田舎人の徒然日記

退職後を故郷で暮す1948年式男の書き散らし

怖い政治状況ではないか

2017-05-21 | 日々の暮し

タマネギ。手前は花の咲いたジャガイモ

 久しぶり畑に出動。又もや草が茂っている。刈払機で処置。
 タマネギの茎が枯れ色になっている。収穫の時期近しだ。
 うまい具合にカミサンがやって来てエンドウとタマネギ数個を持ち帰る。
 小生はひたすら草刈り……。


今日はこれだけ持ち帰る

 話が変わるが、最近の安倍自民党、怖くなってきた。
 共謀罪改めテロ防止何とか法……。
 法相がまともに答弁していない。後ろから官僚の渡すメモを見ながら短い答弁。法相自体が理解していないのではないか。それでいて法務委員会での強行採決だ。これぞ「数」の暴力である。

 この法案、国民一般に影響は及ばないと担当者は答弁している。 
 かっての「治安維持法」制定時、政府は同じようなことを言ったが、結果はどうだったか。特高警察が治安維持法違反名目で国民監視、捕まえたではないか。亡父は「東条という名を聞いただけで吐き気がする」とよく言っていた。

 また、最近、例えば沖縄について反基地運動を支持するようなことを言ったら、論理的根拠もなく「非国民」と呼ばわりされるような状況がある。こうした感情的扇動が、かっての日本を暴走させ多くの民を死に赴かせたのである。

 こうしたムードが拡がっている中、安倍自民党の「改憲」方針が具体性をおびだしていることも怖い。安倍自民党の施策に反対する者は非国民と呼ばれるやも知れぬ。もはや言論の自由は建前だけになるだろう。日本の自殺者数が世界ワースト6に入るように、日本人が思うほど日本の環境や民主主義は発達したものではない。今こそ日本人の謙虚で広い視野、熟慮が求められる。

 この暴走を抑止する時期にきているのではないかと痛切に感じる今日この頃である。次の選挙で一旦、改憲勢力を抑止し、議論の機会、時間を確保する必要性があるのでは……と思うのは小生だけかな。