日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

あ~あ、前途ある息子を借金漬けにしちゃった。。。

2021-02-06 | 他人のフリ見て我が身を正す
私とウチの息子たちの話ではないです。

ウチの息子たちには返せない借金は残しませんので
今回のケースとは違います。

今回ご紹介するのが
現代表取締役社長の父が代表取締役会長に就き
息子が代表取締役社長に就任するというケースです。

そこそこ業績が好調で借金(資産との差し引き)が
1億円以内なら全く問題にしない形ですが
構造不況的業種の中で借金が〇億円という場合は
絶対に息子を現代表である父の会社を継がせてはなりません。

もしも息子が親の事業をやりたいのなら
やるべきことは
息子が父の会社と縁を切り
前途有望で利益が出せる事業の別会社を立ち上げることです。

親の借金は息子の借金ではありません。
会社の借金は息子の借金ではありません。
金融機関に言いくるめられて親がやっている火だるまの会社を息子が引き継ぐ
こんな愚行は続けてはいけないのです。

金融機関にちゃんと別会社を作ることを宣言し
会社が順調に成長したら順次父の会社を買っていけば良いのです。
なんで親の会社の社長に就任して
自動的に重い借金を引き継ぐのですか?

経営をするということは金融のプロになるということです。
金融機関と正々堂々と渡り合うものであって
金融機関の言いなりになることではありません。

金融機関に「お父さんが代表者ではもうお金は貸せません!
息子さんが代表になったら前向きに検討します!」なんて言われて
大事な息子に多額の借金を背負わせる。。。
ド素人も良いところです。

金融機関は金融機関の都合で話を組み立てます。
決して企業側の最善では会社の経営を考えてはくれません。
コロナ倒産が今後増えてくると思われます。
大切な次代の経営者の可能性を
親の借金で潰さないようにして頂きたいと思います。

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