5月1日水曜日、快晴、気温17度。
今日から5月。朝、いつものように起きて仕事に出掛ける。
7時30分には部屋に入って、ポットのお湯でインスタント・コーヒーを飲みながら、まずはメールのチェックとその返信。それから何件かの「出張願」と「義務免除伺い」を作成してパソコンで送り、日中、決済、打ち合わせ、会議をこなしていった。
昨日の夜、「ホット・ヨガ」をするためにジムに行き、その途中、「吉野家」に寄って「鉄板牛焼肉定食」を食べたので(美味かった)、今日のお昼は肉を避け、カップラーメンに筋子のおにぎりを食べる(体に悪いと知っていても食べたくなってしまう・・・)。
仕事を終えて定時に帰宅。
ゴールデン・ウイークの10日間で出来るだけ溜まった本を読もうと思っていたのだけれど、中々進まず少し焦る。とりあえず目の前に積んである本を上から順番に読んでゆくことにした。
まずは、管理栄養士・岡城美雪氏の「これだけ! 脱うつごはん」を読む。薄い本なので、数時間で読み終えてしまった。
他人と比べて自己肯定感は低いし、ちょっとしたことでクヨクヨするし、何でも物事を否定的に捉え、悲観主義の権化みたいなところがあって、夜もあんまりぐっすり寝られない。
これって、昔からのどうしようもない「性格」なんだとずっと思っていた。
たまたまネットで見たのが、今回読んだ「脱うつ ごはん」というタイトルの本だった。
簡単に言うと、不安やネガティブな感情は、「性格」から来ているというよりも、「単なる食べ物が作り出した症状」でしかないんだとこの本は主張する。
著者は、1000人以上に血糖コントロールを教えてきた管理栄養士である。確かに分かる気もする。
血糖値の安定を図ること。これがウツ解決への大きな糸口だとも述べている。糖質の取りすぎを気にする人は多いけれど、最も大事なのは血糖値を「安定させること」で、血糖値の乱高下「血糖値スパイク」が、心のアップダウンに直結するのだとか。
そしてその「血糖値スパイク」を招く原因の多くが、高血糖(糖尿病などの原因にもなっている)よりも低血糖に起因することがかなり多いことから、食事の種類に気を付けて低血糖を予防改善することで心の安定がもたらされると。
読みながら、「えーーっ!」と思ってしまったのは、ファスティングや「16時間断食」を否定していて、空腹はお勧めできないと主張している部分だった。
だって今それやってるし・・・。
著者が主張するには、「16時間断食」ってただ朝食を摂っていないだけのことで、メンタルの浮き沈みの激しい人にとっては、血糖値が乱れることへと繋がるからだという。
カフェインが含まれる珈琲も控えたほうが良くて、甘いスイーツやチョコレートもやめるべきで、それらの摂取は身体を疲れさせるだけだとも主張する。
でもなあ。
じゃあ、そうすると、「16時間断食」実践論者がいう、最後に食事を摂ってから12時間ほど経つと血液中の糖や肝臓に蓄えられた糖が完全に消費され、代わりに「ケトン体」(脂肪を分解したときに発生する物質)がエネルギー源として使われるようになり、①血液を錆びさせる活性酸素が減って抗酸化作用が発揮される②傷ついたDNAが修復されるなどの素晴らしい変化が起こるというアレは、いったいなんなんだろう?
うーむ・・・。
よく分からん・・・。