赤グマとタネモミの交換だ、100キロを走って山の、山の畑は食い散らかされていた、
「ガオ~ ガオー」
体長が2メートル、体重250キロ、それが立った、
「食ってやるぞ」
「イケメンを食ってやる」
よせばいいのに仁王立ち、つまり、丸見え。
ヒカルの右腕がしなる、
「ゴオオオ・・・」
赤グマのタマ〇〇が「グシャリ」、
「イヤーン」
前をおさえ、うちマタて逃げていった。
「赤グマ なにをしている」
「山のお花畑で お花をつんでいました」
赤グマとタネモミの交換だ、100キロを走って山の、山の畑は食い散らかされていた、
「ガオ~ ガオー」
体長が2メートル、体重250キロ、それが立った、
「食ってやるぞ」
「イケメンを食ってやる」
よせばいいのに仁王立ち、つまり、丸見え。
ヒカルの右腕がしなる、
「ゴオオオ・・・」
赤グマのタマ〇〇が「グシャリ」、
「イヤーン」
前をおさえ、うちマタて逃げていった。
「赤グマ なにをしている」
「山のお花畑で お花をつんでいました」
この本州には、黒いクマ・月の輪グマで、赤い毛の巨大なクマはいない、この時代にもいなかったはずだ。
ところが、青森県には、アカグマの伝説がある、凶暴な大きなクマ、これは、なんらかの事情で、あの海峡を渡ってきたモノだろう、だが、一頭か二頭で子孫を作ることができなかったようだ、それが南下してワルサをしている・・・
月の輪グマは、せいぜい百数十キロ、それに対してヒグマは、
体長 2メートル
体重 250キログラム
400を越えたものもいたらしいが、アメリカの灰色グマは、
体長 2・6メートル
体重 400kg
そして、北極に近いコルテイアック島には、
体長 2・8メートル
体重 800Kg
ー ブリタニカ国際百科事典 ー
これは、本当なのであろうか。
、
「ピリカをゆるしてやってください」、ヒカルのことばを知ったピリカが泣いた、
「あの勝気なピリカが泣いたんだって」
「いいところあるね」
「好きなんじゃないのかな」
「そりゃあ いいオトコになったもんね」
「だけど ブジに帰ってこれるのかい」
「それがモンダイなんだよ」
なにしろ赤グマは、キョウボウでイノシシをバリバリと食べてしまうのだ、
「あやうし いいオトコ」
「かっこうなんかつけるからだよ かわいそうに」
ヒカルは、この数か月でカラダが大きくなり、この集落でイチバンになってしまった。
ヒカルはゲンジイと一緒にくらしていた。
ゲンジイは、さまざまのことを教えてくれたが、その中に、
「石投げ」
石の投げ方があった、これは証拠が残らないからムシされてきた、石器時代なら、トーゼン、その投法があったのではあるまいか。
そのヒカルに「アカグマ退治」のいらいが来ていた、
「大きな赤いクマを退治してくれないか」
そのお礼にムギのタネをくれるという、
「いい条件だね」
ムギが入れば,食料モンダイは解決する、
「やってくれるか」
「やりましょう」
「そのかわり ピリカをゆるしてやってください」