武弘・Takehiroの部屋

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黒岩神奈川県知事のこと

2024年05月17日 14時34分56秒 | フジテレビ関係

【神奈川県の黒岩知事については週刊誌などでいろいろ取り沙汰されたが、私の“後輩”であるため、ここに一文を復刻します。悪しからずご了解願いたい。 以下の記事は「2011年3月19日」に書いたものです。】

 元フジテレビキャスターの黒岩祐治君が神奈川県知事選に出馬するそうだ。新聞に出ていたが、彼は私の後輩で長い間 報道局で勤務していた。
 昔、私が政経デスクをやっていたころ黒岩君は配下にいたのだが、初めは何かモタモタしていて、「こいつ、大丈夫かな~?」と思ったりしたが、その内しっかりした記者に成長していった。まあ、駆け出しのころはどんな記者でも不安なものだ。
 当時、自民党に田中六助という大物国会議員がいたが、彼は田中氏によく食い込み何回か特ダネを取ってきた。「ほう、なかなかやるじゃないか」と見直したものだ。
やがて私も黒岩君も部署が変わったが、彼はその後、救急医療問題に取り組み「救急救命士」制度の誕生に貢献したことは、正直言って立派である。

そのうち、私は報道を離れ別のセクションに異動、やがて定年を迎えた。定年後、あまりやる事もなかったので、ホームページを立ち上げ言いたい放題に記事を書いていた。そうしたら、いち早く私のHPに絶賛のコメントを寄こしてくれたのが黒岩君である。まあ如才ないと言うか、人をおだてるのが上手いと言うか(笑)、なかなかのものである。むろん、私は悪い気がしなかった。
その頃、彼はテレビキャスターをやっていたが、何かあればメールで意見交換をしていた。文句たれの私は2~3回、彼の番組に“クレーム”を付けたことがある。その度に、忙しい中でも彼はきちんと返事を送ってきた。
 1年以上前に、黒岩君はフジを退社し医療関係の大学教授になっていたが、なぜ政治の世界に入らないのかと思っていた。彼なら能力も実行力もあり、いろいろとやれるはずだ。そう思っているうちに、今回の知事選出馬を聞くことになった。 何か黒岩君の“推薦文”みたいになってしまったが、彼ならいろいろな事が出来るだろう。

 余談だが、彼は歌が上手い・・・そうそう、別のことを思い出した。彼が昔、現場の記者をしていた時、あるリポートをする際に歩きながら話し始めた。デスクである私はびっくりした。「おい、どうして歩くんだ? なぜ歩くんだ?」と思った。
その頃、記者リポートというのは“直立不動”でやるのが当たり前だったが、黒岩君は歩きながらリポートし、ある会場へと入っていった。こんなことは初めてである。「へえ~、黒岩は変わったことをやるもんだ」と思ったが、会場へ入っていくシーンが妙に自然な感じがした。今ではそんなリポートは当たり前だが、当時は極めて大胆、斬新だったのである。彼が歩くリポートを開発したようだが、古臭い人間である私が驚いたということだ。
このように、黒岩君は新しいことに挑戦する能力があり、それを実行する力がある。何だかまた推薦文みたいになってしまった。失礼(笑)
しかし、事実を述べたまでだ。彼は自民党の推薦を受けるようだが、そんなことはどうでもいい。共産党でも自民党でもどこでもいい。 いや、話が逸れてしまったから止めよう。とにかく、長い付き合いの先輩・後輩の関係である。黒岩祐治君の健闘を祈る。(2011年3月19日)


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