発表から楽しみに待っていた、米HASBRO社、GIジョーのサイクルアーマー。
しかし流通が特殊だったのか、確かに発売されているのに
製品が全然出回らなかったり(米国内販売が遅かった?)して
当初はなかなか手に入らなくて焦りました。
最近は安定してきた模様。
国内外含めても、久々の新作バイク可変アーマー(いわゆるモスピーダ系)。
G.I.ジョーには、バイクは多く出ているものの、
バイク可変、それもロボとかアーマーになると
不思議なくらいありません。
レッドバンシーくらい?
http://blog.goo.ne.jp/0727yuki/e/9fe923507c6401edffdcae877f385718
G.I.ジョーのリアルな世界観とは
合わないとの判断からかもしれませんが、残念なことです。
しかし! 映画でアクセラレータースーツとか出てしまった今なら怖くない!
という事なのか、満を持しての登場です。
パッケージは、展開するとジオラマとして使用できます。
■アーマー形態
バイクをアーマーとして装着した形態。
これ、どこのダークモスピー……げふんげふん
しかし、かなり現代的でかっこいいデザインです。
問題は、股関節が弱く、足首が可動しないのも手伝って
立たせようとしてもすぐ股裂きになってしまったり
背面に反ってしまう事。
この形態で飾るには、スタンド必須です。
(写真ではバンダイの魂ステージACT4を使用。もちろん別売り)
このもどかしさはあれだ、アムドライバー初期と同じだ。
バイクを一度ばらばらにして組み替えるところも、なんかアムドラ的。
背中のタイヤは、写真では上を向いていますが
説明書だと、上下逆に取り付けられているカットもあって
どちらが正しいのかよく分かりません。
アメトイにはよくあることよね。
好きな方を選択、って事で
■バイク形態
バイク形態。
ドゥカティ的に、フロントが低い、大型バイクっぽいデザインです。
搭乗にあたり、素体の肘は、最初曲がらないのかと思うくらい固かったですが
曲がる方向を見極めて、ゆっくり馴らすとちゃんと可動します。
変な方向に曲げると折れちゃいそうなので、腕のアーマーを
外してやると分かりやすいです。
■ASHIKOさん
こちらが装着者兼ライダーであるASHIKOさん。
アシコ……さん……?
男なのか女なのか実はよく知りません。
日本人の忍者と言う設定。
相変わらずG.I.ジョー世界の忍者はおかしい。
バイク可変アーマーなんてキワモノを考えるのは日本人くらい、ってことでしょうか(ぉ
ヘルメットは脱がす事が出来ます。
G.I.ジョーらしく、武器はこれでもかと言うくらい付属。
背中の剣もちゃんと抜く事が出来ます。
■変形開始
それでは、バイク→サイクルアーマーへ変形の説明に入ります。
まず、写真のようにバイクを前部、タンク、後部シート、車体下部に四分割。
さらに前部以外は左右に割っていきます。
フロントの左右から、機銃ユニットを取り外します。
■分割状態
こんな感じにバラバラにします。
車体下部はまっすぐに伸ばすと、そのまま足アーマーになります。
タンクを左右に開くと、中からバックパック(黄色い軟質樹脂ベルトがついてるパーツ)が出てきます。
必要なパーツが、機体の外に取り付けられているのではなく
機体の中に入っているギミックは珍しい。
■各パーツの組み立て
左右に分割したシートと、機銃ユニットを組み合わせて
腕アーマーを作ります(左)
フロント、バックパック、分割したタンク、タイヤも
写真のように組み上げて、上半身のアーマーが完成です。
■装着
腕アーマーをジョイント穴に取り付けます。
背中にバックアップの突起を挿し、軟質ベルトから頭を通して
フロントアーマーを胸のジョイントに接続すると装着完了。
■サイクルアーマー
かなり日本ウケしそうなデザインですが、国内販売の可能性はないのかな。
映画第二弾が公開されれば、あるいは……
書き忘れていましたが、このシリーズは
『THE PURSUIT OF COBRA』
G.I.ジョーは数が多すぎて、シリーズ名で検索しないと
なかなか見つからなかったりしますよね。
これが売れて、G.I.ジョーにもパワードスーツとかロボットなんかが
もっと発売される事を祈りつつ。