淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

「Holiday~♪ Celebrate~♪って、思わずマドンナの曲を口ずさむ」

2016年01月31日 | Weblog
 朝方、目が覚める。
 でも、いいんだ今日は、起きなくて♪
 寝ていていいんだ。

 久しぶり、ほんとに久しぶりの休日なのだ、今日の日曜日は。
 約3週間ぶりに迎えた待望の休みの日だ、もう少しこうやって蒲団の中に潜っていよう。そう思っているうちに、そのまま、また眠ってしまった。

 ゆっくり起きて、NHK大河ドラマ「真田丸」と「ブラックリスト」シーズン3の初回を観る。
 どちらも面白い。
 特に「真田丸」、完全に草刈正雄の独壇場である。

 昨日と一昨日の2日間で、家の前にどっさりと置いていった雪塊を片付けたので、今日はその作業もやらなくていい。
 思わず、マドンナの「ホリデイ」を口ずさむ。

 Holiday~♪ Celebrate~♪Holiday~♪・・・

 それでも外は雪。
 時々、激しく吹雪いている。
 今日で1月が終わって明日からは2月が始まる。

 午後、これも本当に久しぶり、スポーツジムへ。
 皇居の周りを走ったのを除けば、3週間ぶりに身体を動かすことになる。

 最後まで出来るかどうか不安だったけれど、「ボディ・コンバット」45分をなんとか遣り遂げる。途中、息があがってかなりしんどかったけれど、やはり身体を動かすのは気持ちいい。
 「岩手銀河100キロウルトラマラソン」も、もう出場料を払いこんでしまったので、こうなったらあと4ヵ月滅茶苦茶鍛えるしかない。

 そして明日からは、また怒涛の一週間が始まる。
 いつまで続くのだろう、この茨道・・・。

 春はほんとに来るんだろうか?









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「ボビー・ギレスピーが好きな曲を選んだら、うつろな日曜の朝みたいになっちまった」

2016年01月30日 | Weblog
 今日の土曜日もまた、朝から仕事で缶詰状態。
 眠い。

 来年度の予算査定である。
 閉ざされた部屋に入って、膨大な資料と睨めっこ。
 でも、この作業を続けているスタッフはもう何日も徹夜状態なわけで・・・それを考えたら不平なんて言っていられないのだけれど・・・。

 途中、中心市街地の某施設で打ち合わせがあり、一人だけその場を抜ける。
 今日の市内、相変わらず雲ってはいるものの、穏やかなだ。

 中心市街地での仕事が終わって、また戻った。
 仕事が終了したのが夕方5時過ぎ。もちろん、これからもまだまだ作業は続いてゆくわけで・・・。

 やっと家に帰って、読み終えて溜まりに溜まった本類を整理する。
 コミックと新書とハードカバーで100冊以上になったので、「ブックオフ」に電話して来週家まで来て貰うことにした。

 ランニング仲間の先輩に電話して、6月の「いわて銀河100kmチャレンジマラソン」にエントリーすることに決める。
 今年はそれに加え、「秋田内陸縦断100kmマラソン」にも一緒にエントリーすることに。

 それにしても、もういつから休みが取れていないんだっけ。だんだんと疲れてきた。
 スポーツジムにも全然行けてないし。
 夕食を食べ終えて部屋に戻ったら、どっと疲れが出てきて、少しその場に横になる。
 
 うつろな日曜の朝みたいになっちゃったら困るので、ここは気合を入れて、さあもうひと頑張りだと自分で自分にカツを入れた。

 おいおい、そんなんで100キロなんて走れんの?
 









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デビッド・ボウイの12枚ボックス「ファイヴ・イヤーズ 1969-1973」。やっと聴き始めてます。

2016年01月29日 | Weblog
 日銀が追加金融緩和策、マイナス金利を来月16日から導入するらしい。
 初めての試みだろう。
 そうなると、当然銀行としては日銀にお金を預けることをせず、民間企業などに貸すようになる。
 結局は景気浮揚策である。
 でも、それが成功するのだろうか? 日本経済は復活するまで力を得るのだろうか?

 そんな金曜日。
 天気予報では、関東甲信と東北南部で大雪になると告げている。
 こうなると今冬は、暖冬なのか極寒なのかよくわからなくなる。

 現在の青森市内の積雪量は午後9時時点で76センチ。
 今朝、出勤しようと外に出たら、持ち上げるのが不可能くらいの雪の塊が、家の玄関先、それから車庫の前にどっさりと置かれていた。
 除雪車が置いていったのだ。

 これって、嫌がらせ?
 車も出せないし、シャッターも開かない。それほど硬くて分厚い氷になった塊が家の前に数多く積み上げられている。
 当然片付けようとその1メートル四方はあると思われる分厚くて重い塊を持ってみた。でもあまりに重くて持ち上がらない。

 どうしたらいいんだろう?
 しっかし・・・。
 
 そんな、誰に怒りをぶつけたらいいのか分からない出来事も色々あるのだけれど、それをそっと心に仕舞い込み、今日も仕事に出掛ける。

 やっと仕事が終わって家に帰ったのは夜の10時。
 くたくたである。
 そんな悶々とした気分の中、デビッド・ボウイを聴く。

 デビッド・ボウイのセカンドアルバム「スペース・オディティ」から始まって、7枚目となる「ピンナップス」までを、最新リマスターで、未発表とレアな音源を含め12枚のアルバムにまとめたアンソロジーだ。
 ボックス「ファイヴ・イヤーズ 1969-1973」。

 買い求めたのは去年の秋だった。
 それを今やっと、じっくりと聴き始めている。

 個人的に好きなボウイのアルバムは、ソウルに傾倒した時期とベルリン3部作あたりなので、彼の初期のアルバムに対する思い入れはあまりないのだが・・・。
 なので、これからじっくり1枚1枚、丁寧に聴いていこうというのが実状だ。

 聴きながら改めて感じることがある。
 やっぱり、ボウイは凄い。

 それだけは紛れのない事実である。











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「負の感情を捨てる方法 「最悪」は0.1秒で最高に変わる」

2016年01月28日 | Weblog
 心の平安を保ったことがない。
 否、保てたためしがない。
 幸せだという気分に浸ったことがない。

 もちろん、「ああ気分がいい」とか「幸せな気分だぁ」と思ったことは何度もある。何度もあるけれど、それすらほんの一瞬で消えてしまう。
 というか、長続きしない。
 それが幸せの本質たなんだよと言われたら、そこに返す言葉は見つからない。持続し続ける幸せなんてこの世界にはないのかもしれない。

 ずーっとこれまで、生きることは痛みを伴うことなんだと思ってきた。
 どんなに楽しいことや幸せだと感じることがあったとしても、そんなのはすぐに消え去って、また次々と煩わしいこととか辛いこととか苦しいこととかが待っている、そんなふうに考えて自分の人生を生きてきた。

 今まで生きてきて、とても辛くて息苦しくて切なくて、このまま眠るように、まったく痛みを伴わずにもう一つ別の世界に行けたらいいのに、そう思うこともあった。
 何をしても心底満足出来なくて、生きていることに苛々しながら生きてきたように思う。何事も悲観的に捉え、どうせいつかは死んでしまうんだとニヒルを気取って生きてきた。

 たとえばこの約十年間だけでいえば、ブログを書き始めた2004年から2005年の辺り、それから去年の六月から今まで続くこの約半年間、これが最も辛くて痛くて苦しくて、気が狂いそうになった、最低最悪の時期じゃなかっただろうか?

 苦しい・・・あっ、今もか。

 でも、ここにこんな事を長々と書き連ねても、心の苦しさを伝えることなんて所詮無理だろう。

 ただ、この地獄の日々を生きてきて、ちょっとだけ、ほんのちょっとだけ、強くなった、そうは思っている。
 居直ったというか、腹を括ったというか、そういうところは少しだけだけど、ある。そう思っている。

 そうだ、そんな俺だって、少しは学習してきているんだ!

 「負の感情を捨てる方法「最悪」は0.1秒で最高に変わる」という本を読んだ。
 著者は、中島輝という人だ。

 アマゾンに掲載されている「著者略歴」をそのまま引用すれば以下のようになる。
 『5歳で里親の夜逃げという喪失体験をし、小学4年から分裂症・躁鬱病・パニック障害・統合失調症・強迫性障害・不安神経症・認知症・過呼吸・胃潰瘍・大腸炎・円形脱毛症・斜視に苦しむ。25歳から10年間実家に引きこもるが、家業が巨額の借金を抱え、自殺未遂を繰り返す。困難な精神状態の中、独学で心理学やセラピーを学び、自ら実践し、35歳で克服。日本メンタルヘルス協会で心理学を学ぶ。また独学で100近くの心理学やセラピー、特にアドラー心理学、フランクル心理学、カラー心理学、NLP、コーチング、ヒーリング、ボディーワークを修得し、数多くのオリジナルセラピーを開発。5年間で臨床経験6,000名、臨床時間数10,000時間を超え、クライアントの95%が回復。現在予約は6ヶ月先まで埋まり、常時200名以上がカウンセリングを待っている』、らしい。

 「負の感情を捨てる方法「最悪」は0.1秒で最高に変わる」は、スラスラ読める。数時間も掛ければ最後まで読み通すことが出来るだろう。

 もちろん、こっちも必死である。
 この本から何かを救い上げ、実践で使える方法を学び取り、早く「負の感情」を取り除きたい・・・そう思って真剣に読んでいった。

 でも読み終わっても、「最悪」は0.1秒で最高に変わる、そんなことはなかった。

 ただ、書いてあることはわかる。その通りだと本当に思う。
 まずは自分自身を好きになり、自分自身を変えること。
 負の流れを止めることが出来るのは自分だけ。肩の力を抜き、今ある満足を知ること・・・。

 それはわかり過ぎるくらいにわかっている。
 だって、負の感情を作り出しているのは自分自身なんだから。
 ようは、執着を止め、過去を振り返らず、今あるここで「足るを知る」、そういうことなんだろう。

 まあ、いちいち悩むなよ。今を生きよ。ってことですかね。

 なるようにしかならないんだよね、所詮、人生なんて。
 全然、結論になっていませんが・・・。

 だってもう、完全に開き直って、今あるこの一瞬を笑って生きるしかないっしょ!

 これに尽きる。










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傑作! 橋口亮輔監督の映画「恋人たち」。キネマ旬報邦画年間ベストワン、わかります!

2016年01月27日 | Weblog
 素晴らしい映画である。

 さすが映画誌の老舗、キネマ旬報。
 分かっていらっしゃる。
 この橋口亮輔監督の映画「恋人たち」を、2015年邦画年間ベストワンに推したのは正解だ。

 男がいる。
 男は、心から愛していた妻を失った深い悲しみから逃れられずにいる。
 最愛の妻は、何の接点もない通り魔による無差別殺人の犠牲者となり、もうこの世にはいなかった。
 男は深い絶望の淵に追い遣られ、弁護士費用を捻出するために国民健康保険も払えず、散らかったアパートの部屋で死ぬことだけを考えている。

 女がいる。
 口うるさい姑と、無口で寝転がってテレビを観続けている夫。
 女はパートに出て弁当屋で働いている。女主人はいつも怒りを撒き散らし、女を含めたパート社員を怒鳴り続けている。
 女はもう若くない。
 腹が出て、胸も垂れ、化粧っけのない顔は覇気がない。人生を半分降りている。

 もう一人の男がいる。
 男は気鋭の若手弁護士だ。上目目線でクライアントを見下し、非情ですらある。
 彼は同性愛者だ。
 その高飛車に他人を見下す態度に、恋人も彼の元から去って行った。でも彼には学生時代からずっと熱い想いを寄せていた無二の親友がいる。

 映画「恋人たち」は、これら三人のそれぞれ異なるエピソードを重ね合わせながら、絡まるように静かに流れてゆく。
 そしてその静かな河の流れは、時には微かに掠め合い、時には無表情を装って、哀しみと絶望と孤独をも一緒に引き摺ってゆく。

 とにかく、映画の細部に神が宿っている。
 たとえば・・・。

 女が慌しく夕餉の片付けを終え、ひたすらテレビを観続けている夫に向かって「お風呂、沸いたよ」とぼそっと告げると、夫は一言も言葉を交わさずに、ぬくっと立ち上がり、ただ「ぽん」と女の肩を叩いて風呂場へと駆け込む、そんなシーンがある。

 つまり、女を誘っているのだ。
 女は「じゃあ、買って来るね」と投げやりに答えると、家を出て暗い夜道をとぼとぼと歩き、自販機のコンドームを買ってまた家へと戻る・・・。

 このたった数分間のシーンの、なんと素晴らしいことか。
 一見、なんの変哲もない、ありふれた夫婦の秘めた夜の日常を映し出しているように見えながら、ぺろっと一枚皮を捲ると、そこには狂気や遣る瀬無さが息を潜めて微笑んでいる。

 そんな狂気を纏った日常の断片を、橋口亮輔は生々しく、私たちの面前へと差し出してくる。

 この、映画「恋人たち」に出てくる三人は、いずれも無名の新人俳優たちである。
 しかし、三人とも素晴らしい演技をみせる。
 かなりの即興訓練を積んだらしいが、監督の橋口亮輔の演技指導が卓越していたのだろう、あまりの素晴らしさに観ながら唖然としてしまった。

 特に、疲れた中年女性を演じた成嶋瞳子が凄い。
 体当たりの演技である。

 上映時間の約二時間数十分間、映画の素晴らしさに圧倒され続けた。

 ラストのラスト、微かな、ほんの微かな希望のひかりが見える。
 そこに救いがある。

 この映画をベストワンにしなかったら、一体なんの映画を選べと言うのだろう?

 橋口亮輔監督の映画「恋人たち」。
 傑作である!








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「東京は、心とは裏腹な、水星の彼方まで透けてみえる、そんな冬の青空が広がっている」

2016年01月26日 | Weblog
 火曜日の明け方、あまり熟睡出来ずに、何となくうっすらと目を開けてみたら、ホテルのベッド横の東窓から鮮やかな橙色した朝焼けが見えた。

 とても綺麗だ。
 都会の夜が明ける、その直前の、とても透明で美しい風景が広がっている。

 橙色の帯がなだらかな山並みのように右と左に大きく広がり、その上に二段重ねみたいにして薄い青白が空を覆い尽くしている。

 そこから、見る見る間に眩しい朝日がこぼれ始め、すぐさま雲ひとつない完璧な青色の空が広がって、高層ビル群を浮き上がらせた。
 1月の東京の、完璧な冬の朝。

 ずっと土日も連続して仕事が続いていて、最近はほとんど曜日の感覚が無くなっている。
 その疲れが少しずつ澱のように沈殿する。
 
 昨日の夜も、色々仕事の先行きのことを考えて、なかなか眠れなかった。寝付きが悪い。
 今日の火曜日は素敵な朝の風景に出逢えたというのに、都内での仕事に突入した途端、心は一瞬で奈落の底へと突き落とされる。

 平静を保てという声と、もう駄目だという声が錯綜して、気分は限りなく落ち込んでゆく。
 持つんだろうか?

 午後の新幹線に乗り込んだ。
 あまりに疲れ果てていて、東京駅の待合室の簡易な椅子に座ったまま、そこから一歩も動けない。
 何度も空あくびが出て、歩くのさえ面倒くさい。
 お腹も空かない。

 全部受け止めず、適当にこなしたらいいじゃん・・・全部自分が悪いわけじゃねえや、なるようになれや・・・背負い込むな、いつかは終わる・・・そんなふうに自分で自分を慰めて、気合を入れてみる。

 東京駅の新幹線プラットホームに出た。
 空を見上げる。

 東京は、心のざわめきとは裏腹な、水星の彼方まで透けてみえる、そんな冬の透明な青空が広がっている。

 心の持ちようがわからない・・・。








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UKバンド、スウェードの最新作アルバム「夜の瞑想」は美しい。とても美しい。

2016年01月25日 | Weblog
 UKロックバンド、スウェードの最新作アルバム「夜の瞑想」。

 まずアルバム・ジャケットが素晴らしい。
 最近出た色んなアルバム・ジャケットの中でも飛び抜けている。前作の「ブラッド・スポーツ」もアルバム・ジャケットが良かったけれど、これはその数段上をいっている。

 イギリスのロックバンド、スウェードによる再結成を経て作られた、3年振りとなる通算7枚目のオリジナル・アルバムだ。
 ジャケットにも惹かれたけれど、このアルバム・タイトルもまたいい。

 「夜の瞑想」・・・。
 うーん。素晴らしい。

 「Night Thoughts」、つまり夜の瞑想は、18世紀のイングランドの詩人、エドワード・ヤングの同名著書からの引用されたのだとか。
 ただ、このエドワード・ヤングという詩人、まったく知らない。というか、詩の一篇すらまったく読んだことがない・・・。

 そして、ジャケット、タイトルに続いて、当然の如く、このアルバム「夜の瞑想」の内容・出来栄えである。
 いやあ、これもまた素晴らしい。

 耽美的でメランコリック。
 でありながら、高揚感がある。

 それぞれの曲のメロディがしっかりしていて、キャッチーかつフックが効いている。
 どことなくプログレっぽい匂いがするのは、トータル・アルバムという造りになっているからだろう。

 歌詞もいいんだよなあ。
 『悲嘆に抗え 悲嘆に抗え 悲嘆に抗うんだ 明日なんかない人のように 悲嘆に抗え 悲嘆に抗え 悲嘆に抗うんだ』・・・。

 いいよぉ! 
 スウェードの最新作アルバム「夜の瞑想」は。

 美しいんだってば!








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「こんな静かで美しい冬の夕暮れなら、ずーっと冬だってかまわない」

2016年01月24日 | Weblog
 日曜日。
 朝の7時に起床して、8時からの仕事の打ち合わせに間に合うよう朝食を摂り、ツルッツルに凍った雪道を滑らないよう、そーっと歩いて仕事場へと向かう。

 西日本を中心に最大級の寒気が押し寄せているというのに、本州最北の県庁所在地は、マイナス5℃の寒さではあるけれど、昨日の夜から雪はまったく降らず、静かで穏やかな休日の朝を迎えている。
 きりっと冷たい、冬の朝の澄み切った大気。

 今日も朝から忙しい。
 午前中、重要な会議。そこから某施設の関係者との打ち合わせ。午後が定例の公式会議。その前に東京から来ている関係者との打ち合わせがある。
 定例の会議が終わっても、夜の9時まで組まれている我が組織の予算関連会議。そこから今度はまた別の打ち合わせが待っている・・・。

 夕方になる。
 目的地での仕事が終わり、また別の目的地まで徒歩で雪道を独り移動する。

 沖縄県奄美市の名瀬で、1901年2月12日以来、なんと115年ぶりになるという初雪が観測されたというのに、この北国の街は、久しぶりに澄み切った青空が広がっている。

 西の空が少しずつ橙色に染まり出して、地上を覆っている真っ白な雪に反射する。
 冷たい大気が辺り一面を包み込んではいるものの、冬の夕暮れ時の静謐な時間の流れが穏やかさと美しさを作り出しているから、立ち止まって何度も空を見上げてその素晴らしさに見惚れてしまう。

 この季節で一番好きな時間帯。
 少しずつ昼の時間が長くなり始め、透明な時間が現れる、そんな時間。
 最も冬が美しく映える、それは夕方4時半近く。まるで時計の針がぴたりと止まってしまったみたいな、そんな時刻。

 こんな静かで美しい冬の夕暮れなら、ずーっと冬だってかまわない。

 夜になる。
 仕事が終わって、ひっそりと静まり返った真っ暗な夜道を歩いて帰る。
 スケートリンクのように凍った雪道を、肩をすぼめて滑らないように歩いていたら、東の夜空に満月が浮かんでいた。

 真冬の満月。

 その寒さに震えている満月の光に照らされた、真っ白な雪がとても美しい。
 こうして、忙しさの中に埋没してゆく自分がいる。

 ひとりぼっちの自分がいる。
 真冬の夜道をたった独りで歩いている。







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「The One You Love」

2016年01月23日 | Weblog
 遂に、青森市の積雪量が100センチ超え。
 105センチまで積もって、そこからまた少しずつ減りはじめ、1月23日土曜日午後9時現在の積雪量は94センチ、気温はマイナス3.9度。

 今日は比較的穏やかな一日だった。
 ただ、日本列島には非常に強い寒気が流入していて、月曜日25日まで冬型の気圧配置が強まるらしい。
 特に、北陸と西日本では大雪や猛吹雪、暴風に見舞われる予報で、かなり交通の乱れが生じるらしい。

 そんな土曜日。
 今日も朝から仕事。
 午前中、H青森で開催された某企業の新年祝賀会に出席して祝辞をのべる。
 それにしても若い社長さん、とても軽いノリで好感が持てた。こういう企業って伸びるんだろうな。風通しがいい。

 午後からは、某男女参画グループによる「フェスタ」。
 ファッション・ショーに出ろとのご命令で、仕方がないのでステージに出ることに。家にある私服を何でもいいから持参してそれを着てステージを歩けというご命令なので、「ええーーーっ!」とは思いつつ、腹を括って何とかそれらを遣り遂げる。

 恥ずかしかった・・・。

 それが終わって、そこからオフィスに戻ってまた仕事。
 それにしても澄み切った冬の空。こういう穏やかな休日に限って、なぜか仕事が待っている・・・。
 皮肉なものだ・・・。

 夜、やっと仕事が終わって、家に帰って、即、雪片付け。
 汗を掻いたので着替え、一風呂浴びてやっと休息する。

 溜まった新聞を読んでいたら、衝撃的な記事が目に留まった。
 世界NGOの調査によると、世界で最も裕福な上位62人と、世界の人口の約半分に当たる、下位の36億人が保有している資産、これがほぼ同じなのだとか。

 世界で最も裕福な上位62人と、下位の36億人が保有している資産が同じ!
 なんなんだ、これは?

 62人だよ、たったの62人!
 クラス2クラスにも満たないじゃん!
 顔だってすぐに識別できる範囲の人数だろうが!

 それが、世界の36億人分の資産を持っているのである。
 なんたる格差!

 たとえばアフリカでは、富裕層が支払っていない税金が140億ドルもあって、それをもしも税収として取ったならば、年間400万人もの子どもの命が救えるのだとか。

 400万人の子どもの命が救えるって・・・。
 なんなんだ、この世界は・・・。









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今度はイーグルスのグレン・フライが亡くなった。ある意味、ボウイよりショックかも。

2016年01月22日 | Weblog
 僕にとってのイーグルス、そこには特別の思い入れがある。
 東京での4年間の自堕落で無作為で呆れ返った放蕩生活を送っていた中で、イーグルスの音楽に救われたことが何度かあったし、心に今でも残る思い出の幾つかの場面には、当時のイーグルスの音楽が伴って流れてくるからだ。

 僕が初めてイーグルスのアルバムを買ったのは、法政大学の地下の売店にあったレコード・コーナーだった(と思う)。
 アルバム「呪われた夜」だった。
 そしてそこから逆算するかたちで、イーグルスのアルバムを揃えていった。

 そして次にリリースされたのが、怪物的名盤というか、ロック史に燦然と輝く金字塔的アルバムというか、アメリカ・ウエストコースト・ロックの先駆的だけれど最後を飾る名盤、「ホテル・カリフォルニア」である。

 そのイーグルスを牽引した2人の人物、その一人がドン・ヘンリー、そしてもう一人の雄がグレン・フライだった。
 僕はといえば、当然グレン・フライ派だった。

 ドン・ヘンリーの愁いを帯びたヴォーカルも確かに捨て難い(というか、名曲「ホテル・カリフォルニア」はドン・ヘンリーのヴォーカルなくしては語られないだろう)けれど、甘い歌声と作る楽曲でいったら、やはりグレン・フライを支持せざるをえない。

 イーグルスが解散して(また再結成するのだけれど)からのグレン・フライのソロ・アルバムもまた大好きだった。
 特にファースト・アルバム「No Fun Aloud」は今でも愛聴盤たる一枚だ。

 中でもアルバム2曲目の「恋人」は素晴らしい名曲だと思う。
 こんな美しくて切ないラブ・バラード、ほかにない。

 そんな大好きだった、グレン・フライが突然死んでしまった。
 淋しい。とても淋しい。

 僕は今日もまた、ユーチューブでグレン・フライの「恋人」を何度も繰り返して聴いている。
 もちろん、デビッド・ボウイもちゃんと聴いてます。

 本当はグレン・フライのアルバム自体をちゃんと聴きたいのだけれど、CD棚の奥深く入り込んでいるのか、未だにアルバム「No Fun Aloud」を探せないでいる。

 それにしても、どこにいっちゃったんだろ、グレン・フライの「No Fun Aloud」・・・・。

 合掌。









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ギレルモ・デル・トロ監督最新作映画「クリムゾン・ピーク」。「パンズ・ラビリンス」のほうが上かも。

2016年01月21日 | Weblog
 映画「クリムゾン・ピーク」を観た。
 監督のギレルモ・デル・トロは、個人的にご贔屓の映画監督のひとりである。

 この監督、「ホビット」三部作では脚本家としてのみ参加していたけれど、監督としての「パシフィック・リム」や「パンズ・ラビリンス」、それから「ヘルホーイ」に「ブレイド2」などを観ていると、純な子どもがそのまま大人になって自分の心のままに映画を撮っている、そんな感じがして好感が持てる。
 見た目も、ぽっちゃりと太っていて愛嬌がありそうだし。

 最新作の「クリムゾン・ピーク」は、「パンズ・ラビリンス」の世界観に近い。
 主人公は「アリス・イン・ワンダーランド」のミア・ワシコウスカ。
 幼い時に亡くなった母親が突然目の前に現れ、「クリムゾン・ピークに気をつけろ」と警告された主人公のミア・ワシコウスカ(名前はイーディス)。

 しかし、そんな謎の言葉もすっかり頭の隅に追い遣ってしまった彼女イーディスは、ひと目で恋に落ちたトーマスという青年と結婚する。
 そして彼の姉と一緒に、荒涼とした大地にぽつんと建つ、朽ちた屋敷で暮らすことを決意するのだが・・・。

 おどろおどろしいゴシック・ホラー・ミステリー映画である。
 父親が何者かに殺され、結婚相手の青年とその姉の隠された秘密が少しずつ暴かれてゆく・・・。
 謎に満ちた朽ち果てた屋敷と、そこに夜な夜な出没する恐ろしい幽霊たち・・・。

 もちろん最後の最後で、すべての謎はすべて明かされるのだけれど、ミステリー・タッチで進むので、早く次のシーンが観たくて心は逸る。

 ただ、ラストはなんかB級ホラーっぽくて、ちょっと吃驚してしまいました。
 まあそれもまた、ギレルモ・デル・トロっぽいといえばいえるのだけれど・・・。

 確かに「クリムゾン・ピーク」面白かった。
 でも「パシフィック・リム」や「パンズ・ラビリンス」のほうが、やっぱりちょっと上かも。









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トレイシー・ソーン「Solo: Songs & Collaboration 19」。この美しい透明感!

2016年01月20日 | Weblog
 青森に帰って来た。

 相変わらずの雪である。雪塗れの街である。氷点下の夜である。寒い、とても寒い、そんな冬の夜である。

 雪片付けにも、うんざりだ。疲れ果てた。
 もう、やりたくない。積もるなら積もれや!
 どうせ、いつかは溶けてなくなるんだから。どうでもいいや。そう思って、家の中に閉じ篭っている。

 くたくたになるまで疲れ果て、こうして今日も仕事が終わった。
 挫けそうになる心をぎりぎりで堪え、無理やり笑顔を作ってみる。まだまだやれるじゃないか。まだまだいけるじゃないか。そう思って前に踏み出すしかない。

 そこにあるのは、ちょっとした矜持と、有余る諦観だけだ。それだけで生きている。

 こんな寒い夜、そうだ、音楽を聴こう。
 それしかない。自分をリラックスさせてくれるもの。自分を癒してくれるもの。今は音楽、ただそれだけだ。

 トレイシー・ソーン。
 UK男女デュオ、「エブリシング・バット・ザ・ガール」の片割れ、トレイシー・ソーンの「エブリシング・バット・ザ・ガール」時の楽曲以外の作品を集めた2枚組ベスト・アルバムを聴く。

 輸入盤のタイトルが「Solo: Songs & Collaboration 19」。日本盤では「ソロ:ソングス・アンド・コラボレイションズ 1982-2015」。
 僕が買ったのは輸入盤のほう。

 「エブリシング・バット・ザ・ガール」は、大大好きだった。
 80年代にネオアカ・ブームに乗っかる感じでいきなりブレイクした。ファースト・アルバムからずっと買って聴いてきた。何枚かのアルバムはまだ持っていないけれど・・・。

 トレイシー・ソーンも好きだけれど、ユニット「エブリシング・バット・ザ・ガール」のもうひとり、ベン・ワットも大好きで、2人のソロ・アルバムは今でも時々思い出したように聴いている。
 当然、2人の「エブリシング・バット・ザ・ガール」のアルバムも、同じように聴いている。

 今回の「Solo: Songs & Collaboration 19」、これもまた素晴らしい。
 ベストということなので、サウンド自体も曲ごとに大きく変化しているし、その作り出す音楽の基底には、静謐でストイックな姿勢が流れている。

 まさに、冬の夜長に聴くべき-秋の夜長にも合いますが-音楽である。
 トレイシー・ソーンの「Solo: Songs & Collaboration 19」、お薦めの一枚です。







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スティーヴン・スピルバーグ監督「ブリッジ・オブ・スパイ」。各映画誌大絶賛ですが・・・。

2016年01月19日 | Weblog
 監督が、あの(あの、って言い方もまたあの何ですが)スティーヴン・スピルバーグ。
 主役も、あのトム・ハンクス。
 そして脚本もまた、あのジョエル&イーサン・コーエンである。

 映画好きなら誰しもが最強の布陣だと認めるだろう。
 みんなアカデミー賞の受賞歴がある、ハリウッドというよりも世界の映画界の中で最高の才能が結集したといって過言ではない。
 映画「ブリッジ・オブ・スパイ」である。

 それに加えて、各映画評も映画「ブリッジ・オブ・スパイ」を大絶賛の雨あられ。
 評価がすこぶる高い。

 そうなると、こちらとしてもテンションは上がりっ放し。
 期待するなというほうが無理である。
 またいつもの勝手な妄想が頭の中で駆け巡る。

 たぶん、こういう展開でこうなるのかな?
 ラストは凄まじい緊張感で一気にスパークするんだろうなぁ。
 ああ、早く観たいよ、スティーヴン・スピルバーグ監督の「ブリッジ・オブ・スパイ」!
 ・・・てな感じなのである。
 
 米ソの冷戦下で起こった実話に基づくサスペンスドラマである。
 主役のトム・ハンクスは、腕の立つ弁護士ジェームズ・ドノバン。
 彼はある日、上司から、ソ連のスパイとしてFBIに逮捕されたルドルフ・アベルという中年男性に対する弁護を依頼される。

 当然、冷戦下である。アカの弁護を引き受けたということで、ジェームズ・ドノバンは家族を含め、同じアメリカ人たちから激しいバッシングを受けるのだが、それでも弁護士としての職務を果たそうと努力する。

 その一方で、ソ連国内を秘密裏に偵察飛行中だったアメリカ人パイロットが、ソ連に捕らえられるという事態が発生する。
 米ソ両国は2人の交換を決め、ドノバンはその交渉役という大役を任じられ、分断されたドイツへと出向くことに・・・。

 主軸であるジェームズ・ドノバンの物語を含め、大きく三つのストーリーが同時並行で進んでゆくのだけれど、さすがスティーヴン・スピルバーグ監督、構成力も語り口も台詞も映像もすべてが巧みで、映画はサクサク前へ前へとひたすら動いてゆく。

 ただ、サスペンス・緊張感という点にのみ着目して観てゆくと、そこだけは少し腰砕けかも。
 まあ、そういう部分に対して、過度に期待して観た自分が悪いのだろうけど・・・。

 ラストの山場も悪くはない。
 でも、スピルバーグをもってすれば、もうちょっとエンジン全開に出来るはずなのに、なんて、過剰な期待で観てしまう自分がいるのだ。
 それもまた、巨匠ゆえに、他の映画よりもハードル高めの評価基準になってしまうわけでして・・・。

 もちろん、映画「ブリッジ・オブ・スパイ」、素晴らしい出来映えに仕上がっていることは紛れのない事実ではあります。









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「月曜日の朝、一面銀世界の東京。そこから一転、今度は激しくて冷たい雨が降ってきた」

2016年01月18日 | Weblog
 月曜日の朝、ホテルの部屋から外を見たら、一面銀世界。
 すぐにテレビを点けて朝のニュースを観る。
 どの朝番組も、都内の雪景色と朝の通勤通学ラッシュ、それから雪道で滑って横転する人や轍に入って動けない車を映し出している。

 おいおい・・・これだと今日の午前中の面談に間に合わないよ・・・。
 相手先に迷惑を掛けるわけにもいかず、なんとかタクシーを停めて目的地へと向かった。

 途中、幾つかの駅前を通過する。
 大勢の通勤客で何処も彼処も溢れ返っていた。
 どんよりと曇ったグレーの空から、今度は大粒の雨が落ちてきた。とても冷たい雨だ。

 相手先になんとか会えたところもあったけれど、先方が交通機関の大きな乱れから出勤出来ず、結局面談出来ないところも・・・。
 こればかりはどうしようもない。こちらが、雪で予定時間まで辿り着けなかったら顰蹙(ひんしゅく)ものだったけれど。それだけは避けられた。

 青森も大雪だということなので、地元での夕方からの会議に出席するため、お昼の新幹線に乗り込むべく急いで東京駅へ。
 鞄を抱え、雪道を歩く。

 雨が辛い。風も冷たい。
 氷雨で剥き出しの手が悴む。吐く息が白い。

 これじゃあ、青森よりも寒いじゃねえかよ!

 やっと着いた東京駅もごった返している。
 凄い人。
 新幹線にも大きな乱れが出ているようで、乗り込むはずだった新幹線も一時間以上の遅れが出ている。
 何度も地元と連絡を取り合った。

 やれやれ・・・。

 ここって、東京だよね?
 青森じゃないよね?









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日テレ「臨床犯罪学者 火村英生の推理」は斎藤工&窪田正孝による本格ミステリードラマ。

2016年01月17日 | Weblog
 日曜日、一日中仕事で東京ドームのイベントをこなし、終わって居酒屋に入って夕食を摂り、そのままホテルへと直行。
 日曜日の夜は、ホテルでゆっくりとテレビを観て過ごす。

 ホテルの部屋から東京ドームが見える。
 眼下に、夜の静まり返った遊園地。もちろん誰もいない。それでも人影疎らな歩道の脇に、ライトアップされた極彩色のイルミネーションだけが光っている。

 なんか、街も淋しそう。

 結局、日曜日の急遽の青森日帰りUターンは、積雪自体が100�まで至らなかったことから明日に持ち越しとなった。
 というのも、明日以降、かなり全国的にも天候が悪化するようなので、明日の夕方から緊急の会議体を立ち上げることが決まったからだ。
 なので、明日の午前中、都内でどうしてもしなければならない案件をこなしたあと、すぐさまその足で新幹線に乗り込んで夕方までに青森に到着し、そのまま会議へと突入することになったのである。

 ホテルの窓硝子に冬の雨が当たっている。
 テレビの天気予報では、明日の月曜には東京でも雪になるらしい。それもかなりの量、積もるのだとか。

 しっかし・・・

 時刻は夜の10時半ちょうどを回ったところだ。
 あっ、そうだ。
 今日から日テレで新ドラマ、「臨床犯罪学者 火村英生の推理」がオンエアされるんだっけ。

 主演は斎藤工&窪田正孝。
 今、最も旬な若手俳優である。
 観なくちゃ。

 「人を殺したいと思ったことがある」。
 そううそぶく犯罪学者の火村(斎藤工)は、友人の推理作家の有栖(窪田正孝)と2人、京都府警の警部(生瀬勝久)に緊急で呼び出される。
 殺人現場だった。しかも密室での殺人事件だ・・・。

 ドラマの導入部で、この密室殺人トリックはすぐに解明されてしまう。
 そして、ここから本番の事件へと突入することに。
 それは、謎に満ちた連続通り魔事件だったのだ・・・。

 うーん。
 まあ、こんなものかな。そういう感じの第1話である。

 あまりに理路整然とした推理構成なので、面白みがないといえば、ない。
 犯罪学者の火村(斎藤工)のクールな立ち振る舞いは、それなりにユニークではあるけれど・・・。

 2話以降に期待かな。








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