淳一の「キース・リチャーズになりたいっ!!」

俺好き、映画好き、音楽好き、ゲーム好き。止まったら死ぬ回遊魚・淳一が、酸欠の日々を語りつくす。

諫山創「進撃の巨人」17巻を読む。コミック発売時に読むだけなので詳細なストーリーが解んなくなる。

2015年08月31日 | Weblog
 映画も大ヒット。
 前編「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN」が既に8月上映され、今度は9月19日土曜日から、後編「進撃の巨人 ATTACK ON TITAN エンド オブ ザ ワールド」が全国一斉に上映される。
 もちろん、観に行きます。

 そのオリジナル漫画「進撃の巨人」のコミック第17巻が先日発売された。
 当然、第1巻からすべてコミックは読んでいるので、最新刊も迷わず買って読むことに。

 面白いことは面白い。
 様々な謎が全編に散りばめられていて、バトルシーンにも熱が入る。

 ただ、諫山創の描くキャラクターたち、はっきり言ってそれほど巧い漫画を描くひとじゃないので、よくその人物の違いが分かり辛い。
 絵が雑というか、なんというか・・・。

 それに加えて、人間関係が複雑に込み入っているので、読んでいて相関関係が分からなくなって、こんがらかってしまうのである。
 あれ、彼は誰だったっけ。あれっ、このひと、主人公とどういう関係にあるんだっけ・・・などなどである。

 コミックの発売日にはちゃんと買ってマメに読むんだけど、やはり3ヶ月ぶりにいきなり読み始めると、前後の細部に及ぶストーリーが飲み込めずに困惑する自分がいる。
 まあ、単に記憶力と頭が悪いだけなんでしょうが・・・。

 今回の「進撃の巨人」17巻もまた、ラストに猿の巨人がいきなり出現するんだけど、相前後する物語の流れが曖昧にしか掴めていないので、読んでいて面食らってしまった。

 やっぱり、もう一度始めから「進撃の巨人」、きちんと読み直さなきゃダメなのかなあ。
 最近、どうもやることなすこと何もかも、いい加減というか適当というか・・・。

 よし、始めから読み直そう。









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遂に出ました!3DS「ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君」。もうやってます!

2015年08月30日 | Weblog
 遂に発売されました、任天堂3DSで「ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君」が。

 アマゾンで予約していて、届いたのが金曜日。
 早速、開けてゲーム・ソフトを取り出す。

 ゲーム機は「プレステ4」以外はこれまでほとんどの機種を持っていて、それなりにキラー・ソフトはプレイしてきたつもりなんだけど、ここ数年間はほとんど御無沙汰状態だった。
 でも、任天堂3DSを買い求めてからは、「ゼルダ」や「ファイアー・エンブレム」を少しずつやり始めていて、今回がいよいよ「ドラゴンクエストVIII 空と海と大地と呪われし姫君」に。

 アマゾンで予約していたので、初回生産だけの特典である、「ゲーム内のアイテム『いにしえのロトの剣』が先行入手できるプレゼントコード」と、「ホイミンのTシャツ先行入手できるプレゼントコード」が付いてきた(まだ、応募してませんが)。

 スタートボタンを押していよいよスタート。
 ちょっとトキめく。
 いい年して、なんですが・・・。

 主人公の名前を「じゅん」にして登録。
 これから長い冒険が始まるのだ。
 そこにいきなり、スライム登場!
 まずは肩慣らし的なバトルが始まる。まあ、これはご愛嬌か。

 主人公以外のキャラが画面上でセリフを喋る。
 まだ、ほんの序盤なので、ゲーム自体の評価は出来ないけれど、それなりにサクサクと進んでゆく。
 始まった当初は、町での情報収集で少し時間を取られるけれど、画面も綺麗だし、バトル・モードもこれまでのドラクエを踏襲していて難しさはない。

 まだまだレベル2ですが、早く「いにしえのロトの剣」をゲットして、最後には完璧なエンディングをむかえるぞ!










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山崎拓巳「人生のプロジェクト」を読む。あなたには人生を楽しんでいいという権利があるという。

2015年08月29日 | Weblog
 山崎拓巳氏の書いた「人生のプロジェクト」という本を買ったのはだいぶ前のことだ。
 本棚の脇に高く積まれている、まだ読んでいない数多の書物の中の一冊だった。

 自己啓発、思想書に関する本は、まったく興味を示さない時と、逆に、むさぼり読みたくなるほど激しく欲している時とに大きく分かれてしまう。
 両極端なのである。
 当たり前の話だけれど、心が今それを求めているかいないかにそれは大きく係ってくるからだ。

 「人生のプロジェクト」著者の山崎拓巳氏は1965年生まれ。
 三つの会社を経営しているビジネス・アドバイザーで、多彩なテーマで年間200回以上の講演を行っているらしい。マネジメントやコミュニケーションに関する本も幾つか出版しているという。

 彼の本を読んだのは今回が初めてだった。
 「人生のプロジェクト」は写真を多く使っていて、中に書かれてある言葉というかメッセージというかチャートというか戦略は、かなり短い。

 個人的には、こういうストレートでシンプルな箴言やメッセージのほうが、ごちゃごちゃ自分の主張を繰り返す本に比べて、とてもすっきりしていて分かり易く、胸に迫る。
 ただ、「人生のプロジェクト」を読んでいて、あまりにもその内容が薄過ぎるという批判も中にはあるかもしれない。

 山崎拓巳氏は、人生もまたひとつのプロジェクトなのだという。
 誰もが目的を持っていて、それに向かって生きているのだと。
 だから限られた時間を有効に使って、無駄を省き、計画を立て、毎日を楽しみながらそのプロジェクトを遂行してゆくべきだと。

 この本は、表面上、仕事の完成形までの段取りをシンプルに述べているように見えるけれど、もっと大きな視点から、人生を軽やかに生きてゆくための幾つかの指針を教えている。

 最後の、「あなたに与えられた人生最高の贈り物は、『人生を楽しんでいい』という権利なのだ」という言葉が、折れた心にずしんと響きます・・・。











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「それでも東京の街は、今日も平然とつっけんどんを決め込んでる」

2015年08月28日 | Weblog
 朝8時半から都内での仕事開始。
 日中、3件の仕事をこなして、夕方の新幹線で青森へと帰る。
 幾つかの仕事関連の電話が入り、日程を押さえ、明日以降のスケジュールもまた次々と埋まってゆく。

 新幹線の車窓から東京の街を眺めた。
 今にも雨が降り出しそうな天気。
 道路は今日も、多くの車と行き交う人とで混雑している。
 今日は花の金曜日。もう数時間で仕事を終えるオフィス・レディたちが、化粧室で化粧を整え、デートや友人たちとの待ち合わせに胸を躍らせている、そんな時刻だ。

 東京に対する過度な思い入れがあって、こんな歳になってもそれはまったく消え去ることがない。
 まだ、東京という街への憧れとそれに対する憎悪とが、絶えず混じり合ったり拡散したりを繰り返している。
 それでも東京は、今日もまた平然とつっけんどんを決め込んでいて、こちらに隙を見せようとさえしない。
 なんて街なんだ、この街は。

 本を読もうとしたけれど、かなり疲れていて、ほんの一瞬で眠りに落ちてしまった。
 盛岡辺りで目が覚めて、買って来た「週刊新潮」と「週刊文春」を交互に読んでゆく。

 どちらも、大阪寝屋川中一男女惨殺事件に関する特集記事。
 逮捕された(まだ黙秘を続けているけれど)45歳男性の周辺を克明に洗い出していて、この辺りが新潮と文春の真骨頂だろう。まあ、時に遣り過ぎ、踏み込み過ぎもあるけれど・・・。
 それにしても、犯行3日前に除染作業員の仲間と乱交パーティをしたり、獄中結婚までしているとは知らなかった。

 それよりも凄かったのが、「文春」のM代議士による2000万円未公開株投資事件の続報スクープだ。
 なんと、19歳男性との議員宿舎での売春行為(本人は否定しているけれど)を報じている。ラインでの克明な遣り取りまで掲載してしまった。

 もっと吃驚したのは、「新潮」の、清原和博の立ちション行為を隠し撮りした写真掲載である。これは、ふつう怒るでしょう、清原も。
 遣り過ぎだと思う。

 って、少しその記事に憤っていたら、突然、新青森駅到着のアナウンスが。

 また、帰って来ちゃったなあ・・・。










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「なりかけの、秋みたいな東京」

2015年08月27日 | Weblog
 木曜日、朝8時37分発東北新幹線「はやぶさ12号」で東京出張。
 
 東京までの3時間を利活用して、鞄に詰め込んだ、「日経新聞」、「東奥日報」、「進撃の巨人」(第17巻)、「人生のプロジェクト」(山崎巧巳著)、「SWITCH SPECIAL ISSUE  70’s VIBRATION YOKOHAMA」、「禅の名言」(高田明和著)を取り出して、片っ端から読む。

 東京に着き、重要な案件をこなし、仕事を終え、渋谷で夕食を摂り、ホテルに着いたのが夜の9時。
 バスタブに湯を溜め、風呂に入り、上がってミネラル・ウォーターを飲み、楽しみにしていたテレビ朝日「アメトーーク!」を観る。

 今夜は、「ひとりじゃいられない・・・寂しがりや兄さん」。
 わかる、わかる!
 すんごく、わかる。

 おんなじだ。
 とにかく、独りぼっちだと辛くて耐えられない。
 とか言いながら、あまり執拗に寄って来られても煩わしかったりするから、それはそれで困ったもんなんだけど・・・。

 今夜の「アメトーーク!」のゲスト、つまり、いつも淋しくて独りぼっちじゃいられないという芸人は、サバンナの高橋、千原兄弟の千原ジュニア、よゐこの濱口、スピードワゴンの小沢、平成ノブシコブシの吉村、そしてウーマンラッシュアワーの村本。

 みんな独身だというのが、また面白い。
 一週間のスケジュールを聞くというコーナーでは、みんな仕事を終わると、後輩芸人と食事や一緒にお風呂、それから部屋飲みという同じパターン。
 淋しくて、就寝以外は誰かが近くにいないと耐えられないのだとか。

 いやあ、今回の「アメトーーク!」、「ひとりじゃいられない・・・寂しがりや兄さん」は面白かった。共鳴いたしました。

 テレビを観終え、部屋の電気を消して、窓から午前1時の夜の東京の街を眺める。
 真正面に「ホテル ニューオータニ」、少し右手に「東京ガーデンテラス」、その先に新宿副都心のビル群が聳えている。
 とても綺麗だ。

 部屋の冷房を消しても、どこかひんやりした感じが抜けない。
 日中、都内を歩いて、確かにスーツでは少し汗ばんだけれど、それでもあの猛烈な暑さからはほど遠かった。

 まるで、なりかけの秋みたいな東京。









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「残り少ない人生を、丁寧に、生きる」

2015年08月26日 | Weblog



 身体を鍛える。嘘をつかない。無駄遣いを抑える。過去を振り返らない。好きなことを好きなだけやる。荒い運転はしない。旅に出る。孤独な秋や冬を恐れない。なるべく早起きをする。太らない。小説を真剣に書き上げる。本を読む。クラシックとジャズも聴いてみる。映画と音楽の評論集を出す。やるべきことをやるべきときまできちんと遣り遂げる。他人を憎まない。ひとに親切にする。他人と比較をしない。正直に生きる。笑って暮らす。去りどきをわきまえる。悩まない。友を大切にする。自分の店を出す。ある資格を取る。暴飲暴食はしない。規則正しい生活を心掛ける。歯を綺麗に磨く。優しくする。孤独を恐れない。身だしなみを整える。前を向く。悲観主義と決別する。お腹だけは絶対に絶対に出さない。今のこの一瞬を大切にする。部屋を乱雑にしない。いらないものは捨てる。いつもありがとうという。辛くても、寂しくても、苦しくても、覚悟を決めて、あと○09日、頑張ってみる。

 残り少ない人生を、丁寧に、丁寧に、丁寧に、生きてゆく。









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レッド・ツェッペリン「コーダ(最終楽章)リマスター/デラックス・エディション」は聴きどころ満載だ!

2015年08月25日 | Weblog
 日本経済新聞を読んでいたら、興味の惹く記事に出会った。
 文化面の「私の履歴書」である。

 毎回、著名人が連載で自分の過去を振り返るコラムで、今ちょうど掲載中なのが倉本聰。
 ショーケンの「前略おふくろ様」、フジテレビの「北の国から」、日テレ「昨日、悲別で」、高倉健主演の映画「冬の華」、それから「駅 ステイション」などなど、これまで書いた脚本によるドラマ・映画はどれもが素晴らしい作品だった。

 その倉本聰が、日経の「私の履歴書」の中で、北海道の富良野に移住した当時を回想して、こんなことを書いていた。
 何もない、真冬の厳寒の大地で孤独な毎日を過ごし続けることで、『死ぬことばかり考える日々が続いた。夜、2階の暖炉の前で(中島みゆき)を聞いているうちにまた死にたくなる。医師が、毎年寒くなると鬱が出ますよという』と。

 あの著名で次々と名作を発表してきた倉本聰でも、そこまで落ち込むことがあるんだと、妙に関心する自分がいる。
 やっぱ、北国の冬は辛いわなぁ・・・。
 鬱にもなるわ。

 ということで、ちょっとこちらもまた、ダークサイドに引き摺り込まれそうになるのを必死で食い止めるべく、レッド・ツェッペリンによる、というか、ジミー・ペイジによる、2015年最新リマスタリング・シリーズ最終章「コーダ(最終楽章)リマスター/デラックス・エディション」を聴いて、元気を貰うことにする。

 1980年、ドラムのジョン・ボーナムが突然死去したことから、それまでの音楽活動に終止符をうつことになってしまったレッド・ツェッペリンだったが、ジミー・ペイジがそれまで長い期間ストックしていた未発表曲を選曲して、新たなアルバムとして世に出す。
 それが、1982年リリースされた「コーダ(最終楽章)」だった。

 今回の「コーダ(最終楽章)リマスター/デラックス・エディション」では、なんと、オリジナルのほか、2枚ものアルバム未収録作品集がついてくる。
 これ、とにかく貴重!

 アルバム自体にも、いい曲がたくさん入っている。
 「コーダ(最終楽章)」好きなアルバムである。

 それにしても、これでリマスターがすべて終了してしまい、このレッド・ツェッペリンのシリーズもジ・エンドかと思うと少し淋しくなるけれど・・・。

 







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いいよ。「角松敏生プレゼンツ FUSION BEST COLLECTION SUMMER STORY」。

2015年08月24日 | Weblog
 角松敏生が、シリーズ「FUSION BEST COLLECTION 1000」からセレクトした、コンピレーション・アルバムである。

 『各時代の名曲たちを学びながら夏というキーワードのもと、角松の独断と偏見でまとめあげたコンセプト・アルバムです』と、角松敏生自らアルバムの帯で謳っているように、夏をイメージ、夏を感じさせる、いや、夏にこそ流すべき楽曲が13曲、この「角松敏生プレゼンツ FUSION BEST COLLECTION SUMMER STORY」には詰まっている。

 リー・リトナー、アル・ジャロウの「モーニン」、それからラリー・カールトン、デイビッド・サンボーン・・・。
 実は、初めて聴く曲やアーティストもいた。

 しかしどの曲も、当然、聴きながら眼を閉じると、そこはもう南国の楽園である。
 白い砂、青い波、輝く太陽、心地よい南風・・・。
 
 そこに、苦悩とか孤独とか喪失感とか、そんなものは一切ない。
 曇った空も、冷たい雨も、凍てつく寒さも、淋しい秋の紅葉が映える公園も、しんしんと降る雪の街も、そんなものは一切ない。

 どこまでも輝く、真夏の美しい風景だけが、そこにある。
 肯定的で、前向きで、どこかレイドバックした、穏やかなウエーブがそこにある。

 こういう音楽を、なんの邪念もなく、毎日すんなり聴けたらどんなに幸せだろう。
 仕事も生きている煩わしさも億劫な人間関係もすべて忘れて、真夏の昼下がり、海辺のコテージの椅子に腰掛け、ゆったりとミステリーでも読みながら、汗のかいたグラスに残っている透明な色をした冷たいアルコールをちびちび飲み、真っ青な海を眺めてる。

 そういうロケーションで、この「角松敏生プレゼンツ FUSION BEST COLLECTION SUMMER STORY」が、バックから流れだしたなら、いやあ最高だろう。

 でも、すべては自分の心が決めるんですけどね・・・。
 ほんとは、どこにいようとどんな気分でいようとどんな季節だろうと、自分が穏やかなら、自分が心から幸せなら、いつでもどんなときだって、そこは真夏のど真ん中なんですけどね。

 本当は。









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映画「バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生」が凄い! まだ予告編を観ただけの感想だけど。

2015年08月23日 | Weblog
 とにかく、予告編が半端じゃない。
 この、たった数分間の予告編だけでお腹がいっぱいになってしまうほど。
 これで本編が面白くなかったら、映画ファンをやめなきゃならないってくらい期待が高まっている。

 映画、「バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生」のことだ。
 日本公開は、来年2016年の3月。
 それも、ほぼ全米公開と同時になるらしい。

 映画「マン・オブ・スティール」(新生スーパーマン誕生の物語だった。この映画も面白かった)の続篇にあたるのが、「バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生」。
 監督は、前作に引き続いてザック・スナイダー。「300」のあのザック・スナイダーである。

 スーパーマン、クラーク・ケント役は前作と同じヘンリー・カヴィル。
 バットマン、ブルース・ウェインは、新しくベン・アフレックに変わった。

 ただ、クリストファー・ノーラン監督とクリスチャン・ベール主演による、「バットマン ビギンズ」、「ダークナイト」、「ダークナイト・ライジング」3部作が、大、大、大好きだったので、あの独特の世界観だけは絶対に崩さないでいただきたいと思う。
 バットマンのペシミスティックな感じが、何とも言えず素晴らしかったからだ。

 そして今回の映画「バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生」、2017年から始動するという大型プロジェクトシリーズ、「ジャスティス・リーグ Part 1(原題)」と「ジャスティス・リーグ Part 2(原題)」へと、一気に雪崩れ込むらしい。

 その新シリーズ「ジャスティス・リーグ」って、ヒーローたちのオールスター戦ともいうべき「アベンジャーズ」のような感じで進んでゆくのだろうか。
 そこに、バットマンとスーパーマンがどのように絡んで来るのか、現時点ではまったく分からない。分からないけれど、非常に興味が湧く情報ではある。

 とにかく、予告編が異様なテンションだ、「バットマンvsスーパーマン ジャスティスの誕生」。
 絶対に観たい! 
 今からとても楽しみだ。









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レッド・ツェッペリン最後のオリジナル・アルバム「イン・スルー・ジ・アウト・ドア」リマスターを聴く。

2015年08月22日 | Weblog
 今日もまた憂鬱で気の滅入るようなニュースが続いている。
 「大阪中1女子殺害事件」は、最悪なことに、不明だった男子生徒らしい遺体が発見された。
 そして、遺棄容疑で地元の45歳男性が逮捕されるという事態に。

 中国経済も失速気味で、株安が世界で連鎖している。このままで推移してゆくと、景気に大きな変調を来たすのではないか。
 ギリシャの金融危機で、チプラス首相も辞任して、総選挙が行われるらしいし。場合によってはEU経済にも大きな影響が出るのは間違いない。

 そんな気分を、ひととき、音楽で癒してみる。
 レッド・ツェッペリンにとって最後のオリジナル・アルバムとなる、「イン・スルー・ジ・アウト・ドア」リマスター/デラックス・エディションを聴く。

 例のジミー・ペイジによる最新リマスタリング・シリーズ最終章、「プレゼンス」「コーダ(最終楽章)」を含めた最後の3タイトルの中の一枚ということになる。

 「イン・スルー・ジ・アウト・ドア」がリリースされたのは1979年。
 当時、期待に胸膨らんでレコードに針を落とし、その、これまでの路線と違った音に対してかなり失望した覚えがある。

 確かに1曲目の「イン・ジ・イヴニング」や、5曲目の大作「ケラウズランブラ」のような、ソリッドでハードなロック・チューンには心躍ったけれど、その他の楽曲(カントリーっぽかったりサンバのリズムを取り入れたり)には大いに面食らってしまった。

 そういうことで、日本国内では評価が低く、ツェッペリンのアルバムの中でも、語り継がれるほどのレジェンドとまで至っていないのではないだろうか。

 ところが全米での評価は高くて、当時のビルボード・アルバム・チャートでは最高位1位を獲得、今回の再発においても3枚のアルバムの中では最も売れているらしい。

 いやあ、音楽に関しても、その国々においての微妙な嗜好の違いって、やっぱりあるんですねえ。

 まあ、今回改めて聴いてみて、それなりに面白い、中々いいアルバムに仕上がっていると、再確認はいたしましたが。










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「レコード・コレクターズ」9月号は、山下達郎が語る1975年のナイアガラ。これは感涙ものである。

2015年08月21日 | Weblog
 最近、ロックを取り上げている音楽雑誌が詰まんない。
 たとえば近頃の「ミュージック・マガジン」なんかは、ほとんど邦楽特集が中心で、昔ながらの尖がった記事が少なくなり、読んでいてもあまり面白くなくなってしまった。

 「ローリング・ストーン」日本版も、昔発行された「ローリング・ストーン」誌に比較すると、年齢層を低めに捉えていることも起因しているのかも知れないけれど、読み応えがない。

 そうなると、毎月の発行が待たれる音楽雑誌ということになれば、現時点では、「ロッキング・オン」と「レコード・コレクターズ」の2誌ということになってしまう。

 そういう意味で言うと、特に今月号(9月号)の「レコード・コレクターズ」は感涙ものだ。
 特集が「山下達郎が語る1975年のナイアガラ」。それと「レッド・ツェッペリン:リマスタリング・シリーズ最終章」なのだ。

 歳を取ると、こういうノスタルジックな特集に惹かれてしまう情けない自分がいたりするわけで、新しい音楽に挑戦するスタンスが薄れてきているという反省もまた、ちゃんとあるにはあるんですけど・・・。

 まあ、それはそれとして、今回の「レコード・コレクターズ」、山下達郎本人へのインタビュー記事が秀抜である。
 大瀧詠一の「ナイアガラ・ムーン」と山下達郎率いるシュガーベイブの「ソングス」は、発売日がたった1ヶ月しか違わないということもあり、その音楽性の素晴らしさも加え、1975年の音楽シーンにおけるエポック・メイキングな出来事であったということは紛れもない事実である。

 その山下達郎が、当時の日本のロックシーン、また福生45スタジオに纏わる大変貴重なエピソードを語っているこの特集記事は、音楽資料としても重要なものである。

 「レコード・コレクターズ」を読んでいて、やはり懐かしさを感じてしまう。
 それは自分自身もまた、1975年当時、同じ東京に暮らし、リアルタイムで大瀧詠一の「ナイアガラ・ムーン」とシュガーベイブの「ソングス」を聴いてきたことに大きく起因しているからだろう。












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レッド・ツェッペリンの「プレゼンス」(リマスター/デラックス・エディション)、やっぱり傑作。

2015年08月20日 | Weblog
 レッド・ツェッペリンによる、というよりも、ジミー・ペイジによる執念の、オリジナル全アルバム、リマスタリング最終形態というべきだろうか。
 アルバム、「プレゼンス」「イン・スルー・ジ・アウト・ドア」「コーダ(最終楽章)」という、後期3タイトルが遂に同時リリースされた。

 そして、まず最初に取り上げるこの「プレゼンス」は、個人的に、レッド・ツェッペリンの全アルバム中一番好きなアルバムであり、日本での評価が最も高いアルバムでもある。
 ロック史上燦然と輝く最高傑作だと思う。

 1976年に発売されたアルバム「プレゼンス」は、ツェッペリンにとって通算7作目となるアルバムで、当然にして「ビルボード・アルバム・チャート」第1位を獲得した。
 今回のリマスター/デラックス・エディションは、オリジナルのリマスターに加え、これまでの一連のリイシュー盤同様、完全未発表の超貴重な音源が収録されている。

 その「コンパニオン・オーディオ・ディスク」最大の聴きどころは、なんといっても4曲目の「ロイヤル・オルレアン(レファレンス・ミックス)だろう。
 珍品・奇品といっていい。

 第一、ヴォーカル自体がロバート・プラントではない。
 「レコード・コレクターズ」によると、マネージャーのリチャード・コールがパロって歌っているのではないかと推測しているけれど・・・真相はどうなんだろ?

 まあそれはそれとして、この「プレゼンス」のリマスター盤、やっぱりいい。
 1曲目の「アキレス最後の戦い」から、これぞヘヴィなロック・アンサンブルだと言わんばかりのハードなロック・チューンで埋まっている(最後のブルース・ロック「一人でお茶を」を除いて)。

 ところがこの「アルバム」、アメリカではあまり評価されていないのだとか。
 で、前段での「日本での評価が最も高いアルバム」というフレーズになるわけですが・・・。

 どこから聴いたって、これこそがレッド・ツェッペリンの最高傑作でしょう。










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「GANTZ」の奥浩哉による漫画「いぬやしき」第4巻。この高揚感、カタルシスって貴重だと思うけどなあ。

2015年08月19日 | Weblog
 漫画「いぬやしき」。

 漫画の主人公は、58歳になる冴えないサラリーマン。
 犬屋敷壱郎という。
 彼は2児の父親なのだが、妻には疎まれ、子どもたちにも敬遠され、家に帰っても居場所はない。

 ところがある日、突然、夜空からUFOが出現して、彼を超人(というか凄まじい精密機械で造られたサイボーグ?)に変えてしまう。
 生まれ変わった犬屋敷、いぬやしきは、新しく生き直すことを誓い、備わったその治癒能力を駆使して、一人でも多くの弱者救済を決意する。

 その一方で、同じUFO遭遇に出くわした若者がいた。
 名を獅子神皓という。
 ところが彼は、その若さゆえか、備わった超人としてのパワーを人を殺すことに使い、そこからのみ生きているという確かな実感を得ようとする。

 この相反する二つの存在が物語を重層化させてゆく。
 果たして二つの人を超えた存在は、この世界をどう変えていこうとするのか?

 漫画「いぬやしき」第4巻を読んだ。
 ここで、ついに獅子神自身に変化の兆しが見え始める。
 愛すべき母親のすい臓がん。そのことを知った獅子神に、心の変化が現れるのだ。

 ここからは個人的な予測なのだけれど、まったく異なった行動を取る2人、出来るならば団結して蔓延る悪を一掃して欲しい。切に願っている。

 こんなどうしようもない世の中である。世知辛い世の中である。
 漫画の世界くらいは、スカッとした大団円を望みたいものだ。

 たまには、スカッとするようなカタルシスを与えてくださいよ。
 たのんますよ、もう。













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映画「ジュラシック・ワールド」

2015年08月18日 | Weblog
 映画「ジュラシック・ワールド」を観る。

 とにかく、全米では驚異的なメガ・ヒットを記録していて、既にトータルで6億ドル超え、「アベンジャーズ」が到達した約6億2300万ドルをも抜いて、全米歴代興収第3位になるという大記録を打ち立てた。

 そのことがあったからなのかはよく分からないけれど、今回の映画「ジュラシック・ワールド」の成功で、2019年公開予定の「スター・ウォーズ エピソード9」を、監督であるコリン・トレボロウが務めるらしい。

 当然、日本においても、初登場第1位。
 それほどまでの映画ならば、観ないわけにはいきません(まあ、それほどの映画じゃなくても「ジュラシック・ワールド」は始めから観に行くつもりでしたが)。

 スティーブン・スピルバーグ監督の「ジュラシック・パーク」シリーズ、その第4作目である。
 14年ぶりの新作は、スティーブン・スピルバーグは製作総指揮にまわって、監督は前段でも書いたコリン・トレボロウ。

 新たにオープンした「ジュラシック・ワールド」は、数多くの仕掛けを要したことで、見物客が島に殺到し、大盛況を博している。
 ところがそれに満足できないオーナーや役員は、主人公である飼育係(クリス・プラット)の再三にわたる忠告を無視して、開発した新たな遺伝子を操作し、より凶暴な新種恐竜を作り出して売り出そうとするのだが・・・。

 確かに、新種恐竜が島を暴れ周り、いつものようなハラハラドキドキの展開にはなるのだけれど、スティーブン・スピルバーグ監督による最初の「ジュラシック・パーク」に比べて、さほど面白いという印象は受けなかった。

 上手くまとめていて、観客を楽しませてくれる要素が満載であることに、特段異論はありませんが・・・。

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クレイジーケンバンドの最新作アルバム「もうすっかりあれなんだよね」(初回限定盤)を聴く。

2015年08月17日 | Weblog
 クレイジーケンバンドの最新アルバムが出た。

 それにしても、横山剣は相当なワーカホリックなんだろうな。いつも律儀に、おおよそ一年間のインターバルで最新作を発表し続けている。

 今回のアルバム「もうすっかりあれなんだよね」もまた、前作「Spark Plug」から約一年ぶりのオリジナル・アルバムということになる。
 アルバム制作の傍ら全国ツアーも定期的に進めているわけで、その仕事量は半端じゃないと思う。

 それほど音楽の虜ということなのだろう。
 横山剣、いやクレイジーケンバンドのアルバムを聴くたび、そのことがよくわかる。
 「もうすっかりあれなんだよね」も、全部で19曲というてんこ盛り。

 それにもまして凄いのは、「もうすっかりあれなんだよね」の初回限定盤には、なんと、ライブ26曲が詰め込まれたDVDが付いてくるということだ。
 なので、当然、こっちも初回限定盤を買う。

 アルバムの内容自体、特にこれまでの過去のアルバムと大きく変わるところはない。
 いつものように、ソウル、ロック、昭和歌謡、ポップスなどが程好くチャンプルーされている。
 いわゆる、それぞれのいいとこ取りした音楽をコラージュした、無国籍音楽といえばいいのだろうか。

 アルバム「もうすっかりあれなんだよね」の中で特に気に入った曲は、「ニンゲンモドキ」、それとシングルにもなっている「指輪」、そして10曲目の「ENGINE」あたりか。
 映画「天才バカヴォン 蘇るフランダースの犬」の主題歌である「パパの子守唄」も収録されている。

 ただ、ちょっとマンネリ感が拭えない。
 いつもとおんなじ路線だからCKBはいいんだという説もありますが・・・。
 
 「あぶく」級の名曲が、アルバムの中に1曲でもあればなあ。










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