2300円の晩飯

2300円の晩飯は高いのか安いのか・・・価値観と言うか、視点の違いなんで安いも高いも無いんですけどね。

下の飯屋が激混みだったんで、高いと知りつつ、向かいのインド飯屋に言った訳です。
で、前回懲りたはずのタンドリーチキンをまた、喰いました。

いや、客引きのあいつに「この前の半生だし、言ってるほど美味くねぇし」と言ってやったら、前回、ホントは一人前四個なんだが、この前、５個付けただろう？　今日は、死んだ気で六個付けるから喰ってみろよ、と、誘う訳です。

いや、他に行くったって、少しリッチなレストランで一人って、寂しいを通り越してみっともないに成っちまうし・・・意外とリゾートで一人って、厄介なんでスゼェ・・・いや、ホントに。

で、まっ、知らない仲じゃないし・・・味の元・山本山とかバカ言うんで、こんにちは・こんばんは・ありがとう・さようなら・・・を教えた手前、一人も客の居ないインド飯屋に行った訳です。


これに大瓶のビールを二本です　ライス　喰えませんでした


これが例のナンなんですが・・・絶品です


いや、ナンに付けて喰ったら薄味野菜カレー・これも激ウマ

いや、喰い方を知らなかったと言いますか・・・ライスなんか喰ってないでガーリックナンを喰えよ、絶対に美味いんだから、と、客引きが言うんで、それをたのんでみた。

いや、米など喰ってる場合じゃなくてナンを喰え、と言われて、ンじゃぁナンを喰うわ、となったら、状況から言ってライスは自然消滅してるんじゃないかと思ったら、しっかりと出て来た・・・まっ、銭金の問題じゃない、事も無くて、90円だし、目くじら立てるもんじゃないよな・・・と、言うか・・・インド人相手に下手な英語で交渉したって25秒で言い負かされるのに決まってるんで黙っときました。

いや、タンドリーチキン・・・前回と味が全然違いました。
まず、なんと申しましても、火が通ってましたからね・・・一安心です。

で、塩加減が良くて、こんがり・カリッとして・・・しかも、ホントに六個くれたもんで、結構なボリュームでした。

で、ナンなんですが・・・薄力粉ではないです・・・いわゆる、うどん粉ですか？　それで焼かれているんですが、パリっでもなく、モチっ、でもなく・・・何ナンダベネっ？あの食感は？　美味いんですわぁ～・・・塩味とガーリックの風味で、噛み締めるとほのかな甘み・・・ただ喰っても美味い。

おおっと、その前に、ビールのつまみに、ネパールで喰ったあの、油揚げせんべい・・・名前忘れた・・・アレ、をビールのアテに出してくれた訳です・・・もぉ～・・・心遣いが憎いったら、ギッチョンチョンでパイのパイのパイって感じです。

で、ナンをそのまま喰ったって十分なんですが、前回喰って味が薄いとか文句垂れた、ヨーグルトと野菜のカレーにナンを漬けて食べたら・・・これは、また、なんと申しましょうか、まっ、早い話が美味いんですわぁ～。

と、言う事で、インド飯屋・・・見直しましたの巻きでありました。