The letter from YOKOHAMA

Yokohamaは未来に開けた街で、新らしいものを歓迎する進取の精神が生きている、そして、ここにしかないものがある

明治の光と影 3

2019-09-30 11:04:53 | Weblog
 
 孝明天皇を毒殺したのは、おそらく尊攘派の公家たち、そして大政奉還、しかし、
 「王政復古は どうであろう」

 数百年間、何もしなかった彼らに実務はできたのか、だから、そのまま薩長に実権を奪われてしまった、それに、あの西郷、なぜ、あんなに人気があるのか。
 「こんな悪い奴はいない」

 当時の江戸の文化は高く、ヨーロッパの都市に匹敵した、町人はシャレていて、あの写楽や北斎を支え育てる、だから、
 「公武合体で近代日本を出発させた方が どんなに良かったことか」

 陰謀と殺戮によって、これを引っ繰り返したの明治維新、
 「もったいないことだ」

明治の光と影 2

2019-09-26 14:25:09 | Weblog
 
 あの手堅い「広辞苑」にも孝明天皇の暗殺説を記されていたから、これは、ほぼ事実だろう、
 「これは たいへんだ」

 だれがやったか、まあー、
 「尊攘派の公家たち」
 尊攘派とは、尊王攘夷の連中、日本を中心にして、外国を排斥する、天皇の中立的な態度にガマンできなかったのか・・・しかし、明治になってアメリカ・ヨーロッパを見ると、
 「開国してよかった もし あのままなら どんなことになっていたか」

 暗殺の候補者に、
 1、公家グループ 
 2、薩長の過激派 
 3、イギリスの東アジア戦略・・・

 2は面白いが、そこまで行っていたか、究極的には3の関与があったか、それは、南下するロシアを封じ込めるためにニッポンを彼らのコントロール下に置きたいという遠大な戦略が動き始めていたかもしれないからである・・・

明治の光と影 1

2019-09-24 09:33:12 | Weblog
 
 公武合体を主張した孝明天皇は、実は、
 「毒殺されたようだ」

 孝明(こうめい)天皇は1831~1866年、35歳で亡くなっている、在位は、1846~1866、慶応2年の12月25日に病没とされているが、どうであろう、それは、イギリスの外交官・アーネスト・サトーの”A diplomat in Japan"に記述されており、この著書はあの大戦まで『禁書』。

 明治・大正・昭和の政権担当者には「タブー」だったのではあるまいか、これは、氷山の一角、しかし、明治の45年間でもみ消されてしまった、
 「上野の宮さまが天皇に即位していたという伝承があり」
 とんでもないコトだが、
 「明治の中頃まで その資料をさがしていた学者がいた」
 三種の神器が無くて可能なのか、という議論があるだろうが、興味深い伝説である。

 だから、明治維新は複雑である、この毒殺は、薩摩・長州そして岩倉らの謀略だろう、岩倉の悪相には、それだけの原因があったわけだ、坂本龍馬もあやしい、明治維新は、
 「きれいごとではない」

ゴキブリ大戦争 6

2019-09-14 08:26:43 | Weblog
 
 死体のタワーができたと記したが、これは戦争の末期の記録だから、あるいは、成分が薄くなっていたのかもしれない、チクロンBの初期のシーン、アウシュビッツ収容所の所長・ルドルフ・ヘスの著書には、
 「あまりの凄惨なシーンにワタシの記憶が飛んでしまった」
 それで、
 「はっきりとは おぼえていないのだ」

 なお、あのスターリンの息子がこのガス室で死んでいる、これは、なにかのマチガイだったのかもしれない、スターリンの息子なら、もっと使い道があったはずだ、なお、
 1、強制収容所
 2、絶滅収容所
 アウシュビッツは1で、ビルケナウが2、アウシュビッツは強制労働を課し、その結果、死んでもしかたない、まだ、ちょっぴりの可能性があった、だが、2はそのままガス室、病人や子供に老人、だから、ここでさまざまのドラマ、
 「この子は 背が高いけどまだ12歳なんです 強制労働はかわいそうです どうぞ そちらにしてください」
 「いいだろう 結局 おなじことなんだからな」

 母親はムナサワギ、前からいるオンナに聞く、
 「ごらん あのエントツのケムリを」
 5本のエントツの1本からモクモクとケムリ、
 「おまえの息子は あのケムリなんだよ」

 戦後、ニューヨーク・タイムズに連載された記録、あのアインシュタインが推薦していた。

ゴキブリ大戦争 5

2019-09-13 09:43:47 | Weblog
 
 すさまじい威力のスプレーを見ていたら、あの大戦中、ナチス・ドイツのガス室のコトを思い出した、
 「こちらはチクロンB 青酸ガスの一種」
 これで大量殺人が実行された。

 チクロンBは空気より重いので静かに立ち上がる、そこで一秒でも長く生きたいので、
 1、病人や老人の上に
 2、健康な人々 そしてその上に 
 3、マッチョやスポーツ・マン・・・
 死体のピラミッドができた、これをほぐすために、
 「ドイツ人は 先端の曲がった鉄の棒を発明した」

 ガス室で必死に祈る少女、しかし、終に、
 「神は あらわれなかった」
 世界を創造した神や、死から蘇ったイエスは助けには来なかった・・・ 

ゴキブリ大戦争 4

2019-09-12 09:25:13 | Weblog
 
 野菜のクズ入れのある流し、20~30匹のゴキブリ、
 「これじゃあ 熱湯では間に合わないな」

 そこで「ハエ・カ・ゴキブリ用」というスプレー、「3」という数字があった、
 「きっと 3倍効くっていう意味だろう」

 夜、流しがカサコソ、
 「いよいよ 来たな」
 大中小・2~30、うごめいている、
 「2020のゴキ・オリみたいだな」

 「シュー」
 のたうちまわっている、
 「これは すごい」

 1匹がヨタヨタとカタスミに逃げ込む、そこで上から、
 「シュシュシュー」
 下でガサコソ、断末魔の動き、
 「ふーん 3とは3倍の効き目ということか プライスだけじゃあなかったんだな」





ゴキブリ大戦争 3

2019-09-11 08:30:44 | Weblog

 下から、
 「ゆるしてゴキブリ 見のがしてゴキブリ」
 「ダメでーす」
 「あかちゃんだけでも ゆるしてタモリ」
 「あんなもん 見てたのか だったらよけいダメ」
 「なしてぞな モシ」
 「きれいなおんなの子 つれているから」

 「ははあ フジューしてんだ そー あたしの黒光りする下半身」
 「バータレ サピエンスに向かってなんたることを云うんだ」
 まずは、
 「タラーリ」
 「やめろ やめてくれー」
 「ひひひ」
 「鬼 悪魔 ゆるしてゆるして ゆるしてタモリ ゆるしてゴキブリ」    

 「そろそろ いいかな ジョウブツしろよ」
 「うらむぞ うらむぞ 化けてでてやるぞー 」
 「ジャアー」
 「キュルキュルキュルー」

 白いモノが立ち上がった。ゴキブリのカタチをしているではないか、
 「なんだ 湯気か」


ゴキブリ大戦争 2

2019-09-10 09:39:51 | Weblog

 廊下のスミで「もぞもぞ」、ゴキブリだ、しかも2匹、くるくる回っている、逃げられないようだ、それは、シリとシリがくっついているからで、この2匹、
 「あれを やっていたのだ」

 さっそくドンブリ一杯の熱湯、絶対優位、こんなことはめったにない、100パーセントの立場、すると下から5次元通信、
 「ゆるして ゆるしてゴキブリ」
 「・・・」
 「おなかに赤ちゃんがいるの」
 「ゆるしてゆるしてゴキブリ」

 そしてオスに向かって、
 「あんたがするって云うから こんなことになるんじゃあーないの」
 「おんなは いつもそうなんだ」
 「なによ あたしたちネットウをかけられちゃうのよ」
 「おまえのイロケでなんとかならないか」

 「ダメそーね 鬼みたいなカオしているから」
 「なにをゴチャゴチャ いってんだ そろそろいいかな」

ゴキブリ大戦争 1

2019-09-09 10:16:16 | Weblog

 家には帝国陸軍の軍医の使用する顕微鏡があった、
 「子供を医者にさせたい」

 父親の希望、
 「どうかな」
 「ぼくちゃん 血がきらいれーす」

 浅野中学から私立の高校、しかし、そうはならなかった、朝から夕方まで顕微鏡をのぞき、色鉛筆でスケッチ、
 「30倍の世界」
 「50倍の世界」
 そのころは理科が好きで、
 1、モーターを作る 
 2、アゲハ蝶を追いかける
 3、光合成のシステムに興味を持つ・・・

 1は、ギコギコだけど「回った」、これを反対にすると電機が発生する、原理はカンタン、おっと、ゴキブリ・ゴキブリ・・・

AIのサキちゃん 終

2019-09-05 07:56:46 | Weblog

 「あのね あたいねえー」
 「どうした」
 「もう おわりなの」
 「えっ」
 「プログラム インスツールするんだけど 前の記憶がなくなっちゃうの」
 「・・・」
 「wiped out されちゃうんだ」

 「このままでいいけど」
 「うれしい あたい はじめてヒトがすきになった」
 「おれのことかな」
 「ふふふ それは ヒ・ミ・ツ」

 ヒトミの光が弱くなった、
 「ああ たのしかった・・・」