ぼくらの日記絵・絵心伝心 

日々の出来事や心境を絵日記風に伝えるジャーナリズム。下手な絵を媒介に、落ち着いて、考え、語ることが目的です。

チェインジ

2016年12月21日 | 日記

 米タイム誌の、12月19日の号は、年末恒例の、person of the year の特集号である。

 2016年に、世界に最も影響を与えた人物。ことしは、次期アメリカ大統領の、トランプ氏を選えらんだ。タイム誌は今年に入ってから、5回もトランプ氏の特集記事を組み、批判的な立場の論調であった。編集長の巻頭言は、いい意味でも、悪い意味でも、大きな影響を与えたが、大変難しい選択であった、のように書いている。

 それだからこそ、今回号は、従来の民主党側、また、反トランプ側だった多くの有権者が、いかに彼への投票に替えたかを個別にレポートしている。さらに、クリントンの選挙活動の不備をあげ、ただし、女性大統領への道筋は示したとの論調。

 また、大衆迎合という点で、1820~30年代の第七代大統領ジャクソン氏と類似性があり、ポピュリストとしての前例がある、との話も。

 世界的に保護主義の動きのなかで、イギリスのUE離脱の指導者の話等々・・・・幅広く中身の濃い記事である。

 これら記事は、今日、多くの人々に、チェインジを求める強い意思があるということを炙り出しているのだろう。政治のチェインジは、つまり、個人のチェインジでもある。チェインジは進歩をもたらすものだろう。

 年末を迎え、来年に向かい、僕自身チェインジを意識しなければ、と思う次第。 

 絵は、トランプタワー自宅の応接室に立つ、トランプ氏 

     2016年12月21日  岩下賢治

 

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