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「自由・民主・信仰」を抑圧する中国、北朝鮮(前編)

2021年08月18日 | 外国
(中国共産党による支配は、日本で言えば「江戸時代」)
ちなみに、中国のなかで共産党員が占めている割合は、基本的には、おそらく、日本の江戸時代に武士階級が占めていた割合と同じぐらいだと思います。一割には足りない、およそ数パーセントの人々がエリートとして、ほかの国民を指導している状況だと思うのです。

その意味では、「進歩している」というよりは、日本で言うと、むしろ「江戸時代のような状況に近い」と言えるのではないでしょうか。

さらに恐ろしいことに、今、技術的なものが非常に進んできており、中華人民共和国では、「顔認証システム」といって、人の顔の形や目の形、あるいは、目の虹彩(こうさい:虹彩認証)等を指紋代わりに使っています。いろいろなところに監視カメラがあり、それに映れば、「AI」を使って、ほんの短い時間に「誰がどこにいるのか」を確認できるようになっているのです。

例えば、彼らから見れば「テロ犯人」と思うような人たちが、四人ほどディスコで踊っているとしましょう。そのような映像が監視カメラに映ったら、AIがそれを分析して、「あそこに怪しい人たちがいる」ということで、警官が急行して逮捕できるようになっているのです。

これが14億人に対してできるというのは、ある意味では恐ろしいことです。そのようなことは、過去にはできなかったのですが、今は、それができるようになっています。

つまり、中国においては、「スマホやケータイ等が、決して自由の担保にはなっていない」という状況なのです。
これについては、言うことがたくさんありますが、過去にも多く語っているので、ここではそれ以上のことは言いません。

今、必要なのは、「台湾の価値を認めてあげること」です。日本には、彼らを後押しできる政党がないので、「どういう国家が望ましいか」をはっきりと指摘して、「望ましい国家の考え方が広がっていくことが、世界を幸福にする」ということを言うべきです。

「国民が弾圧されているような国家がその勢力を広げるのは、望ましいことではない」と考えています。

---owari---
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