これはいい

2018-11-30 00:10:48 | お酒
コンビニは家の近所も、駅から会社への道の途中も、セブンイレブンが一番近いのでよく利用している。
というかほとんどセブンイレブンしか利用していない。
先日のお休みの日、車で出掛けた先でお昼をコンビニで買おうとローソンに入り、ふとお酒売り場を見ると見慣れぬ缶ビールを売っていた。



ヤッホーブルーイングのクラフトビールだ。
よなよなエールとか置いてるスーパーでも見た事ないので、ローソン限定で卸してる銘柄なんだろうか。
いつか飲もうと買って帰って冷蔵庫に入れて置いてたのを、この休日の晩酌にとりだした。



グラスに注ぐと香り華やか、なんだけど華やかさに厚み?奥行きがある。
柑橘系の華やかさなので、その感じを黄色系とするなら山吹色な感じ。
口に含むとこれまた味わった事のない爽やかさ。
香りの濃さからして、もしかしてガツンと苦いのかと身構えたので、面白い肩透かしを食らった。
後口はますます爽やかさが増して彼方へと消えていく。
この値段でこのオリジナリティ。
すばらしい。
ヤッホーさん、ありがとう。




今宵の新譜

2018-11-23 01:35:12 | お酒
コンビニでポケットサイズ瓶であるフラスクボトルのウイスキーを新たに見つけた。
スコッチウイスキーだ。



ブラックやトリスより高く、角瓶やメイカーズマークより安い。
いつものように衝動買いしてしまった。



昨今日本ではウイスキーがよく売れて、数を作れない歳を重ねたウイスキーは大層品薄らしい。
ハイボール人気からのようで、このウイスキーも1:4で割るハイボールがオススメとの型紙を被っていた。
日本製のウイスキーが足りないからこんな商品展開も可能になったのかな。



でも私はオススメに逆らって、ロックで飲んだ。
ちょっと前までジンを飲んでたし、ウイスキーにしてもクセのある奴ばかり記憶してるからか、とってもアッサリした口当たり。



なるほどこれならハイボールかな。
今回の購入目的はボトル鑑賞で、中身はおまけみたいなもんだから、まあいいさ。
月を眺めてもう一杯。




今年の秋は

2018-11-17 21:57:08 | Weblog
下界にも紅葉前線が降りてきましたな。



この秋は少し冷え込んだなと思ったら、暖かさが少し戻り、そしてまた徐々に気温が低下。
急激に寒くならないのでありがたい。



理想的な秋の到来である。



まあ、暦の上ではもう冬であるが。
本当の冬が来る前に、草木の秋の装いを観賞しよう。




多賀大社

2018-11-11 22:43:51 | その他旅行き
今回の旅で私をこの地にお導きになったのは、イザナギノミコト、イザナミノミコト。
多賀大社のご祭神である。
知らずにやってきて、境内入り口の由緒説明を読んで知るという不躾さ。
神さま申し訳ございません。



大きな神社なので門前町があり、参道にはお店が並んでいたが、やはり平日ということもあり、通りにはほとんど人がいない。
境内はまだお詣りする方が幾分留まるのでひと気はあるものの、とても広いのでやはりガランとしている。
人を入れずに写真を撮るのが容易であった。



紅葉は色付き始め。
石の鳥居をくぐったところにあるモミジのグラデーションがきれいだった。
ふうむ、人間ドックは11月下旬から12月上旬に受診すべきだな。
さすれば観光客の少ない平日に紅葉名所を訪れられる。
来年の予約をする時はその辺を考慮しよう。



境内の建物、事物はひとつひとつがなかなかにフォトジェニック。
拝殿前に飾られた菊の花がとてもきれい。
丁寧に掃除、整理されている印象で、神様を大事に祀られているのを感じた。
清々しい気持ちでお詣りし、境内を後にした。



鳥居のすぐ前にあるお土産屋さんに惹かれ立ち寄る。
けばけばしていない正当なお土産屋さんで、しゃもじに糸切餅というのがここの名物みたいだ。
糸切餅を試食させてもらった。
もちもちの生地であっさり餡子を包んだ和菓子だ。
家にお土産を買って帰ろうと思ったが、二人でたくさんは食べられないので、二つ入りのを購入。
後で四つ買えば良かったと後悔。



もう一軒、お酒を売るお店にも入ってみる。
これは自分用に近江の日本酒を物色。
試飲もできるというので、3銘柄飲ませてもらった。
車でなくてよかったこと。
一番豊醇なのを購入。
満足して駅への道を戻った。




迷い迷って

2018-11-10 01:30:49 | その他旅行き
先週末も日帰り旅行を楽しんだ。
お休みを取って人間ドックを受診し、その後の時間でショートトリップ。



旅先は旅が始まってから決まった。
前日には遊び先を決めようと考えていたがいい案が浮かばず、決めれないまま当日を迎えてしまったから。
人間ドックの各種検査の間の待ち時間もどうしたいか考える。
ひとつ見たい映画があるからそれを見ようか、でもバリウム飲むからいつでもトイレに行けないといけないし、見てる最中にもよおしたら困るしな。
なら、やっぱり旅か。
お昼前に出発という微妙な時間だから、近場でないといけない。
平日で観光客も少なかろう京都で古寺とその庭を観賞しようか。



考えていたら検診も終わってしまった。
JRの駅まで来ても決められない。
とりあえず京都方面へ向かう電車に乗った。
おお、これは久しぶりの当てのない旅ではないか。
適当な駅で降りてふらりと歩いてみるのもいいかな、なんてある程度目的が決まると安心したのか眠くなって眠ってしまった。
降りねばいけない駅があるわけでもなく、起きたくなるまで眠った。



気がついたら南草津駅まで来ていた。
よく寝た事。
知らない町をあてもなく歩くなどということができるには、まだまだ人間ができていないようで、結局そこで降りる気にはならず、草津の近くを走るローカル鉄道に乗る案が頭に浮かんだ。
草津駅から貴生川駅へ行けば、近江鉄道か信楽高原鉄道に乗れる。
草津駅で降り、草津線のホームへ行くと、ちょうど貴生川行きの電車が入線してきたところだった。
車両が昔の新快速電車だったから、ホームを間違えたかと思った。
草津線はやっぱりガタピシ走る緑色の電車でしょ。



次に迷ったのは貴生川駅で、近江鉄道に乗るか信楽高原鉄道に乗るか。
信楽はたぬきの日のイベント中だって。
近江鉄道沿線にはまだ訪れたことのない多賀大社がある。
・・・。
初物の魅力が勝り、多賀大社に決定。
近江鉄道のホーム入口に降りると、駅員窓口があって、切符を買う。
硬券の切符に鋏を入れて手渡してくれた。
うーん、すごいな。
ICカードどころか切符の自動販売機すらないところは、いまどきなかなか無いよ。



平日昼間の2両連結ワンマンカーはがら空き。
最初は数名乗客がいたが、次々と降りていってとうとう私だけになってしまった。
車内を遠慮なく撮影。
乗り心地も素敵で、細い線路を走る列車の波の大きな揺れを楽しむ。
電車は多賀大社前駅への分岐駅である高宮駅に到着。
小さなリュックを背負った団体さんがいて賑やか。
八日市方面の電車に乗って行った。
再び静かになったホームの反対側に多賀大社前行きの電車が止まっており乗り込む。
多賀大社前までは2駅の短い路線だ。
間にあるもう一つの駅はスクリーン駅という。
なんだ?この名前は、と思っていたら「SCREEN」という会社が駅の目の前にあった。
なるほど。
多賀大社前駅に到着。
多賀大社お参りのお話はまた別途。



多賀大社前駅を16時半前に出発する高宮駅行きの電車で帰るとき、スクリーン駅で帰宅される方がたくさん乗ってきた。
お早い終了ですな。
たくさんと言っても満員になるわけでなくて、席が埋まるかどうかくらいだけど、これまでの車内を見ていたら、やっぱりたくさんである。
高宮駅で彦根行きの電車にみんなで乗り換えた。
彦根行きの電車は「あかね号」と言うらしく、ボックス席の車両。
見た目昔の特急列車っぽいのだが、2両連結っていうのがおかしい。
彦根駅でJRに乗り換え。
夕方のラッシュ前の新快速電車に乗れ、座って大阪に戻れた。




最近のビール選択事情

2018-11-06 23:33:35 | お酒
夏の終わりに地方のブルーパブへビールを飲みに行ったり、街のクラフトビール屋さんで昼間から一杯やったり、デパートの催事で海外のクラフトビールを飲む機会があったりして、変わったビールばかり飲んで贅沢していたら、晩酌に飲むビールも一般的でないのに手が伸びる頻度が高くなった。
そういったビールは満足度も高い代わりにお値段も高いので、経済的負担が大きい。
なのでちょいと工夫して、2本買うなら安い発泡酒とクラフトビールを合わせ、一番搾りを2本買うのと値段の差が大きくならないようにしたりする。
そんなこと気にせず、飲みたいビールが飲めるといいなあ。

<贅沢の名残り>


ちょっと前から涼しいどころか寒さを感じるようになってきたので、私のビール消費量も少なくなってきた。
特別なビールをちびちびやる季節到来ですな。


加太・深山の砲台跡

2018-11-02 00:39:25 | その他旅行き
和歌山行きのようやく本題。
加太へ来たのは深山の砲台跡を見学するため。
友ヶ島にあるような戦時中の砲台跡がここにもあり、レンガ造りの弾薬庫が遺っている。
船に乗らずともこれらを見れるということでやってきた。



加太駅からは休暇村紀州加太の送迎バスを利用。
休暇村はとてもきれいな施設で、広いロビーからの海の眺めが素晴らしい。
帰りにロビーの喫茶店を利用させてもらった。



この辺りは昔軍事上の重要拠点だったようで、ここ加太の深山と友ヶ島、対岸の淡路島の由良に砲台を設置したとのこと。
休暇村横の山に遊歩道が通され、公園として整備されたところにあるらしい。
休暇村の駐車場横にも小さな弾薬庫跡があり、まずそこを見学した。



きれいに保存されており、ここだけでもまずまず楽しめる。
庫内入口には階段で降りなければいけなくて、弾薬の出し入れは大変そうだが、攻撃を防ぐために必要な構造なのだろう。
遺構見学の序章として、後に見る砲台跡がどんななのか、期待が高まる。



駐車場の入口側に付近の案内地図があり、砲台跡の表示のある方へ歩く。
車道を下ると遊歩道の入口があり、そこから山中へ。
遊歩道はレンガがきれいに並べられた道で、海辺らしく照葉樹林のトンネルの下だ。



レンガの広場に出て右への道を上ると展望台に出る。
とても明るくて海が見渡せ、友ヶ島が眼下に近い。
最近整備されたのか、手すりが新しい。



これからの季節、お弁当を食べて日向ぼっこをしたら気持ち良さそうなところだ。
イノシシが土を掘り起こした跡があり、大きな蜘蛛が巣を張り、ツワブキが黄色い花を咲かせ、トンビが風に乗っていた。



展望台の奥から砲台跡に降り、入口側に向かって歩いた。
砲台は2門づつ設置されていたようで、レンガの広場に丸く設置跡があった。
土で埋められその下がどうなっているのか不明。



弾薬庫は砲台と砲台の間にこちらも2つづつあり、休暇村の駐車場脇にある弾薬庫よりさらに深い階段を降りたところに入口がある。
重い砲弾をこの階段を上って人力で持ち上げたのだろうか。
大変だ。
こちらの弾薬庫はトンネル下にあるので、さらに防御面では強固になっていた。



階段を降りてみるとほとんど光が届かず、入口の外側はまだ薄明だが、入口の壁が少し奥まってあるからか弾薬庫内は真っ暗だった。
保存状態はとても良く、それ故に廃墟感には乏しい。
それでも、きれいに並んだレンガが四方を囲む様は壮観である。



階段を上り砲台跡のある広場に戻った。
樹々が頭上を覆っているので、もう夕方かと思わせる暗さだ。
思わず時計を見るとまだ午後2時過ぎ。
広場からは展望台に上る階段があるので上ってみたら、そこはさっきと同じあっけらかんとした明るさで、その落差に驚く。



戦争の暗いイメージとも結びついてより陰鬱に感じたのかもしれない。
入口に一番近い弾薬庫跡は奥の2つと違い、トンネルに覆われておらず、階段で地下に降りるのは一緒だが庫内への入口は通路に面していて明るい。
初めて来た人たちなのだろう、みんなすごいとこだなあと歓声をあげて見学していた。



遊歩道はさらに海の方へも伸びているのだが、入口にロープが張られ立入禁止の札が吊ってあった。
こないだの台風の影響だろうか。
この先にも崩れかけた遺構があるようなことを何かで読んでいて、そちらの方が楽しみだったのだが致し方なし。
帰ることにした。