明日は、日本海で発達する低気圧の前面で南風が入って気温は多少上昇してきます。
しかし、このことが明日夜に通過する寒冷前線付近での大気の状態をより不安定にさせ
るのです。庄内など沿岸地方を中心に、雷・突風・竜巻・雹・あられなど激しい気象現
象現 が発生する可能性が大きくなってきます。
22日朝09時の予想地上天気図。
23日朝09時の予想地上天気図。
ここで、ふと気になることが…。
6年前(平成17年)の羽越線事故は12月25日の夜7時過ぎでした。
このときの天気図や気象概況が公開されていますが、明日22日から明後日にかけての
気象状況に多少似ているように見えます・・・。
24時間で24hPa以上急激に発達する低気圧を爆弾低気圧と言ったりしますが、どちらの
例でもこれに近い低気圧の急発達があり、海水温が比較的まだ高い時期に、上空には強
い寒気が存在し、強い上昇気流を生む可能性の高い場で、下層の回転する流れ(沿岸の
湾曲地形でも良い)や渦とカップリングすれば十分に(竜巻も)あり得る事だと思います。
その後も暫く26日頃までは強い寒気は居座りそうで、突風・大雪・路面凍結・地吹雪によ
る事故には本当に気をつけてくださいね・・・。
「天気は先を考えて(予測して)行動する」というのは、単身赴任者の基本です!!
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