現在の北朝鮮は非核化を待ちだしたので、一段落したかたちになっているが、しかし、まだ先は見えない。
今日のお話は10年ぐらい前の例であるが、これから先にも通じると思われるので、お伝えします。
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イラクはさておき、北朝鮮の核開発問題や拉致問題は、結局日本の問題である。
そう思えば、アメリカにお伺いを立てるといった発想自体がおかしい。
日本人に「知」や「情」はあるが、 . . . 本文を読む
今の日本にとって現実として一番の脅威は北朝鮮である。
かねてより、「日本単独で対処できる」と言ってきたが、なかなか賛成してもらえない。
日本の「意」が弱っている好例だから、ここで詳しく述べておこう。
小泉元首相がイラク攻撃において、アメリカを支持すると言ったときの理由は「日本に火急のことがあった場合、助けてくれる国はアメリカしかないではないか」ということだったが、火急とは北朝 . . . 本文を読む
以前、アメリカ人が「ビミョー(微妙)」などと言い出したお話を紹介しました。「ソコハ微妙デスネ」と言うアメリカ人がいる。「微妙」という日本語でないと、自分の言いたいことが英語では言えないというのである。
あるいはアメリカ人はイノベーションが大好きだったが、ちかごろは「イノベーションではない、カイゼンだ」と、改善という日本語を使う人が出てきた。成功したある社長は、「自分が成功した理由 . . . 本文を読む
(志が高い人は、謙虚にならざるをえない)
「謙虚さ」といっても、基本的には、やはり、「志の高さ」だと思います。志が高い人は、謙虚にならざるをえないのです。すぐに“天井”に頭が当るような人は、志が低いので、すぐに慢心するでしょう。
例えば、普段は謙虚な田舎の人でも、気をつけないと、ちょっとした成功ですぐにグーッと出来上がる傾向のある人がいます。普段は、「謙 . . . 本文を読む
(コツコツした努力が道を開く)
「突破口となったベンジャミン・フランクリンの言葉」
学生時代に劣等感のかたまりのようになった方もおられると思います。「そこから突破する方法はないか」と思い、苦しんだ結果、やはり、「ある程度、本を読んで、中身を詰めることだ」と思ったのです。
そのときに、「空の袋は立たない」という言葉を学びました。これは、ベンジャミン・フランクリンの言葉です。つま . . . 本文を読む