日々改善

今日の問題を明日に残さない!問題解決を図って行く様をリアルに描写していきます。経営コンサルの視点で物事を見ていきます。

税理士業界異変あり!?

2008-01-23 | 良い税理士・悪い税理士
毎年確定申告時期になると
我々税理士会会員は税務署をはじめ色々な場所で「税務支援」行ないます。
薄謝の中で一日拘束され納税者の税務相談に当たりますから
一種のボランティアという位置づけで自分の当番を全うする同業者も多いようです。

例年ですとこの税務支援は確定申告期間に2回~3回は当番が回ってきます。

しかし、
この当番が今年は回ってきませんでした。
理由は、税務支援希望者が増えたからだというのです。

これは我々税理士業界が変革期を迎えたことを意味します。
急に各税理士がCSR(社会的責任)に目覚めたのでしょうか?
ボランティア精神に目覚めたのでしょうか?
それとも仕事量自体が減ってきたということなのでしょうか?
答えは
残念ながら仕事量自体の問題のようです。

減り続ける事業所数(この10年間で100万事業所が減ったという統計があります。)
増え続ける同業者
経営難の顧問先企業

売上=客数×単価
この式は周知の通りです。
その客数も単価も望めなくなった今
群がるのは薄謝の中の税務支援なのかもしれません。

経営を教えない蹴ればいけない我が身が口を開け餌を待つひな鳥のようなことをしていてはいけないと思います。
自ら仕事を探すべきです。
仕事を探せない人に経営助言なんかして欲しくないという経営者の声を
真摯に聴くべき時が来ている様に感じてなりません。

税理士よお客様の手本たれ!
肝に銘じたいと思います。

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