The letter from YOKOHAMA

Yokohamaは未来に開けた街で、新らしいものを歓迎する進取の精神が生きている、そして、ここにしかないものがある

意外なニッポンの人気 下

2015-01-30 08:37:21 | Weblog
            
 中東については、あの「アラビアのロレンス」がよく描いている、オスマン・トルコの支配から解放したのだが、各部族の対立で収拾がつかない、そこで、イギリスの利権を確保できる部族をリーダーに仕立て上げる、そのイギリスの後釜がアメリカ、特に、石油の採掘については、さまざまの手段を取ってきた。

 あの有名な出光石油のイラン石油の買い付け、当時のイランはイギリスの石油会社に安値で買いたたかれて、イランの人々は貧困に苦しんでいた、そして、ニッポンに適正な価格で買ってくれないかと打診してきた、だが、イギリスの報復を恐れて、どの会社もダンマリ、その時、出光が手を上げる、当時の最新の日昇丸でイランに行き石油を満載する、それをつけねらうイギリス海軍、そこで、海図にないルートを選んだ、岩礁だらけの危険なルートだ、船底が海底に触れる「ガリガリ」、どうするか、
 「ここが ここが ニッポン男児の いのちの 見せ場だー」
 「・・・」
 「ゼンソクリョークー」
 「うおおーっ」

 現在の世界の混乱の大半は、ヨーロッパの宗主国の不始末に端を発している、インド支配を放棄したイギリスはイギリス軍の軍備一式を残していったのだが、それではイスラームのパキスタンが、インドに吸収されてしまう、パキスタンは軍事化を押し進め。終には、核爆弾まで所有することになる。

 インドと国境を接するカシミールでは、現地の部族のゲリラ活動を支援するのだが、後に、アフガニスタンにロシアが侵入してくると、今度は、アメリカが彼らを応援する、この図式は、イランに対抗させるためにイラクを軍事国家に仕上げることになる。

 ところで、一部の意見では、あのイスラム国は、アメリカとヨーロッパの国々が、言うことを聞かなくなったアルカイダとシリアをつぶすために、当初は、資金と武器が供給していたというのだが、ホントーならば、どうにも救われない展開ではないか。


意外なニッポンの人気 上

2015-01-28 09:02:59 | Weblog
      
 ヨルダンで大変に厄介なことになっているのだが、アジア・アフリカ・中近東では、ニッポンの憲法9条は知らないが「ヒロシマ」は知っている、そういう人々が多い。

 そのニッポンが、見事に立ち直り世界第3位の経済大国、そして、アメリカとも仲良くして、それに、キリスト教やイスラム教とも仲良くしている、
 「ヒロシマで あんなにひどい目にあったのに 平和な国を作った」
 「ニッポンみたいな キリスト教とイスラム教がなかよくできるようにしたいなあー」

 だから、イギリス・フランス・アメリカのいうことは信用できないが、
 「ニッポンのいうことなら 耳をかたむけてもいい」

 アフリカや中東そしてインドとパキスタンの問題は、みんな、ヨーロッパの国々の植民地時代のツケ、彼らは知らぬカオを決めこんでいるが、ヨーロッパの白人中心主義の正体が、パリの事件で暴露された、だから、それについては、日本の世論の方が正しいと思う。
 

射殺されたパレスチナの若者 下

2015-01-24 05:58:23 | Weblog
          
 1月18日の放送大学で日本人のフォトジャーナリストが登場してナマナマしいパレスチナの現実を語っていた、ジャーナリストには報道するだけでなく、そういったコトを抑止するハタラキがあるというのだ、オモシロハンブンに射殺するのを止めることができる、若い者同士だ、何日もにらみあっていれば、そいうことも発生するだろう。

 イスラエルは元からいたパレスチナ人を追いやり、年々、支配地域を拡大してきたのだが、第何次かの中東戦争の時、パレスチナ人の街に避難命令が出た、その地域一帯が戦闘になるというのだ、数カ月してもどると、彼らの街が消滅していた、家も道路も学校もない、きれいになくなっている、そして、まるごとイスラエルの街になっていた。

 だが、こういったことが報道されない、ヨーロッパのマスコミは自由と正義を伝えるはずだったが、一体、どうしたんだろう。

 しかし、ネットが、瞬時に、こういったコトを伝えてくれる、それは、ちょっとした進歩だろう。

射殺されたパレスチナの若者 上

2015-01-22 05:09:11 | Weblog
        
 ローマ法王が、ああーいった発言をしたのだが、事態はもっと複雑で、複雑にしているのは、強大な利権がからんでいるからで、ここイチバンでは、ゴーインを押し通す、それが白人のやり方で、今回、図らずも、その本性が暴露された。

 ところで、今のキリスト教は、ユダヤの連中と仲がいいのかもしれない、特に、アメリカをコントロールしている東海岸のプロテスタント、彼らはイスラエルを支援してきた、たしか年間数千億の援助、10年なら数兆円、イスラエルは中東世界に面した自由社会のアンテナ・ショップ。

 その援助によってイスラエルの軍事力は増強し、今では最新兵器の開発の先端国になっている。

 イスラエルのユダヤ人は、元からいたパレスチナ人を追いやり、そうそう、放送大学で日本人のフォトジャーナリストが登場し、パレスチナに出かけると、一人の父親が、
 「どうして 1カ月前に来てくれなかったんだ」
 理由を聞くと、彼の子供が撃ち殺された、
 「もし 外国人のジャーナリストがいたら そんなことはしない できなかっただろう」
 世界に報道されるからだ、彼は、パレスチナの若者が、
 「8名も 射殺されている」

 一体、ニッポンの新聞・テレビは何をしているんだろう、「アンネの日記」ばかり報道していないで「パレスチナの日記」を紹介してもいいんじゃあないかな。 

ローマ法王と原爆投下 下

2015-01-20 04:11:39 | Weblog
            
 原爆投下についてのローマ法王のコメントに、こちらのネットが反応した、
 1、もっとも人を殺しているのは
   おまえらキリシタンだろうが

 うう~ん、なんてショージキ者だんだろう、さらに、
 2、アメ公 賠償しろ!
 3、あんたらの神が そういう国につくったんだろ
 4、この法王 すげーまともだな
   有色人種は 人間じゃあないから殺してもいいという
   スタンスの時期もあったからな

 4は、第二回バチカン公会議以後、他宗教への理解の姿勢が打ち出された、16~18世紀のカリブ海や中南米はひどかった、ある島では数十万人が数百名になる、そう matanza matanzas である、ニッポンの小中学校では教えているのか。

 5、「汝殺すなかれ」を布告してほしい
 6、せいぜいイスラム教徒と仲良くするんですね
 5・6は皮肉が効いている、キリスト教とイスラム教は、兄弟のようなもので、だから、お互いの手の内を知りつくしている、ソーレツな兄弟ゲンカというトコロがある。

 気になるものに、
 7、薮中外務次官が オバマのヒロシマ訪問を止めていた
 ウイキリークスのネタらしい、ホントーか、一体、どんな事情だろう、アメリカの共和党の姿勢を考えてのことか、アメリカの軍産複合体と日本の経済界のつながり・・・政治には当事者しか分からない点がある。

 このローマ法王は、
 イ、イラクを心配する
 ロ、ダライ・ラマのために祈る
 ハ、他宗教に配慮した発言をする
 ニ、原爆投下は人類の最も恐ろしい惨事

 ずいぶん変わっている、大丈夫だろうか、この法王、バチカンには魑魅魍魎(ちみもうりょう)が棲息しているらしいから、いろいろな勢力がいて、日夜の権謀術策・アシの引っ張り合いがあるらしい、だから、急病で「おかくれになりました」、そんなことにはならないかな。

  

ローマ法王と原爆投下 上

2015-01-18 02:31:07 | Weblog
            
 ヒロシマへの原爆投下は、
 「人類史上 もっとも恐ろしい惨事である」
 ローマ法王・フランシスコは、なかなかのやり手だ。

 第二次世界大戦の終結から70年、原爆投下は、
 「前代未聞の新しい手段で 世界は初めて人類の破壊力のすごさを経験した」

 そこで、各国の間に対話の姿勢が生まれ、それが、国連の開設につながる、だから、
 「世界の発展と平和のために 国連の果たす役割に期待します」

 直近、ウクライナ・アフリカ・中近東での紛争が継続しているが、
 「各国政府や国際社会は あらゆるカタチの戦闘を憎悪し暴力を終わらせ 和解と平和・人類の尊厳を追求するようにしてください」

 今度のローマ法王は元気がいい、ところで原爆投下のサインをしたのは合衆国33代大統領のトルーマンだが、このヒトはプロテスタントだろう、ゆえに、カトリックには責任がないか、もっともナチス・ドイツのガス室がある、バチカンとナチスには、なにやら密接な関係があったようだが、それをうやむやにしている、いろいろあったんだろう、長編のミステリーが書けそうだな。

 なお、国連については、イスラエルのパレスチナ侵略を見ないふりをしてきたのではなかったか、イスラエルの土地が年々、拡大しており、パレスチナ人が追いつめられてきた、今回のフランスの事件で、1万人のユダヤ系フランス人が、イスラエルへの移住を希望しているが、すると、1万人分のパレスチナ人の土地が奪われることになるのかもしれない。

 だから、国連ほど、あやしい国際機関はない、どうだろう。

シェア確保のガマンくらべ 下

2015-01-17 05:37:53 | Weblog
         
 中東の産油国は、自国のシェアを確保するために減産をしない・できない、このガマンくらべはいつまで続くのか、
 「中東の産油国は 供給過剰にもかかわらず シェア確保を優先させて減量を否定している」

 そのため、巨額の資金は株から安全な国債に変わっており、10年モノが2%を割りこんでいる。

 すごいもんだ、チキンレースだ、
 「需要の牽引役だった中国などの新興国経済の伸びも鈍っており 産油国間で原油安への゛ガマンくらべ "が続くなか 相場の底は依然見えない」

 シェアを確保するために、利益が出なくても、ガマンガマンということらしい。

シェア確保のガマンくらべ 上

2015-01-15 05:01:00 | Weblog
      
 パリでは160万人の追悼デモ、そしてユダヤ系フランス人・1万人がイスラエル移住を希望しているらしい、これから起こることを予期しての行動だろう、だが、そのためには、パレスチナ人をさらに追い払うことにならないか、それが、こうした一連の事件の根本原因ではなかったのか。

 さて、16日のニューヨーク市場は、1バレル47.9ドルで48ドルを切る、これは5年9カ月ぶりの安値である、株価は.130ドル安の2万7371ドル、だから、
 「原油需要の減退は 世界経済の成長鈍化を示唆しているとの見方も強まっており 投資資金は国債などの安全資産に避難している」

 原油安は消費の活性化になるので、昨年末はアメリカの株価を押し上げていた、だが、決算シーズンを控えてエネルギー企業の業績悪化が意識されてきた、新たな段階に入ってようだ。

イスラム国の武器と資金 下

2015-01-13 02:58:33 | Weblog
       
 イスラム国の武器と資金が、どこから来ているのか不思議に思っていた、それは、サウジやアメリカから出ているというのだ、なぜか。

 アメリカにとって、
 1、シリアをおさえる
 2、イスラム教の権威と名誉を失墜させる
 3、イスラムの国々を分断して支配するため

 イスラエルにとっては、
 1、やはりシリア
 2、パレスチナの支配を拡大させる

 いうことをきかなくなったアルカイダの代わりということなのか、そして、アメリカも一枚岩ではなく、共和党は、
 1、軍産複合体の要求
 2、石油利権の確保と拡大


 ドンパチをやってくれないことには兵器が売れない、ちなみに1930年台の恐慌から完全に復興したのは太平洋戦争の軍需景気、アメリカは、これに味をしめて、景気がおかしくなるとセンソー・・・なにもしないで経済を維持しているニッポンは立派なもんだね、しかし、こんなことをやっていては国家の体面が保てない、だから、オバマは反対しているようだ、こういった動きにブレーキを踏んでいる。

 だが、踏み過ぎて振り落とされちまった大統領がいたね、どうなるか、どうするのか。