喧しい三羽
三羽のツバメが「グチュグチュ」「ピー」「チュン」と喧しい。
何を喋っているのだろうか。
翻訳する機器があれば面白いだろうが、案外、期待を裏切る生きるための本能的な情報伝達だけかも知れない。
人間界のような「言語」と文化がなければ、「あの子、可愛いね」のような類の情報は伝えられないのではないか。
それにしても長く続く情報伝達だ。
「グチュ、グチュ」が高低、長さを変えて続けば、まるで人が喋っているようである。
一昔前のオバちゃん連中の「井戸端会議」(スンマセンです)を連想する。
電線ツバメの「戯言」を聞かされている小生は今日も無事だった証でもある。