日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

1:29:300 大丈夫?

2008-02-16 | 他人のフリ見て我が身を正す
軽食入りのカート トイレに押し込む 日航機、離陸後そのまま提供 (産経新聞) - goo ニュース

リスクマネジメントをやっている関係で
ハインリッヒの法則の話をする機会が多いのですが
JALには、同法則の300に当る些細なミスが頻発しすぎるきらいがあります。
300回の些細なミスの中に29回の小さな事故があり
そのうち一回が重大な事故になるという統計です。
従って、300回のミスが一年間で起こるのか
100年間で起こるのかによって
一定期間内で起こり得る事故の回数は異なるのです。
JALの体たらくを報道される度に冷や冷やさせられています。

なぜかというと私はJALが好きでほとんどの場合、
航空機はJALを使っているからです。
それであるが故に些細なニュースに神経を尖らさせてしまいます。

小さなミスをたかがミスと捕らえるのか
大変な事をしでかしたと捕らえるのかによって
これから出てくるミスや事故は極端に変わってくると思います。

ミスの原因追究はしっかりやってくださいね。

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2 コメント

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基本的なミスが怖い (ねこやしき)
2008-02-18 13:07:00
こんにちは。先日は我がブログへご訪問ありがとうございました。

この件、原因は機長が復唱しなかったことのようですね。どう考えたって、基本的なミスです。こんなミスが起きるということは、その人個人がよほど疲れているか、あるいは組織が疲れているか、どちらかではないかと思ってしまいます。私は後者が強いように思いました。

組織は生き物だといつも思います。難しいですね。
返信する
山根 (ねこやしきさんへ)
2008-02-24 21:05:05
コメントありがとうございます。

基本的なミスや単純ミスは撲滅することはできません。
しかし、限りなくゼロに近づけることは可能だと思います。
また、これは単に気合で少なくするものでもありません。

ただ、人の命を預かる仕事においては、基本的なミスや単純ミスを起こして欲しくないものですね。
返信する

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