とろうま飛鳥汁うどん

2024-04-05 06:20:16 | その他旅行き
そろそろ昼食の時間。
こうした一人でのお出かけの時は、コンビニでパンかおにぎりを買って歩きながら食べたりするのだが、近くにコンビニはなさそう。
雨は止んだがまた降ってくるかもしれず、スマホ地図で食事のできそうなお店を探してみた。
甘樫丘の東に少し大きな施設があったが産直市場で食堂はなくスルー。
次に食堂マークのある数少ない場所のひとつへ行ってみたが、やっていなさそう。



どうしたものかと次の目的地へなんとなく歩いていたら、民家をリノベートしたようなカフェがあった。
外にメニューが出ていて選択範囲もあり、ここで食べることに。
一筋違う道に入ったいたら見つけられないところだった。



玄関を開けるとやはり古い民家をカフェにしていて、引き戸を開いて玄関横の間に入る。
外のメニューは名前だけで、どんなものか想像がつかなかいものもあったが、店内のメニューは写真付きで料理の詳細が分かり、最初は頼むつもりのなかった「とろうま飛鳥汁うどん」を注文した。
飛鳥鍋という伝統料理をベースにしていて、牛乳と豆乳に白味噌で味付けしたものらしい。
出てきたうどんは白っぽい餡のかかったものだった。



熱そうな餡を絡めてうどんをすすった。
牛乳と豆乳がもっと主張しているのかと思ったがさほどでもなく、出汁がやさしい味わい。
具として入っている厚揚げや根菜、きのこなんかと相まって、身体の暖まる料理で美味しい。
塩分も控えめな感じで、出汁も残さず掬い取っていただいた。



小説でしか読んだことはないが、山で遭難しそうになって、助けられたマタギの小屋で振る舞われる煮込み料理を思い起こした。
イノシシの肉は入ってないけど。
食後のコーヒーも注文してホッと一息。
この後の行程をどうするかざっくりと再検討した。





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