小学生の時に初めてバービー人形が売り出されました。
確か5年生くらいだから1963年くらいだと思います。
その美しさに衝撃すら受けた私は喉から手が出るほど欲しかったのです。
友達も結構持っていて、その子たちはお互いの家を行ったり来たりして
バービーで遊んでしましたが私は仲間にはなれませんでした。
母が「もう着せ替え人形で遊ぶ歳じゃないでしょう?」と言って
うちでは買って貰えなかったからです。
あのときで一体が1000円だったのを覚えています。
それで私がお小遣いを貯めてやっと手に入れたのは中学生になってからでした。
念願かなったのはいいのですが、中学生になってバービーで遊んでいる人はもういなかったです。
そんな中たった一人だけ友達をみつけ
二人でこっそりと連日お互いの家で着せ替え遊びをしていました。
本当は売っている服やバッグや帽子や鬘や靴などが欲しかったのですけど、買って貰えるわけもなく、
私は一生懸命に工夫して編み物や縫い物で服を作りました。
細かい手仕事は大好きだったので
母から端キレをもらい、リボンなどで切ったり縫ったり結んだりと
大きな箱一杯に服を作っていました。
本当に楽しかったのですが、
それでも近所の玩具屋さんのショーウインドウに飾ってあるバービーの沢山の衣装には
ガラスにへばりついて飽きることもなく長時間見ていました。
本当に、心から、喉から手が出るほど欲しかったなぁ~~~。
ということですが、娘に買い与える時代にはりかちゃんかジェニーちゃんしかありませんでした。
ジェニーはバービーの日本版だったのですけど
顔が全く違っていて、私の眼には可愛くはあっても「美しい!」とは思えませんでした。
最近ふと思い付いて検索してみたら、こんな本に行き当たりました。
50年の時を超えて記憶がよみがえりました。
この表紙のバービーです。
この顔が好きなのです。
初めて目にしたときの衝撃がよみがえります。
私の人形のこの初代のとは少し顔が違っています。
その人形は今も実家の天袋で眠っていると思うので
今度行ったら探してみようと思います。
これは少し後のバージョンです。
でも、素敵でしょう?
このフォルムとコスチュームと色合いが!!
洗練されたファッショナブルさに見とれます。
62歳になって今、夜な夜なこの本の画像を眺めてはため息をついてます(笑)
本当に綺麗☆
胸がときめいてしまします。
今から思えば断然バービーの方がお洒落なんだけど...(*^o^*)
リカちゃんハウスに憧れたけれど買ってもらえなくて、ダンボール箱に仕切りを付けて手作りしていました。
ベッドや家具も紙箱に布を貼ったりして作ってたなぁ。
もちろんお洋服も小径さんと同じように端切れをもらって作りました。
楽しかったですよね~♪
娘たちはジェニーちゃんでした。
この本の表紙のバービー、今見てもハイセンスですね~(^_-)-☆
私はやはりこのバービーの体型と顔が好きなのです。
自分にない物への憧れかしらね?
すらりと伸びた足、くびれたウエストと大きすぎないけど飛び出た胸(笑)
そして、何といってもこの目です。横目でしょう?これがたまらない魅力でした。
Tomi* さんは私より年下ですけど、まだまだ日本がそれほど豊でなかったころだったから、リカちゃんハウスは高値の花でしたのでしょうね。
私は持って無かったです。
欲しいと思ったのは高校くらいの時。
自分で洋服を作るようになって、その影響かな?
子供の頃はね。カール人形で遊んでました。
知ってる?
多分着せ替え人形のはしり。
寝かせたり、起こしたりするとパッチリおめめが閉じたり開いたりしました。
私のときはミルクのみ人形で目は開いたり閉じたりしていました。
だけどバービーはこれらの人形と一線を画す画期的な人形でした。だって体型も顔も大人なんですから。そこが素敵だったのです。