大人の勉強&フリーランス生活

働きながら通信制大学卒業、大学院の修士、博士課程を修了し、博士号を取得しました。

短大受験の頃を思い出す

2013年03月08日 | 社会人大学・大学院
受験体験記を書いていたら、

短大を受験した頃を思い出しました。

思えば大学は通信制で編入試験はなかったので

進学のための受験は

短大受験以来だったのです。


当時、私の高校は短大か専門学校に進学する人が多く

明確にやりたいことが無かった私は、

親の薦めもあり、短大を目指していました。


大学受験は考えてませんでした。

学力的な問題、金銭的な問題。

それから女性は短大を出てある程度大きな会社に入って、

そこで結婚相手を見つける、

それが幸せなんだっ

なんてことを本気で考えていたんです…


っと、まぁそんなわけで、

短大志望。

目指す学科は二転三転し、

結局英文科へ。

これは叔母の言葉が大きく響きました。

国文科を出ていた叔母曰く

「せっかく大学出たけど、つぶしがきかない。これからは英語だよ」

ということ。

ふむふむ…

そういえば、バイリンガルとか流行っているし
(時代がわかってしまいますが

英語ができたらカッコ良さそう~~っ

ということで、決めたのでした。

何とも安易ですね。。。。


ところがこれが辛かったんですよ。精神的に。

大して勉強しているわけじゃないんですが、

当時は受験する人も多くて

プレッシャーも半端じゃなかったんです。

18歳にして初めて、親や学校からのプレッシャーとか
(今思えば勝手に抱えていたのですが…!)

仲良しの友達もライバルに見えたり…

色々なものを背負っている気になっていました。

あの頃は

「どうして18歳になったからと言って

受験しなくちゃいけないの?」

なんて両親に絡んでいたなぁ…

自分で決めたのにね。


でも、一方で思い出すのは

充実した時間を過ごしていた


ってことなんですよね。


私はそれまで、何かに打ち込むという経験をしたことがなかったのです。

勉強もスポーツも趣味も。


この時に初めて目標に向かってコツコツ行動する

ってことを知ったのです。


あの時の快感が忘れられなくて、

社会人になっても勉強とか資格に興味を持っているのかなぁ。


学生時代に嫌っていうほど勉強していれば

こんな風になっていなかったかもしれませんね。


とは言え、精神的に不安定でしたから、

いつも勉強に集中できていたわけではありません。

辛さとやる気が複雑に混在しているような感じでしたね…。


そんなわけで、

短大に受かった時の解放感ったらありませんでした。

何度も受験を止めてしまおうと思っていたので、

それをせず達成できたのが特に嬉しかったのです。

あの頃は人生がまだまだこれからという感じで、

一番ワクワクしていたなぁ


っと、その頃と今の自分を比べると…


長い社会人経験を経て、

厳しさを知ってしまったのか

現実的になりすぎてしまったのか、

何だか素直に喜べないのです。


でも、確実にあの頃に比べると

やりたいことが明確で、

それを何かに還元したいと

強い意識が芽生えています。


またこういう機会を与えていただいたことに

感謝しなくてはいけないな、

とも思っています。


2つの受験を比較して、

「いつまでたっても変わらないなぁ、私は…

なんて思っていたのですが、

やはり色々と変化は起きているのだなぁ

と実感したのでした。
この記事についてブログを書く
« 受験体験記 | トップ | まぁ、いいか。 »

社会人大学・大学院」カテゴリの最新記事