日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

ポジショニング

2011-02-17 | 他人のフリ見て我が身を正す
ポジショニングとは、位置づけの事を言います。

しかし、今回は座標空間上の自分に位置づけを求めたいと思います。

こんな事は有りませんか?

上司と自分と部下との関係
お客さまと自分と会社の関係
会社と自分と下請けの関係
自分の今の位置づけにもよりますが
その位置づけをどうして行きたいかという事は
自分のポジションを気にする人にとっては一大事だと思います。

私は自分のポジショニングには無関心です。
誰かに影響を与えたいとか
自分がトップに立ちたいとか
そんな事はどうでも良くて
誰かが私の姿を見て「自分ならもっとやれる」と思って
元気が湧くのを感じて貰えれば最高だと思っています。

時々気になるケースに出会います。
自分の仕事に自負心を持っている人が部下を踏み台にするケースです。
踏み台にするというよりは沈めようとしているように見受けられるケースです。

上司であるAさん
仕事もバリバリできて成績優秀、お取引先からの信頼も厚く
どんな仕事でもそつなくこなしています。
しかし、一つだけ欠点があります。
部下をライバル視するためか部下の実力を引き上げようとはしないのです。

部下が回してきた書類はそのままスルーして次の稟議へ
部下の仕事の稚拙さを指導せずにそのまま取引先へ
育ちそうな部下は早々に潰す
自信の仕事はさらに磨きをかけるが部下には教えない
そんな事をしていると本当に人間性まで疑われてしまいそうです。

人は成長すればするほど人を追い越し
また、追いこされるべく人が後ろから追いかけて来るものです。
何も怖がる必要は有りません。

自分のスキルをすべて吐き出し
空になった自分のスキルを埋めるべく更にスキルアップに努める事が肝要です。
部下を殺してまで自分のポジショニングに拘っていると
自分の居座るべき座標が無くなってしまいそうです。

先ずは、人財作りを上手になりたいものですね。

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