新・小径あるけば

新しい「小径あるけば」です。小径が興味のあること日々感じたこと考えたことなどをつづります。こちらでもどうぞよろしく。

ファンではなく「推し」

2021年02月13日 19時18分43秒 | 

面白くて一気に読んでしまいました(^o^)

最近GLAYのファンを「GLAYファン」から「GLAYER(グレイヤー)」と言うようになっていて

これにはあまり乗ることはできなかったのですが

やはり多勢に無勢で、今では自分でも「GLAYER」でいいかなと思うようになりました。

でもGLAYのメンバーことを「推し」だと思ったことはなかったのですが

今回この本を読んで自認しました。

私はちゃんとした「オタク」なのだと(笑)

オタクは好きな俳優なりミュージシャンなりアイドルなりのことを「推し」と呼ぶのです。

つまり、ただ好きなでけではなくて、世の中に「この人が最高なのですよ!いかがですか!?」と

推薦しているのです。

この著者は男性ですが男性イケメン俳優のオタクなのです。

この「オタク」の心理を事細かに分析して解説してくれています。

出だしのほうは「そう、そう、そうなのよ」とうなずく事ばかり。

でも、途中からは「ここまではないかもしれないなぁ~」と思える沼状況が書いてあります。

この著者は生粋のオタクのようです。

そして誰かを「推してる」状態を「沼に落ちる」というのです。

この「沼」という表現、誰が最初に使ったのかしりませんが

とってもよく言い表していますね。

確かにちょっとやそっとでは這い上がることのできない「沼」に入った状態になるのですから。

でもね、その「嵌まってる」状態はいやなのではなくて

とってもとっても幸せなのです。

ずーっと、ずーっと浸かっていたい温泉のような沼ですね。

まあ、私も考えてみたら12歳でビートルズの沼に落ちて以来

ずっと誰かの沼にいました。

それがはっきりわかったのが22年前にGLAY沼に落ちたときからです。

つまり私は

*グレオタ(GLAYオタク)

*ヒサオタ(その中でもHISASHIオタク)

であり、

*ふなオタ(ふなっしーオタク)

そして今回加わったのが

*風オタ(藤井風オタク)です。

とくにふなっしーが好きだと言うと誰もが「意味がわからない」という顔をします。

ものごと表面だけを見ていても生きて行くことはできます。

だけど、ひとたびその扉を開けて中に入ってみると

そこには外からでは見ることができない世界が広がっていることが多いのです。

深く突き進んで行くと、見たことのない面白い世界があるのです。

この著者が最後の方で書いています。

「オタクとは、自分のハートに自分で火をつけられる人」

「人生100年時代。気が遠くなるくらい長い人生を

できるだけエキサイトして生きるには

ちゃんと自分の中に着火剤が必要なのです」と。

私もオタクでいる幸せを噛みしめて今日も生きています。

 

 

 

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