ウイング マレーシア・クアラルンプール校

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マレーシアは総選挙で生まれ変わるのか。

2013年05月05日 | マレーシア
今日の総選挙は独立後初めて政権交代の可能性を秘めた歴史的な選挙戦である。

英国から独立して以来世界最長の連立政権、過去12連勝の与党は前回選挙で絶対安定過半数を初めて失い、今回の総選挙では政権与党から引きずりおろされることも十分に考えられる。

中国系はシニア層を除けば、多くが野党を支えており政権交代を実現しようとしているが、中国系の人口は人口の4分の1程度であり、インド系、マレー系の投票行動次第である。

今回の選挙は前回同様に野党側がインターネットでの選挙戦略を進め、前回以上の反政権、政権交代実現を強く多くの人々に伝えたことは我々在住日本人の目にも明らかである。

FacebookやSNS、メールでの連日連夜の政権交代のメッセージは多くの人々の目に触れたはずである。

BNの牙城であるジョホール州や東マレーシアや農村部地方では与党有利は揺らぎ無いだろう。

政権交代が実現しない場合は、野党側は与党による選挙結果捏造や不正な投票行動について激しく抗議することは間違いない。

どちらが勝利しても、明日以降のマレーシアでは混乱することも考慮しなければならない。

いずれにせよ、愛するマレーシアが選挙結果により混乱することは誰も望んでいないが、その可能性があることを理解して我々日本人も行動しなければならないだろう。

(写真は投票所前に早朝から長蛇の列)


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