風の谷通信

専業農家からの引退を画策する高齢者。ままならぬ世相を嘆きながらも、政治評論や文化・芸術・民俗などに関心を持っている。

11-023このクニが壊れそう

2016-02-29 20:56:00 | この道の先に

風の谷通信No.11-023

ここ最近ーといっても既に5ヵ年になるがフクシマの事が頭から離れない。チェルノブイリから30年、フクシマから5年、その思いがますます深くなる。特にアベさんの時代になってその心配事が濃くなって行く。まちがいなくクニの姿が壊れそうになって行く。

しかし、ことはそれだけに留まらない。フクシマを契機として色々な問題が連鎖的に発生している。曰く:憲法の解釈改憲と集団的自衛権・辺野古基地(沖縄の米軍基地全般)・原発再稼動・国会議員選挙制度と定数削減・消費税・靖国問題・非正規雇用問題・女性の貧困と子供への貧困再生産・等々。中でもアベ政権が頑固なのは原発問題と沖縄の基地問題。

この二つについては、何を措いても、いかなる反対に遭っても、その声を無視し踏みつぶして「我が道を往くぞ」とでも言うような姿勢が見える。それがもたらすものは「間違いなく民の幸福を増進するものだ」とは決して言えない問題である。先に明るさが約束される問題ではない。そんな問題に固執するアベさんは一体何を求めているのだろうか。

 

それと同時に大いに気になることだが、クニ全体・社会全体がこの時勢の重大さ・深刻さ・危険性に気づいていないらしいことである。判りやすいのは原発再稼動問題である。(一旦停止)

 


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