武弘・Takehiroの部屋

万物は流転する 日一日の命
人生は 欲して成らず 成りて欲せず(ゲーテ)

一言集(2)

2024年03月31日 02時16分35秒 | 一言集・つぶやき
☆ 戦争は人類にとって最悪の行為である ☆ 脳死状態そのものが、人間の「尊厳」を冒涜するものではないか? ☆ 戦争とは、一部の人間(“死の商人”や軍需産業など)の利益にはなる。しかし、大多数の人間の利益にはならない。いや、大多数の人に損害をもたらすものだ ☆ 理想=夢がなくなったら、この世は終りだ ☆ 謙虚さは良いが、卑屈になってはいけない ☆ 礼の中に心 . . . 本文を読む
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一言集(1)

2024年03月31日 02時15分45秒 | 一言集・つぶやき
◇ 国家とは「税金」である。「税金」で成り立っている ◇ 日一日の命、命の火を燃やせ! ◇ 言葉は“生きもの”である 言葉よ ありがとう ◇ 全てが必然である ☆ 不完全燃焼の人ほど、命に執着する。完全燃焼の人ほど命に執着しない ☆ 役人がのさばると、国が滅ぶ ◇ むかし軍人、いま官僚 ◇ 一筆入魂 ◇ いつの時代にもどこにでも、税金を食い物にする輩(やから . . . 本文を読む
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歴史に見るマスコミの正体

2024年03月31日 02時10分37秒 | メディア
<以下の記事を復刻します。> マスコミ出身の私がマスコミの“悪口”を言うのは少し気が引けるが、これも日本国民のためにと思えば、何らおかしくはないだろう。 実は高校生の頃に読んだら、とても面白かったので忘れられない話がある。いま手元に詳しい資料はないが、ほぼ覚えているので紹介したい。歴史の事実から、マスコミの正体というものが分かるだろう。 時は1814年。ナポレオ . . . 本文を読む
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イエス・キリストと「山上の垂訓」

2024年03月30日 12時37分45秒 | 思想・哲学・宗教
<以下の記事は2002年4月6日に書いたものです。一部修正> 山上の垂訓(C・H・ブロッホ作) 1) 私はクリスチャンではないので、キリスト教のことはよく知らない。 しかし、「山上の垂訓」といわれるイエス・キリストの言葉(教え)は知っている。 この言葉は、人類が発する言葉の中では、二度と現われることのない高貴なものであろう。 人類が滅亡するまでに、このような言葉は決して現われないだろう。そ . . . 本文を読む
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『峠のわが家』

2024年03月30日 12時36分28秒 | 映画・芸能・音楽
アメリカの民謡。1870年代に作られたというが、最もポピュラーな歌の一つだろう。世界中に広まり歌詞も様々に付けられた。1979年(昭和54年)の映画『衝動殺人 息子よ』のテーマミュージックになったのが印象深かったので、取り上げさせてもらう。 https://www.youtube.com/watch?v=MA50ZV7vRNo . . . 本文を読む
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『ひまわり』

2024年03月30日 12時30分42秒 | 映画・芸能・音楽
1970年公開の映画だが、イタリア、フランス、ソ連、アメリカの合作というのは極めて異例だ。 ストーリーは簡単に言えば、新婚の夫が第2次大戦で戦場に行って行方不明になり、彼を探しに妻が異国の地まで訪ねるが、そこで夫は別の若い女性と結婚していたため、涙に暮れて帰るという悲恋物語だ。主人公にはイタリアの大女優ソフィア・ローレンが扮し、その夫はこれも有名なマルチェロ・マストロヤンニが演じている。哀愁に満ち . . . 本文を読む
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秩父あれこれ

2024年03月30日 04時49分15秒 | 旅行
〈2002年4月に書いた以下の記事を復刻します。〉 1) 私は時たま秩父へ行くのが好きだ。 もちろん全ての所に行っているわけではないが、ひなびた風情がとても良い。 都会の生活に疲れたり飽き飽きしてくると秩父に行く。 山あいや田舎の景色が心をなごませてくれるし、季節の移り変わりが新鮮に感じる。40年以上も前になるが、大学1年だった私は、極左過激派の闘争や思想についていけずに挫折し、転向を余儀なくさ . . . 本文を読む
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『私は貝になりたい』

2024年03月30日 04時47分48秒 | 映画・芸能・音楽
〈以下の記事を復刻します。〉 CSテレビで映画『私は貝になりたい』(2008年)を見たが、実に良かった。主演の中居正広、仲間由紀恵も素晴らしかった。この物語はあまりにも有名だが、何度見ても涙がこぼれてくる。昔、フランキー堺主演のテレビドラマが最初だったが、ドラマ史上で画期的なものだった。あれからテレビそのものが認知されたのではないか。  「生まれ変わるなら人間にはなりたくない。牛や馬にもなりた . . . 本文を読む
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普天間基地をテニアンに移そう

2024年03月30日 04時46分20秒 | 政治・外交・防衛
<以下の記事を復刻します。> 以前、沖縄の「普天間基地をテニアンに移せ!」という記事を書いたが、米国家安全保障会議(NSC)が同じことを検討していたという公文書が明らかになり、ますますその思いを強くした。以下に「琉球新報」の記事を引用するとともに、小生の拙記事も併せて掲載しておきたい。 普天間基地の移設先はテニアンが最適なのだ!http://ryukyushimpo.jp/news/entry- . . . 本文を読む
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<まとめ> 青春の苦しみ

2024年03月30日 04時43分31秒 | 小説・『青春流転』と『青春の苦しみ』
過去の作品をまとめる必要が出てきたので、この場を借ります。ご了承ください。 http://blog.goo.ne.jp/yajimatakehiro/e/cb7cbb5f0cfe671b27fafb95ed9f5de5http://blog.goo.ne.jp/yajimatakehiro/e/e3f7dd4e546e21f8c1d84438730f995ahttp://blog.goo.ne. . . . 本文を読む
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青春の苦しみ(16・最終回)

2024年03月30日 04時42分42秒 | 小説・『青春流転』と『青春の苦しみ』
17)エピローグ  外気の寒さがまだ残る日々だったが、冬は一歩ずつ遠のき、すぐそこに春の訪れが近づいている。行雄は全ての学業から解放され、後は春の到来を待つだけという気分になった。 やがて試験の結果が発表され、彼はほとんどの課目で「優」を取ったが、そんなことより卒論の「優」の方が何よりも嬉しかった。  そして、卒業式を前にした3月中旬、大学近くのS蕎麦店で仏文科のお別れ会が開かれた。A、B両ク . . . 本文を読む
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青春の苦しみ(15)

2024年03月30日 04時39分06秒 | 小説・『青春流転』と『青春の苦しみ』
16)卒業論文  冬休みに入ると、彼は遅れがちだった卒業論文の作業を進めようとしたが、まだどうも気乗りがしなかった。 そこで、近所に住む向井弘道の家へ遊びに行ったり、彼の方が行雄を訪ねてきたりして雑談を交わしていたが、向井も某石油化学会社への就職を決めていたため、将来の仕事や生活ぶりが話題の中心になった。  彼は親元を離れ、会社の独身寮に入るということが相当に嬉しいようだった。日頃は温和で控え . . . 本文を読む
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青春の苦しみ(14)

2024年03月30日 04時38分11秒 | 小説・『青春流転』と『青春の苦しみ』
15)百合子の指  Fテレビの研修が終って通常の大学生活に戻ると、また早稲田祭の季節になっていた。百合子は歌舞伎研究会の活動に熱心に参加していたが、行雄は蓼科での合宿に行けなかったことなどから歌舞研にはほとんど関心を失い、早稲田祭のサークル活動には加わらなかった。  そんなある日、徳田と雑談を交わしていると、エール・フランスの採用試験に失敗した百合子が、彼の助力でフランス大使館への就職を決めた . . . 本文を読む
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青春の苦しみ(13)

2024年03月30日 04時37分16秒 | 小説・『青春流転』と『青春の苦しみ』
 秋も深まり11月を迎えると、Fテレビで就職内定者の職場研修が始まった。一日目の午前中、まず総務局の河野人事部長から、23人の内定者に対して研修の目的や日程などの説明があり、そのあと研修生は7つの班に分けられ各職場へと配置された。  制作関係を希望していた行雄は、同じようにドラマのディレクターを志望する他の3人と一緒に、まず制作現場に回された。テレビ局のスタジオを見るのは初めてなので、興味津々覗 . . . 本文を読む
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青春の苦しみ(12)

2024年03月30日 04時36分28秒 | 小説・『青春流転』と『青春の苦しみ』
14)研修  就職が決まって一安心していると、歌舞伎研究会が夏休み中に長野県の蓼科で合宿を行なうということが分かった。 行雄は以前ほど歌舞伎に関心は持っていなかったが、面倒臭い就職問題も片付いて気が楽になったせいか、気分転換も兼ねて合宿に参加しようと思った。  また、蓼科高原の自然の中で、百合子と一緒に合宿生活を送るのは、他に多くの学生が参加していようとも何か“淡い期待&rdquo . . . 本文を読む
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