裏ユキヒロック

ロックとバイクとラーメンが大好きだ。

タイムトラベル 2023 秋 IN 浜松(静岡)その2

2023年11月15日 | ひとりごと・日記

タイムトラベル2023 秋 IN浜松 その1の続き。

絶賛! 二日酔いスタートの二日目。 

「二泊三日ならぬ、二吐く三日やないかーい!」(上手い!けど具合悪い!)

でも、ホテルの朝食がバイキングですので、『二日酔いのカリブの海賊』になりきって、きっちりといただきました。(写真なし)

二俣城(ふたまたじょう)跡。現在、城址には天守台・石垣・土塁などが残っています。

二俣城は武田信玄・勝頼親子と徳川家康がこの城を巡って激しい攻防を繰り広げた『二俣城の戦い』は三方ヶ原の戦いの前哨戦となった合戦。

天竜川と二俣川に挟まれた強固な山城を攻めるにあたり、武田信玄は、川に櫓(やぐら)を建てて城内に水を汲んでるのを見て、天竜川上流から筏(いかだ)を流して、その井戸櫓の脚柱を破壊し、水の手を絶ったことで開城させた話が有名です。

その井戸櫓(やぐら)が復元されてる清瀧寺に移動します。

更に清瀧寺は徳川家康の長男(嫡男)松平信康のお墓がある菩提寺。

家康が建てさせたそうです。

その後、信康の母、家康の最初の妻である築山殿(つきやまどの・瀬名姫)も自刃されてます。(どうする家康では、有村架純さんが演じられてましたね。)

ジャジャーン♪ これが噂の「井戸櫓」を再現したもの。

山の上に水を汲むのに考えたんでしょうが、これが致命傷になったのは皮肉。

 

実は、この清瀧寺にもう一人歴史的人物が関係してました。HONDAの創業者「本田宗一郎」さんの出身地で、このお寺の鐘をお昼時間より早く鳴らして、まんまと早弁(はやべん)に成功したエピソードが書いてありました。

お寺の隣には『本田宗一郎ものづくり伝承館』ってのが建っていました。(中に入っていませんが、バイクが沢山展示されてたみたいです。)

流れるように次は、『三方原古戦場』へ移動。

99%の人は、この石碑を見て帰るそうですが、実はこの近くにスンゲーのがあります。(近いとは言え、徒歩だとキツイです、車移動です。)

残り1%しか訪れないであろう坂が現存しています。

「見よ! 99%の人々よ! これが! 1%の祝田(ほうだ)の坂じゃ!」

住宅街の中に、まさかこんな坂が隠れていようとは!! 雰囲気あり過ぎ あり過ぎ君です!

三方ヶ原の戦いは、若き日の家康が、武田信玄に人生最大ともいわれる大敗北を喫した合戦です。

家康は、武田軍が三方原の台地から祝田の坂を下ったところを背後から急襲するつもりでしたが、夕方に三方原につくと、信玄は坂を下らずに台地に『魚鱗の陣』を構えて待っていました。

家康公は『鶴翼の陣』を敷き、合戦となりましたが、不意を突かれ、不利な形での開戦を余儀なくされた徳川軍は総崩れ。多くの重臣を失い、家康公自身も何度も討死しそうになりながら敗走し、夜陰に乗じてなんとか浜松城に辿り着きました。

この大敗は、伊賀越えと並び、家康公の人生における危機といわれています。

どんな形か? ネーミングだけでしか想像できませんが目を閉じれば、対峙する武田軍の『魚鱗の陣』VS 家康軍『鶴翼の陣』。

勇壮ではありますが、でも結局は殺し合いの戦いなんですからね。

そんな合戦に思いを馳せながら歩くと怖いくらいリアリティが沸きます。

気分を変えてラ〜ンチング・タ〜イム。

「静岡に行ったら、絶対食べたいMyランキング第一位!」

『さわやか』のハンバーグ! 

数年前に両親を連れて静岡旅行に来た時に食べ損ねて以来…夢にまで出てきたハンバーグ! 食べたい! 食べたい!

13時を過ぎてましたが、駐車場には警備員さん二人も立ってて誘導するくらい混んでます。

お店の中に入って待ち時間を確認すると90分待ち。 

されとて、90分待って座れたとして、そこからハンバーグ出てきて食べ終わることを考えますと、、、日が暮れますね。

半日潰す気で臨まないと食べられないハンバーグ。 これはこれだけの為の日程を組まないと新潟からは難しいですね。

爽やかに、、、諦めました。

近くで「早くて!安い!でも、地元ならでは…」なB級グルメを検索しますと… 

静岡でなく名古屋名物になりますが「スガキヤ」のラーメンが出てきました。パチンコ店と併設されたお店のようです。景品交換所の前にありました。(;^_^A 

あの先割れスプーンの進化系のような「ラーメンフォーク」でいただく、豚骨スープのフードコート・ラーメン。

東海地区という事で大目にみてね。 しかも、スガキヤでなく少し高級路線の「寿がきや」でした。

たぶん、普通の『スガキヤ』とは味が違うんだと思います。ラーメンフォークも付いてきません。

「お箸でいただくスガキヤなんて…クリープを入れ過ぎたコーヒーみたい。」

正直申しまして…高級路線なんか要らんかったん、だがや!

でも、まー、片鱗は味わえたことにして、お慰みを。

若干の傷心気分で訪れたのは、これまた哀しい場所へ。

佐鳴湖にある、築山御前上陸終焉の地。家康から浜松城へ来るように言われた築山御前(瀬名姫)が、この佐鳴湖の藪に降ろされ殺されたそうです。

いかにも寂しそうな雰囲気なんですよ。

大河ドラマ『どうする家康』では、有村架純さんの最後のシーンの顔が浮かびました。

そこから、『龍潭寺(りょうたんじ)』へ移動。

NHK大河ドラマ『おんな城主 直虎』で、舞台となったお寺で庭園が有名みたいです。

どうする家康では、家臣団に助けられてきた様子が描かれてますが、赤備えの美男子、井伊の赤鬼!井伊直政の菩提寺「龍潭寺」。

確かに庭園は、、、、「ていえん(大変)きれいでした。」(駄洒落です。)

寺から徒歩3分ほどのところに、大河ドラマ「おんな城主 直虎」にも出てきた、

井戸も現存してましたので、、、移動(井戸)しました。(駄洒落です。part2)

次は『犀ヶ崖古戦場(さいががけのたたかい)』。

要約:「犀ヶ崖の戦い」は、元亀3年(1572年)12月、三方原の戦いで武田信玄に大敗した徳川家康が、浜松城に逃げ帰る途中、浜松城の北西約2kmにある犀ヶ崖付近で野営していた武田勢を急襲した戦いです。「犀ヶ崖の戦い」は、徳川家康が崖に布の橋をかけて武田信玄に報いた戦いです。現在の「布橋」という地名もこの伝説からつけられています。

実はこの場所は心霊スポットになってるようで、夜な夜なうめき声や馬の鳴き声が聞こえるそうで、供養祭みたいなのをされてるようですよ。(怖)

また、本多(平八郎)忠勝の叔父で武術を教えた『本多忠真』も奉られていました。

本多忠真は、三方原の戦いで武田軍に大敗した徳川軍にあって、撤退に際し殿(しんがり)を買って出ました。
道の左右に旗指物を突き刺し、「ここから後ろへは一歩も引かぬ」と言って、武田勢の中に刀一本で斬り込み、39歳をもってこの地で討ち死にしたと伝えられています。

つまり、、、まさに「命(崖)がけ」の任務だったんでしょうね。

犀ヶ崖の正確な位置は特定に至らず、この辺りではないかとのこと。(そうなると、うめき声とかの話は眉唾ですよね)

でも、そう思ってみると、そう見えちゃう崖でした。

そうこうしてるうちに日は暮れて、二日目の打ち上げになります。

二日目の浜松の夜も、あちらこちらに「No,予約 No,入店」で断られて、昨日のお店にリターンズ。

「大根おろしシラス」を頼んだら、シラスは一人前分しか残っておらず、私はナメ茸で代用された「大根おろしナメ茸」という、急遽、裏メニューになりました。(;^_^A

まー、ニ夜連続だから、もう常連で良いっすよね?

チョリソー。(強そう)チョリッソー!(言い方!)

麻婆豆腐。

ミニサイズのとん平焼き。 ミニとん。

「やっぱり、フライドポテトは浜松にかぎる!」(落語の目黒のさんま

 

今回は、シャリキン(キンミヤを凍らせて、ホッピーの氷代わりに入れる飲み物 氷が溶けて薄まるようなことがないので危険な飲み物ではあります。)で統一したので、前日のような日本酒とちゃんぽんじゃないので二日酔いは無し。(^^ゞ

やはり、日本酒が重いんですね。

3日目の朝も快調に朝食バイキング♪ 今度は二日酔いじゃないからカメラ撮影できました。

とは言え、1日目とほとんど変わりなし。

ライスも味噌汁も食べ放題ですが、何度も盛りに行くのが面倒なんで、いつも「まんが日本昔ばなし」盛りです。

帰り道は、せっかく天気も良く、時間もあるのでなるべく高速道を使わずに、した道で帰ることに。

浜松のホテルをチェックアウトしたのが午前10時。

行きと同じく、なかなかのワインディング・ロードをぐるぐると奥三河を経由し、

ランチタイムは長野にINした13時過ぎ。

日帰り温泉施設(ひまわりの湯)&温泉プール?

ウォータースライダーまであるようですが、大きな「道の駅 信州平谷(ひらや)」です。

本長篠を走っていた昔の車両も展示されてました。

道の駅の中ではなく、お隣に建つ食堂『十郎太』。おそらく、民間の経営だと思われます。

定食がメインのようです。

信州長野と言えば、ソースカツ丼。福井県のソースカツ丼でして、福島に似てるのかなぁ~って印象でした。

てか、1日目もそう思って頼んだら、甘い田楽味噌が掛かってて驚きました。

「違う、違う、そうじゃ、そうじゃな~い♪」感たっぷりでしたので、帰り道にこそリベンジです!

お! 良さげ! しかも、大盛り無料でした。 大盛りの食券買ったらわざわざ払い戻してくれましたよ。 

良いお店♪

「ジャジャーン♪ 長野 信州名物の~ ソースカツ丼~!」

「市販のソースやないかーい!」(^^ゞ

「えー、お手を煩わせない為に、最初からブルドッグとんかつソースを掛けておきましたから!」

じゃねーかー!!!! 

…下のキャベツは美味しかったような気がします。(笑)

高速道では味わえない、長野の中央アルプスの山々を眺めながら松本市まで、した道とことこ。

毎日、こんな風景を見てるだけで、心も大らかになるのではないでしょうか? 

逆に、自分がちっぽけな存在に感じてしまうのかなぁ~♪ 

休憩で寄った長野県上伊那郡飯島町の「道の駅 花の里いいじま」で買った、お土産のリンゴが美味しかったです。

ずっと運転していただいていたので、助手席から日本アルプスを激写!!

流れ撮りしていたら、偶然に凄い写真が撮れてました。

ご覧ください!

「リアル! カヴァーデイル・ペイジ じゃねーかー!!!」

ええ、わかる人だけで構いません。(^^ゞ

松本到着は5時半過ぎてたと思います。そこから高速で2時間半。新潟到着は夜の8時過ぎでしたが、お陰様で事故なく、大きな渋滞にもハマらずに行けて良かったです。

…という事で、今回のタイムトラベル 2023 秋 IN 浜松(静岡)

旅のすべてを企画していただき、往復の運転をしていただいた先輩に感謝です。また、病院での検査・手術予定で5月のG.Wに行くはずだった企画をこうやってリベンジしていただけたこと、本当にありがとうございました。

「生きてて良かった~♪ 元気で良かった~♪」ッス。

行程も完璧で「どうする?」なんて悩んでる時間など1ミリもなく、徳川(松平)家康公のヒストリーが2023年の現代でも感じられたような旅でした。

タイムトラベル…やはり、その場所に行って立つことが大事で、触ったり歩いたりすることで、時間を超えられるような感覚になれます。

さわやかのハンバーグ以外は大満足でしたので、次回は必ずや食したい! 

「待ってろ! さわやかハンバーグ!」

奥三河の林道(県道なんですけど)を今度はバイクで走ってみたいという欲も出ましたので、次回はオートバイで浜松・名古屋を堪能してみたいです。

「待ってろ! あんかけスパゲッティ!」

急に!…ですが、、、愛知なら、あんかけスパが絶対イイよ!って、愛知出身の方に教えてもらったもので、、、そしてスガキヤもラーメン・フォークで食べたいがや! 

…そして、浜松の鰻は何処へ?!(しまったー! 完全に忘れてたー!)

次回、「どうする蒲焼」。

〜終劇〜