風の谷通信

専業農家からの引退を画策する高齢者。ままならぬ世相を嘆きながらも、政治評論や文化・芸術・民俗などに関心を持っている。

13-040下は追い詰められる

2018-05-27 13:14:14 | この道の先に

風の谷通信No.13-040

当世世間を騒がせるもの、東に日大フットボールあり、西に籠池と加計ありて、賑やかなこと。

 

あるバラエティ番組によると、理論上は日大の頭(かしら)二人の逮捕も有り得るとのコメントあり=もっぱら証拠隠滅防止のため。さてもう一方の西の学園問題にからからむ国会参考人達はどうなることやら。証拠隠滅は黒塗りと廃棄処分によってもう(隠滅を)終わったのではないか。もしそうだとすればこれはれっきとした犯罪。

学園問題については、全くのところ二人の被害者だろう。しかもその下におそらく何百人と言う(善意の官僚たちという)被害者がいるのでは無かろうか。すでに神戸で一人が自殺している。こんな場合の犠牲者というのは常に誠実な人(真面目・実直・ストレスに弱い人・・・)ということになる。かつての新兵教育で仲間を裏切ることができず自滅していった気弱な兵隊たちの印象に重なる。そして、強い奴らは平然と眠るんだ。だけどいつまでも彼等が逃げおおせるとは思えない。今に、佐川と藤原が追い詰められてゆくだろう。いつまでも枕を高くして眠っていることはできないだろう。親玉は国際交渉と称してロシアへ逃げている。本当に平和条約と領土交渉をまとめる意思と力があるのかいナ。そして、この尻尾にくっついて逃げている奴らはだれだろう。


13-039更にさらに文書が出てくる

2018-05-24 11:39:49 | この道の先に

風の谷通信NO.13-039

おとといの朝、更に新しい文書が出てきた・・・と書いていたらちょうどその時に国会ではアベさんがその内容を否定する意見を述べていた、のだった。

と思ったら続いて財務省の新たな文書が出てきて、並行的に南スーダンや、遡ってイラクの文書などが出てきた。おまけに籠池関連の文書が出てきた・・・アベアキエの名前込みで。無いと言っていた文書や既に廃棄したと言っていた文書が出てくるんだ。佐川さんもバレるウソをついていたということか。

どうなってんだかもう判らんわ。市民目線で言えば、国会は魔窟、混乱の極み。その震源はアベさん。これでよくも恥ずかしくないものだ。戦後レジームの一掃だの美しいクニを作るだのと言うけれどやってることはをクニを壊すことばかりで、得をするのは身内ばかり。クチを開けばこのアジアの地に唯一の民主主義国家だと言わんばかりのツラをしているくせに、やってることは・・・だよ。 

ふと思ったけど、アベさんはいくら給料をもらっているのだろう。もしその1%でも子育て支援に寄付してくれたら、母親たちがどれほど助かり、どれほど感謝するだろう。まあ無理か。 


13-038更に愛媛県の文書が

2018-05-22 10:16:44 | この道の先に

風の谷通信No.13-038

どこまでゴマカス気か・・・と書いていたらほぼ同時に次のニューㇲが流れていたのだ。

愛媛県がが国会の要請により新たな文書を提出したというニュース。奇妙な話だが中村知事の手では公開する予定がないらしい。しかし、朝日新聞はこの内容を国会関係筋から入手して公表した。

その内容のいくつか挙げると、2015年5月25日に理事長と首相が会ったこと、柳瀬秘書官から資料提出の要請があったこと、柳瀬氏から「内閣府の藤原地方創生推進室次長に相談されたい」という言葉があったこと、柳瀬氏がこの問題は首相案件になっているという言葉があったこと、等である。

 

それがどうした・・・・・・。つまりは、首相や元秘書官の国会答弁とは整合しないこと。彼等がウソをついてきたこと、加計学園ありきの大学新設計画であったこと、総理のお友達優遇政治があったこと、政治が私的利益で以て歪められたという事実があること・・・かな。

 

それにしても今治市は首相官邸への出張記録について公開しないと決定したのは不可解である。

 

ここまで国民をバカにしてきたアベさんにもいよいよ命運が尽きる時が来たかな。

 


13-037更にウソの上塗りをするのか

2018-05-21 16:35:53 | この道の先に

風の谷通信No.13-037

加計学園の獣医学科問題について、愛媛県や今治市の職員と柳瀬秘書官がある日に首相官邸で出会ったということは[確認できない]という結論になった・・・・・という。両者がであって、議論して結論を出したんだろうに。県市側の記録が黒塗りになっており確認のしようがない、という結論になるそうな。そんなバカな・・・。

黒塗りになっていない資料だけで証明資料としては充分だろうに。

何と言っても閣議でそういう結論にして、押し通すらしい。毎度書きたくなるのだが、ここまで国民を愚弄して許されるのかね?自衛隊を呼び込んで革命でも起こしてくれないかな

 

噂の段階ならば「知らぬ。記憶がない」という。判らなければ否定する、判ればとぼける、追い詰められると理不尽に逃げる。主張を通すにはゴリ押しする。シロをクロと言う。

これほどに国民をバカにした政権はなかっただろう。それにしても小選挙区制を採用した当時の左翼政権はまったのく馬鹿だね。全く、クニを誤った。敗けると判っていてなんでこんな策を採用したのだろう。右翼だの左翼だのと言うレベルの問題じゃないぜ。


13-036うそは他人をも巻き込む 柳瀬

2018-05-12 08:02:32 | この道の先に

風の谷通信No.13-036

きのうの参考人招致は興味深い。テレビ報道は視ていなくて、少しのダイジェストでは状況がよくは判らない。だから今朝の新聞報道で追跡している。国会での筋道は官邸のシナリオ通り順調に進んだのだろうが、中身は疑問だらけ。とても一般国民を納得させるものではないだろう。

 

会見の席に愛媛県または今治市の職員がいたかいなかったか、という点。柳瀬氏がそれを記憶できないような状況であったかどうかという点。職員のメモがにせものかどうかという点。

 

会見の現場市または県の職員がいて、柳瀬氏と向かい合って座り、発言し、名刺も交換した・・・という事実があきらかになったのだから、もはや柳瀬氏は言い逃れできまい。

県知事は県職員の立場を応援して、ハッキリと言葉に表している。内閣に遠慮してあいまいにごまかすような発言をせず、部下に対する信頼を確言している。「嘘をつくと、発言者だけにとどまらず、他人をも巻き込む」。この言葉は官邸の他の人士に対しても警告となるだろう。総理官邸ではいざ知らず、一般国民が総理とは言わず一般には「首相」というのが通常である・・・というのは私がこの問題の端から感じていたことで、知事の見解と一致する。そして、国会に呼ばれたら(当の部下ではなく)私自身が出頭すると述べて、管理者の立場と部下への信頼感を明らかにしている。こういった上司の下では人は安心して働ける。

 

それにしても、ブログの中には愛媛県側の発言を国賊まがいに責めているものがある。理解不能。