あなたの"かかりつけ医"とは?
今回のコロナ禍、常に話題に上がる、"かかりつけ医"とは、どの医者を指すのだろうか?
確かに、昔は、ちょっとした風邪やおなかの調子が悪い時、気軽に体調管理の相談にのってくれた医者の事である。
一世紀まで、残り四半世紀まで生きてきた私にとって、幼いころは、確かに"かかりつけ医"は存在していた。
そして、FFに入社して、後期高齢者になるまでの半世紀は、FFの健康管理センターがその役割を維持してくれた。
しかし、そのFFも、後期高齢者になって、会社の健康保険から国民健康保険に変更され、制度だけでなく受診体系も変化して、うけ辛くなってきたのが本音である。
今まで、一年に一度の人間ドックの受診の為にと、胃腸の調整に漢方を処方してもらっていたのが、このFF健セを利用してきた理由だったが、受診サイクルが、3か月に一度だったのが1ヵ月に短縮されて、かなり煩わしくなってきたのである。
でも、大病院の担当医に較べて、ちょっと身近に相談できる医者がこの担当医であった。
従って、私の"かかりつけ医"はと自問すると、このFFの医者で有ったのだ。
その医者も、来月で辞めてしまうとのことを聞いて、いよいよかかりつけ医が居なくなったとの印象が強い。
最後の受診となった昨日は、血圧について尋ねてみた。
すると、私の疑問に思っていたことに対して、実に丁寧に説明してくれた。
正に、この様な素朴な質問に、親身に答えてくれ、患者を安心させてくれるのが、"かかりつけ医"であるべきだと思っている。
さて、これからはどうするか、一から考え直す必要が出てきた。
まさか、ワクチン接種を3回受けた、松田町の小児科を"かかりつけ医"にするわけにもいかないので、困ったものである。