風の谷通信

専業農家からの引退を画策する高齢者。ままならぬ世相を嘆きながらも、政治評論や文化・芸術・民俗などに関心を持っている。

13-007高度汚染地区に帰還させる謀略  訂正済み

2018-01-22 16:38:17 | この道の先に

風の谷通信No13-007 (重要数字を間違って、訂正すみ

フクシマの放射能汚染の情報がしばらく途絶えていたのですが、Days Japanが掲載してくれましたのを、ここに紹介します。

この双葉町の高度汚染地域を『安全だ』と称して住民を帰還せる計画はまったく以て無謀であり、科学を無視する暴挙であり、住民を愚弄するものです。

加えて、高度汚染を理由に帰還計画に反対する人達を『風評被害を広める不逞の輩』であるかのように非難するのも謀略です。

さて、測定は昨年11月のこと。まっさらのデータです。国道6号線から西へ双葉町中心部、さらには常磐自動車道方面へ向けて高度汚染を示す赤や黄の測定値マークがびっしりと並んでいます。黄色いのは放射線量0.23μ㏜/h以上の年間被曝限度値を超える地域であり、しかもその殆んどは赤いマークで放射線量0.60μ㏜/hの『放射線管理区域』を表すものです。

原発事故以前は年間1m㏜だったクニの安全基準が、なぜか20m㏜に引き上げられた。(原文の10m㏜は誤り)つまり事故前には危険だとされた地域が事故後にはなぜか安全だとされたのですから、もう???の連続です。(事故があったから安全性が高くなるのかい???)同時に、住民の安全確保に努力してきた町長を議会が追い出しに掛かりまして、町長はついに辞職してしまいました。避難住民が避難先にとどまったまま帰還してくれないと困る『勢力』が暗躍したと思えるような陰謀じみた話ではありませんか。(この汚染量を解釈する科学知識は私にはありません。)

このフクシマに良く似た状況がチェルノブイリ近郊のプリピャチ市にあり、ここでは住民たちは強制的に移住させられてあとは無人の町となったのに、フクシマの計画ではなんとなんと住民達は帰還し町は復活して、きらびやかな未来図が描かれているです。ホントカイな。この帰還計画は一体誰のためのものなんだろうかね


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