The letter from YOKOHAMA

Yokohamaは未来に開けた街で、新らしいものを歓迎する進取の精神が生きている、そして、ここにしかないものがある

10 あおいオトコ

2022-03-25 10:24:06 | Weblog
キンボーが、ピリカに、
 「アオイのが ねえちゃん 好きだって」
 「知ってるよ」
 「どーすんの」
 「べつに」
 「じぶんの世界にもどれなくなっちゃうよ」
 「知らないよ そんなこと」
 「・・・」
 「あたいは もてるんだよ」
 「ねえちゃん ねえちゃん ねえちゃん」
 「うん」
 「3度 よんでもヘンジがない さては オヨメに行ったかな」

 「なんかよーなの」
 「べつに」
 「ぐずぐずしていると・・・」
 「なんだい」
 「つぶすよ」
 「きゃあー」 


9 5000年のブルー星人

2022-03-25 10:05:01 | Weblog
  

 「みなさん ブルー聖人のブルブルさんに未来の話しをしてもらいます 静に聞きましょうね」

 ブルブルさん、 
 「ブルブルは長いのでブルでいいです」

 「わたしたちの世界では時間を旅行をするのが流行なのです」
 「・・・」
 「わたしは この時代が好きなのです」
 「わかった」
 キンボウが大きな声、
 「ピリカねーちゃんが好きなんだ」
 「うっうっうっー」
 「ホントのこといっちゃあダメだろう」
 ブルー人が、真っ青になった、
 「ブルブル パスパス その話しはパス」

8 ショーブ

2022-03-24 08:54:48 | Weblog
  

 石器時代の戦いの方法に「石投げ」があったのではあるまいか、ただ、証拠が残らない、石である、どこにでもある、まぎれてしまう。

 ヒカルは石投げの名人、あの赤クマと戦ったのも、この石投げ、
 「ガオー」
 立ち上がった、もろ見え、
 「なにが」
 「あれさ」
 「あれじゃあ わからない」
 「ミズタマの次は」
 「あっ わかった」
 「それだよ」
 「キン〇〇」
 「言わなくてもいいのに」

 ゴオー、すさましい直球が、
 「グシャリ」

 「カマクマになっちまった」
 「カマクマって なあに」
 「自分でかんがえなさい」
 「カニカマみたいだな」
 「なんで こんなところにカニカマがでてくるの」
 「・・・」
 「オカマクマでしょうが」

7 ほんもののオトコ

2022-03-23 08:47:00 | Weblog

 「ヒカル君は どうして あんなにおちついているの」
 「なんども死ぬようなおもいをしてきたからだよ」

 「あかい服着てふらふらしているジジイがいるだろう」
 3連のプリン食べて、
 「おれのプリン 食べただろう」
 「4連のコーヒー・ゼリーかかえているので ひとつちょうだい・・・」
 すると、
 「だれがあげるもんか
   ズルズルズルリ スルリンチョ」
 「ぜーんぶ 食べちまった」

 「そういうジジイがいる」
 「いるねえ」
 「なんにもしてこなかったんだ」
 「死ぬまで あんなだろうネ」





6 多元宇宙の旅

2022-03-22 08:52:25 | Weblog
    

 ゲンジイが、
 「もうそのくらいでいいだろう」
 「うん」
 「はなしておやり」

 「ところで ピリカは多元宇宙に行ったんだって」
 「うん ブルー星人に連れられてね」
 「どうだった」
 「つまんないの」
 「ほーう」
 「アタマがいいだけなんだ」

 「やっぱ こっちがいいや」
 「ヒカルがいるからだろう」
 「ウワーウワー」
 「どうしたんだい」
 「それを言っちゃあ おしまいだよ」

4 みずたま 〇〇たま ちたま

2022-03-20 09:05:45 | Weblog
    

  「なあに なあに そのパスしたのは なあに」
 「うるさい」
 「なあに なあに」
 「世の中には 知らなくれもいいコトがあるの」

 「ぼく 知ってるよ」
 「・・・」
 「それっ キン〇〇」 
 「ああー いっちゃった」

 ピリカがピリピリ、
 「このクソガキ」
 「よくも あたいのコーヒーを おっとコーヒーじゃあなくコーギー つぶしてくれたな」