『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

日本オーナーズクラブ民事再生手続き 債権者説明会

2019年11月12日 | ジジイの呟き
このブログに再三登場している、会員制リゾートクラブ『日本オーナーズクラブ』。
この会社の運営が行き詰まり、民事再生手続きを開始したとの連絡が入り、
同クラブの債権者を集めて、その説明会が開催された。
元々、この会員権は親父が購入したものを、姉が相続したのだが、
姉が国際結婚したのを機に、会員権使用者の名義を僕に変更したもの。
実質の債権者は姉なのだが、代理人として出席したと言う訳。

参加者は数十人。ほとんどが70代から80代の御年輩。
考えてみれば、昭和54年当時のバブル景気で流行ったリゾートマンション。
今の僕のように、定年後は夫婦でゆったりと国内旅行を楽しもうと、
退職金の一部で購入したものなのです。

バブル崩壊前に親父が他界し、その後暫くは利用していたのだけれど、
バブル崩壊と共に、リゾート業界は衰退の一途をたどり、経営が悪化。
予約は取れない、料金はさほど安くないと言ったサービス低下の上に、
いつの間にか年会費が2万円から6万円に値上げ。

もう使わないから退会しようと、同社に相談したところ
・会員の退会は基本的に受け付けない
・退会希望者は、会員権を誰かに売るなりして譲渡しか方法がない
・クラブとして譲渡希望者の斡旋等は一切行わない
・譲渡後は書換料金で40万円ほどかかる

という無責任な対応で、詐欺まがいの運営を続けて数年が経過していた。
その数年間、ずっと銀行引き落としで年会費を取られていたのですからね。

頭にきた僕は、クラブに抗議して会員権の利用停止を迫って承諾させ、
銀行には引き落としをしないように要請した。
それで暫く連絡が来なかったのだけれど、今年になってクラブ側から
部分所有の不動産の権利を譲って欲しいと連絡があり、倒産を予感したので
偶然、法事で姉が帰国している間に手続きを行って不動産は手放した。

ところが『保証金』は預けたまま。
それが今回の騒ぎで、裁判所から債権者への説明を命令されて、
保証金の事がやっと明るみに出た。

説明会は再建に関する話だったのに、出席者の質問は個人的な苦情ばかり。
おまけに弁護士が、何だかのらりくらりと説明が要領を得ない。

質問時間が終わりに近づいたので、僕が挙手して指名された。
質問内容は前に書いたような詐欺まがいのやり方をどう変えるのか?
今と同じやり方で、どうやって会社を立て直すつもりなのか?

と云った単純な質問。

それを聞いていた他の出席者から
『その通りだ!』『私も同じ扱いを受けた』などなど・・・・
怒号が飛び交う事になってしまった(笑)

まぁ、こんな客を馬鹿にした詐欺会社は債権者にお金を返して、
さっさと倒産した方が良い・・・・以前からずっとそう思っていましたからね。
とは言え、後味の悪い会合でした。

今年は僕自身が被告人になっている裁判沙汰もあって、
裁判がらみの話が3件もあって、ちょっと嫌な1年になっちゃいました。
そういう年回りなのかも知れませんね。
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2 コメント

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全部バブルが招いた錯覚 (債権太郎)
2020-05-05 03:55:23
ゴルフ場にしてもリゾート施設にしても
その会員権にしても全てがバブル期に乱立した
錯覚の世界。
規約等もすべてが運営会社側の都合の
良いことばかりで、誰も当時は今のような状態は
想像してないことは勿論、
責任なんて取るハズない。
倒産したら施設は残るし、運営するが、会員権
なんて売買できないし、処分すらできない。
ましてや返す金などあるハズがない。
しかし倒産したなら年会費の請求は来なくなるのが普通だが。もし来ても無視すればいい。

情報ありがとうございます。 (サム)
2021-07-02 11:12:28
私も同様に会員権を所持していますが、債権者説明会の案内も来ないままでした。
会費の請求は来るので、期限も迫って催促されるので払ってしまいましたが、少し後悔しています。
貴殿のように不動産権利を譲渡するにはどのようにするとよろしいでしょうか。
ご教授いただけるとありがたいです。
よろしくお願いいたします。

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