映画とライフデザイン

大好きな映画の感想、おいしい食べ物、本の話、素敵な街で感じたことなどつれづれなるままに歩きます。

ある愛の詩  ライアンオニール

2009-07-11 20:48:42 | 映画(洋画 89年以前)

どうした風の吹き回しか、この映画を見た。
出身の家庭があまりに違う二人が、反対を押し切り結婚する。妻が白血病にかかってしまい悲しむ夫の話。主題歌があまりに有名。映画上映当時は、日本の歌謡界も競ってこの歌を歌っていた。「歌唱力に自信があるイコールこの歌で感動させる。」が如く。

ハーバード大学に通うライアンオニールは、アイスホッケーの選手でありハーバード法科大学院を目指して勉強する富豪の息子。その彼がハーバードの系列女子大学の図書室に本を借りに行く。貸し出し場所にいたのが、無邪気な学生アリ・マッグローである。ケンカまがいのやりとりのあと、二人はデートし、やがて付き合い始める。アリも大豪邸のライアンの家に遊びに行く。両親は歓待するが、「一時の恋」と冷静さをライアンに要求する。ライアンは親の援助で大学院に行くつもりだったが、父親から命令口調で人生を決めようとさせられる気運を感じて自力で学校行こうと家を飛び出す。そしてアリと結婚するが。。。

正直映画としてはもう一歩であった。ニューヨークの冬を描く撮影はなかなかよいが、それほどレベルは高くない。脚本も涙するほど彼女の死がつらくも感じさせない。フランシスレイのテーマ曲は名曲だが、「男と女」「白い恋人たち」ほど映画の中で効果的に使われているとは思えない。二人の無邪気な演技は悪くはないが。。。。
激動の70年代に入ったころのニューヨークの風景と伝統あるハーバード大のキャンパスを見れるということでの価値はある。冬に見る方が情緒あるかも?


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