ミンダナオ 大災害かぁ!!

おっさんの心の故郷、人生の汚点であるフィリピンで惨事が起きている。

フィリピン台風の死者500人に、1日で1カ月分の降水量

フィリピンのミンダナオ島で台風に因る災害がおきているんだそうで、心痛い。
カガヤン・ディオロと言うのは貧しい所で・・・まっ、フィリピン中が貧乏の固まりみたいなもんなんだけれども、ミンダナオは色々あってもう一段貧乏度が凄い。

おっさんのディナガット・体験記

で、フィリピンでは少し大雨が振るとやたらと土砂崩れで人が死ぬ訳です。
5年程前にはレイテ島で村が二つとも土砂に埋まったというのも有りました。
これの原因は大雨だという事になっていますけれども、原因はそればかりでは有りません。
山の木を全部切っちまったんので大した雨じゃなくても土砂が流れ出すのです。
そしてそれは土砂崩れだけの問題ではなく、絶え間なく土砂が流れ込む川は茶色に濁り生物が絶滅、なんて地域も有るのです。
上記のリンクはおっさんがフィリピンの環境調査でミンダナオ方面の島へ出向いたときのおもしろ探検記ですが、其の時に死んだ川にも潜っています。

旧い話なんですけれども、若王子さんの誘拐というのは記憶に有りませんか？
ミンダナオ島で誘拐された日本人の商社の人で、暫く経って解放されているんですけれども、現地では大金が動いたと真しやかに噂が流れました。

で、フィリピンの山の木は主にラワンなんですけれども、殆ど全部切り倒されて日本に輸出されちまっている訳です。
切り出した後は禿げ山で放置されているのがほとんどでして、だから土砂崩れが起きる訳です。

セブの街で飲み屋とか置屋に居る女性の出身地を訪ねると、この度の被災地のカガヤン・ディオロと答える人はとても多い訳です。
取り敢えず高校を出ているんで割とマトモな英語を話すし計算なんかもしっかりできるので普通の仕事に就けば良いのにと思うのは事情を知らない勝手な見方であります。
街にも村にも仕事が無いんであります。
いや、食堂の給仕とか、雑貨屋の店員とか、バナナ売りとかそう言う仕事は有りますけれども、大した稼ぎにはなりませんで、下の兄弟を学校に行かせる為にお姉ちゃんは覚悟を決めて・・・まっ、言う程ではなく、割とあっけらかーんとしているんですけれどもね・・・大都会へ出てくる訳であります。

まっ、その後の仕事の内容を詳しく書くのは憚られますので止めときますけど、まっ、そう言う仕事に就くのが手っ取り早い訳です。

ああ、知ったかぶりしててキトーな事を書いちまいました、かなっ？

ＴＰＰ　米国の狙いはやっぱり２６７兆円の郵貯マネー

やっぱしなぁ・・・おっさんはTPPの話を聞いたときからまず先に手を突っ込む現金はナンだろう考えて、郵貯の金だよなぁ、まっ、それからだろうなぁ、と直感で思ったんだ。
いや、ここのブログにも書いたと思うんだけど・・・。
ホントーに困っているんだねアメリカも、さっ。