少々、仕事が忙しく休み明けの今週は、かなりハードな日々を送っております。(精神的に)
さて、カープとの2連戦・・・・
残念ながら、勝つことができませんでした。
2戦目、2点を先制したにもかかわらず逆転負け。
先頭打者の北條選手をはじめ、『粘り』を感じることができたのは評価していいと思いますが、
結局『取り残し』た点があったのが、目に見える部分での敗因と言えるかな????
確かに、2点を取った後、今成選手が続いていたら・・・・
次の回、高山選手に1本出ていたら・・・・と考えてしまいますね。
そう、3点目をすぐに取ってれば、福井投手はKOできていた公算が高かった。
ただ、打線はこういうものだとも言えると思います。
カープサイドから見れば・・・・
福井投手が球数を要しながら、「2点で踏ん張ったから」こその勝利といえます。
先に点を取ったときほど、守りの重要性は増します。
相手の反撃意欲をそぐぐらいの追加点があげられればいいのですが、そうは簡単にいかないものです。
私の考えは、あくまで野球は『基本守備』なんです。
「相手より1点でも多くとれれば勝利する」と考えず、「0点なら負けない」と考えます。
目的が「勝つこと」と考えるか、「負けないこと」と考えるか・・・・
打線は、相手投手の「でき」に左右されます。
3割打てれば一流ですが、守備が3割では話になりません。
打つ確率を上げるのも必要ですが、守りの失敗を減らす方が確実であると思っていますので、
『エラーはできるだけ少なく』『無駄な四球』も、『野選』もなくすことが、勝利への近道だと思います。
この2連戦だけではありません。
3連勝したドラゴンズ戦にしても、大島選手に好きなように走られました。
走られただけではなく、その次の塁も与える始末・・・・
ショートの北條選手が捕球できないだけではなく、
名手の大和選手でさえ「抜かれる」センター前ヒットを「投げる」捕手。
それらのプレーが、失点に結びついています。
これは「防げるミス」です。(3進)
打てなかったことを非難するのではなく、普通のプレーができなかったことを憂うべきです。
金本監督がいう「力の差」は打つこともありますが、私は「守りの差」だと思っています。
試合によって『乱打戦』もあるでしょう・・・・。
ノーガードの殴り合いもありますが、やはり守りです・・・・基本は。
「あそこでもう1本でていればなぁ~」という試合は、「所詮打率は3割で一流」とあきらめられますが、
「あの四球がなぁ~」とか、「あの悪送球がなぁ~」という敗戦はめちゃくちゃ後にも響きます。
先に、『目的が「勝つこと」と考えるか、「負けないこと」と考えるか・・・・』と書きましたが、
それを消極的と捉えますか?
チーム打率3割を目指す(後の7割は失敗OK)のが積極的だとは思いません。(必要なことですが)
エラーなし、盗塁阻止率100%、無駄な四球なしを目指す方が積極的だと思ってます。
打ち勝つ野球よりも、守り勝つ野球が私の好きな野球。
もし私が高校野球の監督になったら、「投手を中心にした守りのチーム」を作りたい。
選手に、その重要性を説き、理解、納得してもらって一緒に汗を流したいと思います。
すべては、「負けることが大嫌い」・・・・それだけです。
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