が生まれたか、と。
で、一茶に限らず芭蕉だった同じですし、詩人も作家も、文章と言いますか、文字を操る人は皆して旅に出ているのであります。
で、その系統の人では無いけれども旅好きの自分の過去を振り返っても生で新鮮なインプットって旅から生まれていたよな、なんてことを実感する訳であります。
ああ、ブツ撮りやスタジオは別にしましても多くの写真家も旅しますね。
そーなんだよなぁ・・・手っ取り早く非日常の刺激を得られる旅は必需品なんだよなぁ~と、
心底思うのであります。
で、旅と旅行は違うと思う自分としましては、インプットの旅は非効率で難儀する事柄が多いほど得るものは多いと思う訳でして、今の自分のように4泊5日が精一杯の駆け足旅行では新鮮な刺激などめったに得られるもんじゃ無い、と思うのであります。
で、あと4~5日で旅行に行く訳ですが、多分大した刺激は得られず、かと言って骨休めになる休日でも無いと思うと・・・行きたく無いかも知れない、なんて気分になるのであります。
12月8日、午後5時少し前の飛行機で台湾に行く訳です。
片道1万円に満たない格安航空券は、当然LCCであります。
それで午後8時ごろ台湾について一泊4000円ほどのビジネスホテルに投宿であります。
たぶん、台北駅の弁当屋で飯など買い込みコンビニでビールを買ってホテルでNHKワールドなど見て過ごす夜になると思うのであります。
で、翌日の昼間は美術館とか博物館とかを歩いて夜8時の飛行機でフィリピンはルソン島のクラークまで行く訳であります。
飛行機は晩飯の出ないLCCなので、桃園空港に少し早く行って空港のラウンジで食べで行く算段であります。
で、10時ごろにクラークについて、すぐにタクシーを拾ってもホテルに着くのは11時であります。
ホテルの周りは歓楽街でして11時といえば飲み屋はまだ元気な時間であります。
なので飲みに出るつもりですが、ホントに軽く一杯で引き上げる所存であります。
で、翌日は、朝飯を食べたらプールでのんびりして、昼飯を食べに街に出てフィリピンらしい猥雑さを味わいつつ、午後は早めに開くバーに繰り出すつもりであります。
ちなみにホテルはプール付きの3つ星なんですがプロモ価格で、朝飯込みで一泊5000円であります。
で、早めに酔っ払ってさっさとホテルに戻り、タガログ語のお笑いテレビなど見てまったりする予定であります。
いや、酔いが醒めたらまた出歩くかもしれませんが、それはハンバーガーを食べに行くのであります。
で、翌日は昼にはチェックアウトでして、朝飯を食べたら昼までプールでぼーっとする訳です。
で、チェックアウトしたら昼飯を食べに出て、昼から開いているバーで軽く一杯やって時間をつぶす訳であります。
で、飛行機は午後6時なんで4時には空港へ行きまして、ラウンジで無料の酒と飯を食べながらぼーっとする予定であります。
で、午後8時に台湾は桃園空港に着いて、最後の夜なので少し小洒落たバーに行って軽く飲んでホテルに行くつもりであります。
いや、翌日の飛行機は午後2時過ぎなのでここものんびりであります。
ホテルの近所のコンビニで朝飯を買って食べ、10時のチェックアウトまで居座り、地下街など冷やかしながら台北駅から桃園空港へ行き、お決まりの饅頭屋で土産らしきものを買って、また座席の狭いLCCで仙台へ戻るのであります。
どーですか、何かが起こりそうな予感の全く無い旅行だと思いませんか。
たぶん、ここに書いた行動予定からほとんど逸脱せずにこの旅行は終わる筈であります。
そこで思う訳です・・・若い頃ならいざ知らず、何しに行くんだ、と。
ムフフな事やウフフな事が起こる余地の無いLCC乗り継ぎの弾丸旅行に何を求めているんだお前はと、自分に問うてみる訳であります。
いや、答えは十分知っているんであります。
それは、過去の残像を見に行くのであります。
戻れない過去ならばせめて名残だけ、残り香だけでも・・・なんちゃって。
作家とか詩人とか俳人に旅は必需品なのだなぁ~と、しみじみ思ったという、そういう話であります。
あれです・・・中断していた小林一茶の句集を読み進めていた訳ですが、2000句だか乗っている本を粗方読み終えそうになってはたと気付いたのであります・・・旅が無ければこんだけの量が生まれたか、と。
で、一茶に限らず芭蕉だった同じですし、詩人も作家も、文章と言いますか、文字を操る人は皆して旅に出ているのであります。
で、その系統の人では無いけれども旅好きの自分の過去を振り返っても生で新鮮なインプットって旅から生まれていたよな、なんてことを実感する訳であります。
ああ、ブツ撮りやスタジオは別にしましても多くの写真家も旅しますね。
そーなんだよなぁ・・・手っ取り早く非日常の刺激を得られる旅は必需品なんだよなぁ~と、
心底思うのであります。
で、旅と旅行は違うと思う自分としましては、インプットの旅は非効率で難儀する事柄が多いほど得るものは多いと思う訳でして、今の自分のように4泊5日が精一杯の駆け足旅行では新鮮な刺激などめったに得られるもんじゃ無い、と思うのであります。
で、あと4~5日で旅行に行く訳ですが、多分大した刺激は得られず、かと言って骨休めになる休日でも無いと思うと・・・行きたく無いかも知れない、なんて気分になるのであります。
12月8日、午後5時少し前の飛行機で台湾に行く訳です。
片道1万円に満たない格安航空券は、当然LCCであります。
それで午後8時ごろ台湾について一泊4000円ほどのビジネスホテルに投宿であります。
たぶん、台北駅の弁当屋で飯など買い込みコンビニでビールを買ってホテルでNHKワールドなど見て過ごす夜になると思うのであります。
で、翌日の昼間は美術館とか博物館とかを歩いて夜8時の飛行機でフィリピンはルソン島のクラークまで行く訳であります。
飛行機は晩飯の出ないLCCなので、桃園空港に少し早く行って空港のラウンジで食べで行く算段であります。
で、10時ごろにクラークについて、すぐにタクシーを拾ってもホテルに着くのは11時であります。
ホテルの周りは歓楽街でして11時といえば飲み屋はまだ元気な時間であります。
なので飲みに出るつもりですが、ホントに軽く一杯で引き上げる所存であります。
で、翌日は、朝飯を食べたらプールでのんびりして、昼飯を食べに街に出てフィリピンらしい猥雑さを味わいつつ、午後は早めに開くバーに繰り出すつもりであります。
ちなみにホテルはプール付きの3つ星なんですがプロモ価格で、朝飯込みで一泊5000円であります。
で、早めに酔っ払ってさっさとホテルに戻り、タガログ語のお笑いテレビなど見てまったりする予定であります。
いや、酔いが醒めたらまた出歩くかもしれませんが、それはハンバーガーを食べに行くのであります。
で、翌日は昼にはチェックアウトでして、朝飯を食べたら昼までプールでぼーっとする訳です。
で、チェックアウトしたら昼飯を食べに出て、昼から開いているバーで軽く一杯やって時間をつぶす訳であります。
で、飛行機は午後6時なんで4時には空港へ行きまして、ラウンジで無料の酒と飯を食べながらぼーっとする予定であります。
で、午後8時に台湾は桃園空港に着いて、最後の夜なので少し小洒落たバーに行って軽く飲んでホテルに行くつもりであります。
いや、翌日の飛行機は午後2時過ぎなのでここものんびりであります。
ホテルの近所のコンビニで朝飯を買って食べ、10時のチェックアウトまで居座り、地下街など冷やかしながら台北駅から桃園空港へ行き、お決まりの饅頭屋で土産らしきものを買って、また座席の狭いLCCで仙台へ戻るのであります。
どーですか、何かが起こりそうな予感の全く無い旅行だと思いませんか。
たぶん、ここに書いた行動予定からほとんど逸脱せずにこの旅行は終わる筈であります。
そこで思う訳です・・・若い頃ならいざ知らず、何しに行くんだ、と。
ムフフな事やウフフな事が起こる余地の無いLCC乗り継ぎの弾丸旅行に何を求めているんだお前はと、自分に問うてみる訳であります。
いや、答えは十分知っているんであります。
それは、過去の残像を見に行くのであります。
戻れない過去ならばせめて名残だけ、残り香だけでも・・・なんちゃって。
「定住漂白」は知らなかったので検索をかけたら、面白い言葉なんですね。
芭蕉が云々と出てましたから俳句をする人には当たり前なのかもしれませんが、良い言葉を教えていただきました。
そして「即吟である必要はなく」にも頷きました{YES}。
「定住漂泊」という便利な言葉もありますが、
やはり実際非日常に身をおくと
リフレッシュして、
視点も変わってきますよね。
即吟である必要はなく、
そういう過去の記憶を再生しつつ、
Oyaziさまにおかれましても、
多作多捨、色々試行錯誤しながら
俳句でも短歌でも作品ができてきたら、
ぜひ「We」に参加してくださいね。
待っています~。
お別れのことばではありませんが(笑)