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うまがスラムダンクの続き

うまがスラムダンクを勝手にアレンジ。
スラムダンクの続きを書かせていただいています。

#325 【不思議な師弟関係】

2010-06-25 | #11 湘北 選抜編
山王 46
湘北 31




湘北のオフェンス。


「緑川。落ち着いていこう。」

「リバウンドは天才に任せろ!!」

白田が、桜木が緑川に声をかける。


「先輩・・・。白田・・・。」




その光景を見て、安西が細く微笑む。

それを見た柳が安西の言葉を思い出す。

(「眼の前の相手ばかりを見て、周りの状況を把握できない。」
今、みんなが周りを見ている。ということは、良いリズムが生まれようとしているのか・・・。)




「15点差だぜ。やばいぞ。」

「・・・。」


「全力で攻めて来いよ。流川!!」

「うるせ!!」


白田が腕を交差し、ミドルの位置で壁となっている。


(スクリーンプレー。流川さんか?)


福原は、流川の挙動に注意する。



『バシ!』


ボールは、流川に渡った。



「来い!」

沢北の眼は、鋭い。

それは、獲物を狩る鷹のような眼であった。


対して、流川。

冷静さのなかに、熱くこみ上げるものが、眼に宿っている。


(来る!!!)

沢北の腰が沈んだ。


流川の腰が動く。



『バス!』



「!!!!」


「!!」


「またか!!」



45°流川は、ボールを0°へ落とした。

そこには、フリーの緑川。

白田のスクリーンは、対沢北ではなく、対柳葉へのものであった。

緑川のシュートチャンスを演出するために。


遅れてチェックに跳ぶ柳葉。

対流川と考えていた福原は、スイッチの対応ができていない。



(自信を持て・・・。)


『キュ!』


(流川さんが託してくれたボール。)


『ダン!!』


(入れてやる!!)


『シュ!!』


パスを受け取った緑川は、得意のフェイダウェイシュートを放った。

ボールは高く舞い上がり、大きなアーチを描く。



だが。



「わぁ!!」


「!!!」


『ドンッ!!』


シュートチェックに跳んできた柳葉が、緑川に接触した。



『ピィーー!!』

審判の笛がなる。



シュートは・・・。



『パサッ。』


ネットに吸い込まれていた。



「カウントーーー!!!」

高らかにカウントを告げる審判。




「わぁぁーーー!!!」

「バスカンだーー!!!」

「あの#15!難しいシュートを決めてきたぞ!!」




「流川!」

なかなか攻めてこない流川に苛立ちを隠せない沢北に流川が一言。

「焦るな。いいもんが見れる。」

(なっ!それ、俺がいった言葉じゃねぇか!)



そして、流川が倒れている緑川に手を出した。

「イッシュ。」

「ありがとうございます。」

不思議な師弟関係を築いているこの2人。




「ホント、変な2人ね。」

「緑川君て、流川君のアシストは、5割に近い確率で決めているんですよね。」

と嬉しそうな晴子。

「ホント、不思議だわ。」

「ほっほっほ。」




「監督、今のは流川君の選択ミスやろか?」

「たまたま入ったからいいものを、あそこは流川が攻めるべきだ!
絶体絶命のピンチのなかでは、エースが仕事をし、チームを救わなければならない。
流川は、まだそのことを理解していない。なぁ、仙道?」

「俺もパス捌いたと思いますよ。だって、きた、沢北、止める気満々でしたし。」

「せっ仙道・・・。」

(それでは、私の威厳が丸つぶれではないか・・・。)

(監督をも超える仙道を俺は超える・・・。)

と福田。




「ん!?」

「柳葉!」

「敏君!!」

緑川に突っ込んだ柳葉は一向に立ち上がろうとはしない。

右足を伸ばし、左足の肩膝をついている。


「攣ったか?」

『コク。』




湘北ベンチ。

「先生。」

「柳君が彼の足を封じたんですよ。」




「やはり、前半の消耗度が大きかったな。限界だ。烏山、いくぞ。」

「へい。もう待ちくたびれましたよ。ホント。」



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SG…#9 柳葉 敏 180cm/2年

SG…#5 烏山 彰隆 182cm/3年

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柳葉、福原の肩を使い、ベンチに下がる。


「コートで待ってますよ。柳葉さん。」

『コク。』
 


堂本は、足をつった柳葉に変わり、シューターの烏山を投入した。

緑川は、落ち着いてワンスローを沈め、3点プレーを成功させる。

だが、一難去ってまた一難。

山王の長距離兵器が、湘北のリングに狙いを定めるのであった。




山王 46
湘北 34







続く。


3 コメント(10/1 コメント投稿終了予定)

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Unknown (荒木)
2010-06-25 11:45:32
かつて赤木が桜木の師匠であったように
宮城-柳
桜木-白田
流川-緑川
という師弟ラインが湘北にはあるのですね
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Unknown (しの)
2010-06-26 06:51:25
そうなんだよな~、足が疲れてくると突っ掛かってファウルするんですよね。
返信する
おはようございます (うまだんく)
2010-06-28 07:10:07
荒木さん

スポーツには、先輩後輩、師匠弟子の関係は必ずですからね。


しのさん

踏ん張れなくなるんですよね。
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