『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

良い一年

2006年12月31日 | Weblog
今年は演劇で公演、サッカーも現役、音楽ではライブもやったり
と充実した一年でした。
皆様のお陰です。
2007年も良い年でありますように!
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さて、残るは大晦日だけだぞ!

2006年12月30日 | Weblog
残り21時間。2006年はもうすぐ幕を閉じる。
年賀状を今日になって作った。印刷は100枚。
子供もそれぞれ20枚ずつ、嫁さんが25枚。
プリンターに1回でセットできるのが葉書50枚
つまり、子供と嫁さんの印刷だけで結構な時間を費やした。

自分の分は結局、50枚しか作れず残りは明日(実際には今日)に
回して、今年の正月に頂いた年賀状を整理する。
何故か?喪中の葉書が10枚と、いつもの年に比べ多い。
そういう年周りになったということなのだろう。

僕の年賀状は概ね120枚。
内訳は仕事関係で40枚強。ウィンドサーフィンなどの遊び仲間が20枚。
それにサッカー関係で30枚。バンド仲間が10枚弱。
これだけで100枚になる。
親戚や兄弟に数枚。昔やっていた車のレース仲間、同級生に数枚。
これに今年は劇団関連で数枚が加わる。

毎年、増える年賀状。
大晦日の夜に、書き始めて書き終わるのがいつも夜中。
初詣のついでに投函するというのが毎年のパターン。
最近はブログのお陰で、夜更かしに慣れてきた。

今度の年賀状は1年間で撮った家族の写真で作った。
僕は結婚前から、嫁さんを多方面の友人に紹介しているので
子供の成長の報告も兼ねている。

さて、大晦日。
年越し蕎麦を頂き、紅白歌合戦を観て、その後は退屈な
行く年来る年を見ながら夜更かししようかな?っと・・・・・

全く関係ないけど、写真は餃子の皮で僕が遊びで作った
おやつ代わりのミニチュアピザ。
火加減がちょっと難しいけど、酒のつまみにはいいですよ!
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「あさましい文化」

2006年12月29日 | Weblog
今年は海外で一ヵ月半も生活して、文化ってものを考えることが多くなった。
サッカーが生活の一部になっているサッカー文化。
他人に優しくて、不器用と思うほどジェントルな国、イギリス。

日本の良さも、凄く解かって日本人であることの誇り。
生きてゆくのに大切なものが何かって事を凄く考えた。

最近、日本はやっぱり悪い文化に染まっているように感じる。
特にお金に関することが一番感じるかな?

役人や議員といわれる公僕が、市民から預かった税金を
私欲のために使う。
海外でもあるのだろうけど、今や日本は公僕による税金の食いつぶしが
当たり前のように行われている。

東京23区の議員が飲食費や自分の家のリフォーム、自家用車など
に、権利みたいな大きな顔をして税金を食いつぶしている。
こういった人間は、お金に対して凄く汚く感じる。
僕は、お金が要らないとは思わないが、楽をして金を儲けて
他人より良い物を持つことには、幸福感を見出せない。

自分が胸を張ってもらえるお金以外には興味が無い。
金のために卑しい行為をするなんて、絶対に嫌だ。

でも、日本人はそういう人が多い気がする。
金のためなら何でもやってしまう。儲けたものが勝ち組みたいな・・・・
議員や公務員の不正や、他人の金(税金)を食い物にする行為には
恥ずかしいとしか、コメントできない。語る価値も無い。

そんな中で、ちょっと残念なニュースが一つあった。
日本テレビとフジテレビの一件である。
テレビ界のことは良く知らないが、いわゆる暗黙のルールで
映画の公開後、一年はテレビ放映しないというもの。
日本テレビがこれを破って、大儲けした。

フジテレビが抗議したけど、ルールが明文化されていないので
やったもの勝ち。法的にもなんら問題はない。
フジテレビも先行き、自分たちがやったかも知れないし・・・・

世の中には暗黙のルールという、大人社会がある。
イギリスでキューと呼ばれる一列に並ぶ文化。
http://www.pat.hi-ho.ne.jp/maaz/england/e-q.htm
これだって、暗黙のルール。
誰かが破ると、白い目で見られる。店によってはそういったルールが
破りにくいように、列に割り込めないようにレジが出来ていたり・・・・

ルールなんて面倒なものは、本当は要らないのだ。
たとえばバンド仲間と、いちいちルールを決めたら長続きしない。
だから殆どの面で、お互いに暗黙の了解をする。

サッカーだって、紳士的にやればルールは手を使わないっていう
ルールだけで良い筈。
ところが敵の前で待ち伏せして、点を取ることだけで
試合をするチームが出てくる。
これでは本来のボールゲームの楽しみが損なわれるので
オフサイドと云うルールが出来た。
今や、敵の攻撃を止めるために反則したり、反則を取るためのプレイが横行する。
サッカーと云うスポーツを楽しむ、という本質からどんどん離れてゆく。

日本テレビの行為は、ビデオの登場で客足が遠のいた映画業界の
苦労などお構いなしで、金のために仲間の信頼を捨てた気がする。
これって、日本の文化じゃない。アメリカあたりの悪い文化です。
金儲けのために、ポリシーやプライド更に信頼や信用を捨ててしまう。

最近は金欲しさに上手い話に騙される人が多く、被害者が訴える。
僕は自業自得だと、全く同情しない。
でも、日本テレビの裏切り行為はのちのち自分の首を絞める気がする。
映画という文化より、映画で一儲け・・・・・・
良いかも知れないけど、志は感じないよね。そんなものに興味は湧きません。

日本ってこんな国じゃないはずだって、僕は信じています。
だって、僕の友人にはそういったはしたない、浅ましい人は居ないから。

だらだらと、まとまりの無い日記になってしもうた・・・・。
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「野球の感動とサッカーの失望」

2006年12月28日 | Weblog
今日はスポーツについて書こうかな?
今年は野球が熱かった。3月のWBCで日本が優勝して盛り上がった。
それでも野球って、競技人口が少ないからワールドカップとか
世界一という響きにちょっと違和感があるのだけどね。

でも今年はサッカーが失望感を与え続けたのに対して野球は熱かった。
一番は、甲子園の決勝。あれは何度見ても涙が出る。
特に駒大苫小牧の田中の爽やかさは、早稲田の齊藤の爽やかさとは
一味違う感じ。齊藤は女性好みの爽やかさなのに対して、田中の方は
スポーツをやっている人間に共感を与えたのではないだろうか?

「最後に齊藤と対戦したのも、野球の神様がそう仕組んだと思って笑った」
この言葉が凄く印象的。結果は負けてしまったが、試合終了後に
見せた笑顔は、本当に爽やかだった。
自分より相手の方が強かっただけ・・・と、笑えるところが彼の凄さ。
プロできっと大選手になってくれる気がする。

それと、日本ハムの優勝かな?
新庄が引退するということで、何が何でも優勝するんだという迫力。
新庄と云うと、阪神でも大リーグでもそんなに目立った実績は残していない。
ただ、彼には何かオーラや天から授かった運があるように思えた。
でも、それも表面だけ。
実際には、人の見ていないところで凄く努力しているらしい。
日本ハムでは、新庄のそういうところを尊敬している選手が多いそうだ。

そりゃそうだよね。天才といわれる人間ほど努力しているもの・・・・
努力している処を他人に見せないのが、天才。

サッカーは散々。ワールドカップで全く通用しなかった。
マスコミも、あまりにサッカーを知らな過ぎる。
今年、イングランドへ行って地域のサッカーを観て、
日本が世界に通用しないという事をまざまざと見せ付けられた。

サッカーに関して言えば、日本は後進国。発展途上の後ろの方。
まずは日本人が野球を見るのと同じくらい、サッカーのことを知り
たとえば野球を見て「いい玉投げるねぇ・・・」みたいな事を、
一般客が試合を観ながらいえるくらいのレベルにならなくちゃ!
イングランドのサッカー、アマチュアレベルでもトップリーグでも
ホームアンドアウェイ。ホームゲームでは、相手のゴール裏で野次を飛ばす。
こういうのが日常茶飯事。子供の頃から、野次というプレッシャーに
さらされてサッカーをやっているから、メンタルは強くなる。

これはイングランドだけではない。欧州や南米では当たり前のこと。
いや、日本以外の国では当たり前のことと言った方が正確かも知れない。
その後オシムjapanで、日本が変わるなんてはしゃいでいるが、
そんなに簡単に勝てないよ。弱い原因はシステムじゃないのだから・・・・
次のW杯に出られるかどうかだって、解からないのが現状でしょう。

話は変わって、自分の話。
今年は50歳になって、まさか社会人リーグの試合でフル出場するとは
思わなかった。役に立ったか?どうかは解からないが、少なくとも
5試合は先発フル出場。それもディフェンダーで・・・・、である。
年を取ると、11人の中で一番迷惑をかけないポジションがFW。

今まで、ずっとそれで試合中にサボりながらペース配分を考えて
ごまかしながら、小ずるいプレーで点を取ってきた。
今年はディフェンスだったので、相手のペースに合わせなければならず
凄く大変だった。
ただね・・・、僕が控えで見ていると、若い子のディフェンスは下手くそだね。
工夫が無いと言うか、相手に合わせて守っている。

これは多分、国民性なのでしょう。
日本代表も世界を相手にすると同じように相手に合わせてしまう。
自分たちの得意のスタイルで遣り通せない。
技術的な面では凄く上手いのに、自分たちの術中に相手を陥れる工夫が無い。
日本のサッカーは、失望ばかりさせられた一年。
数年はこういう状態が続くのだろうな。

来年は・・・・おっと、その前にこの無様な体を
10Kg絞り、ウェストも20cm細くしなくてはいけないのだ!
こう見えても、35歳までウェスト73cmのズボンを履いていたのです。
その頃のズボンは太腿周り68cmで奇妙な形のズボンでした。
トホホ・・・・・
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「締めくくりは良い音楽で」

2006年12月27日 | Weblog
今年、僕の生活を大きく変えたのが音楽に関する事かな?
バンドの方はつい先日、恥ずかしながらライブをやって一年の締めくくり。
去年の秋辺りから、急激に音楽をやりたくなった。
去年の暮れは、ライブと言うより知り合いのお店でクリスマスの
集まりがあって、そこでライブまがいのことをやった。

今年は年内にライブをやろうと目標を立てたけれど、
演劇の稽古で6月までは全くライブどころではなかった。
公演が終わって、ライブの目標を秋の9月から10月に練習を重ねた。
ところが、僕の海外出張の話が持ち上がり時期がハッキリしない。
最終的に10月から11月中旬までの長期出張が決まったのが8月。

結局、年末以外にライブをやるチャンスが無くなった。
そういう意味ではバンドのメンバーに我侭ばかりしていた気がする。
それでも、何とか駆け込みで先日のライブをやることが出来た。
色々課題が山積ではあるが、やっぱりバンドの絆は固いなって思った。
来年は3月に一つ、ライブが決まっているが、出きれば2ヶ月に
一回くらいのペースでライブをやれたら良いなぁ、と思っている。

もう一つは、ライブをよく聞きに行くようになったこと。
きっかけは劇団の音楽担当をされているO塚先生率いるバンドの
ライブを見に出かけたところから・・・・・

ライブでボーカルの個性や、唄のテクニックに感心したり
大好きなギターのテクニックに惚れ惚れしたり。
この半年は、出張で居なかった1ヶ月半を除けば、最低でも2週に一回は
ライブハウス等で音楽を聴いている。

今日は、一年の締めくくりの意味も含めて、大好きなギタリストの
一人である師匠こと、小畑和彦さんの「ギター&落語」のライブを聴くために
日暮里にある「Bar Porto」へ出かけてきた。
このお店、ボッサを中心にライブをやっているお店。
店はそんなに大きくないが、音楽を聴きやすいうえに雰囲気が良い。
昔、ライブハウスと言ったら最低でも50人くらいは入る処が
多かったが、最近は20人くらいの箱が多くなったかな?
今日行ったお店のほかに大塚の「Greco」とか、隠れ家的だったり
それぞれ、雰囲気があって居心地の良い店が増えた気がする。
それに加えて、MIXI仲間の女性、Anemone.Rさんと遭遇!
デヘヘなライブになりました。
Anemone.Rさんが開いている教室の生徒さんが一緒に来ていて、
こちらもなかなかの美人さん。フフフ・・・・・♪
気が付くと、師匠のお客さんって半分以上女性ではないですか!
うぅぅ、悔しい。もっとギター上手くなってやるぅ・・・・・

さて、ライブの方は小畑さんの独演会。
1Stage目はギターの演奏。約1時間強のステージはギターの
テクニックをかぶりつきで堪能。やっぱりこのお方、激テクです。
曲名は殆ど出てこないけれど、知っている曲や小畑さんのオリジナルで
一時間があっという間に過ぎる。
ディズニークラシックスの一つ、白雪姫の曲「いつか王子様が」
だったかなぁ?凄く好きな曲なので痺れました。

2部は落語。今日はこれを目当てに出かけたのであります。
日暮里界隈は、かつて林家三平が近くに住んでいた場所でもあります。
落語の方は最初の話が「代り目(かわりめ)」だったと思います。
酒を飲んで帰った亭主が、もう一杯呑みたさに女房とやり取りする・・・
実際にはもう少し長い話だった気がするけど、師匠のアレンジで
小気味良く、落としていましたねぇ。

そして2つ目の話が「あくび指南」。
こちらもジャズ屋言葉を上手く話の中に盛り込んだりして、お決まりの落ち。
久しぶりに落語を聞いて嬉しかったですよ。
一番嬉しかったのは、「ワタしゃ、落伍 (落語) 者」を言ってくれたこと。
これはライブでも使う、いわば「お約束どおり」のギャグ。

それとCD「Aquarela」にサインしてもらっちゃったし♪^^V
それだけじゃなくギターの話をしたり、ギターのアタッチメントを見せてもらったり・・・・・
師匠から僕の扱いにくいグレッチギターの事を誉められた上に
「クラシックカーみたいに扱いにくいのを弾くのも楽しみ」
と言われて、なるほどなぁ・・・・なんて、妙に納得しちゃったり。
こういった事も含めて、僕は小畑さんのライブが凄く好きなのです。


今日は一年の締めくくりを、「良い音楽」と「良きお笑い」
で締めくくれた、良い一日になったのであります。
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「演劇とバンド」

2006年12月26日 | Weblog
今日は演劇について書こうかな?
去年から参加した劇団「ステードア」も、早くも1年半。
6月に初めての公演に出演して、チョイ役だったけど楽しかった。

演劇って思っていた以上に表現することが難しい。
一番足りなかったのは、台本を毎日のように読んでいたけれど
他の人の台詞まで頭に入っていなかったことかな?
正直な話、自分の台詞や出るきっかけを覚えるので精一杯。
本番の舞台では、精神的な余裕はあったものの技術的な面では
団員の中で一番下手くそだった。

台詞を言うのが早い、声が通らない、間が無い、相手との絡みが無い
姿勢が悪い、視線が客席に向いていない・・・・・・等など。
初めてだからいいじゃない、って言われるのが反って悔しい。
今はそういった事を意識してレッスンをしている。

でも、演劇ってバンドでやる音楽に良く似ている。
最初に言った他人の台詞を覚えていない・・・・なんていうのはその典型。
我々のバンドは全員がギターを弾き、唄を歌う。
3人でやるバンドは当然、コーラスが基本になる。
ところが、自分のパートだけ覚えても上手くハーモニーが取れない。
相手の音が解からないと、自分の音も出せなくなる。

バンドのメンバーは、全員が全部のパートを覚えている。
これは凄く重要で、僕らのバンドでは必要絶対条件。
それだから、たまにボーカールを交代したりして遊ぶことがある。
ギターでも、お互いの手癖や好きなフレーズを理解している。
たとえば間奏のギターが調子が良くて、乗りがいいときは
合図などしなくても、もうワンフレーズやったり、終りの部分も
何となく空気で感じ取ってピッタリと終わる。

演劇でも全く同じで、そういった阿吽の呼吸が出来るようになったら
演技も自然に余裕が出るだろうし台詞の絡みも、普段の会話のように
自然に聞こえるような演技が出来るのだろう。
それと役に成り切る事も重要。恋人役、夫婦役などは特にそう思う。
よく、映画や舞台で共演すると出来ちゃう役者さんが居るけど
良し悪しは別にして、そういった雰囲気になってしまうのは理解できる。
そういう意味で今年の公演で、僕の相手役に対して
もう少し普段の時間から色々と話をしたりした方が
良かったかな?なんて反省したり・・・・・
(あっ、僕の場合は出来ちゃいませんからご安心を!)

声の出し方も同じかな?
台詞を言う場合に、何処か力が入っている。
そしてマイクで喋るような距離感って言うのかな・・・・
つい先日、バンドでライブをやってそれを感じた。
マイクに近づくと、何処か声量が足りなくなる。
それにマイクに向かって唄っている。
少しマイクから離れて、客席の一番後ろの人に聞こえるように
意識すると不思議なくらい声が楽に出る。
遠くに向かって大きな声で歌っているのに
喉や胸の辺りの力が抜けて、声質自体もクリアなものになる。

これ最近、劇団の練習で教わっている事そのものなんです。
考えてみたら、サッカーでも強いボールを蹴るときや、
ロングキックをする時は、体の力が抜けていないと強く蹴れない。
人間の体って凄く不思議で、プロの役者さんの演技は
その辺りが決定的に違う。
今月初旬に観に行った、「アラカルト」に出演していた役者さんの
演技にそういった迫力を感じて、圧倒された。良い勉強にもなった。

来年の公演は6月。台本が年明け早々に送られてくる。
どうも、今回は少し台詞の多い役になりそうな気配が感じられる。
いきなりは無理だけど、今年より良い舞台になるよう頑張りたい。
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「トーストのこだわり」

2006年12月25日 | Weblog
今日から1週間で一年が終わる。
この一年は、色々なことがあって僕は刺激を受け続けた。
Mixiの日記を書くことで、些細なことでも何かを考えるようにも
なって、人間的に凄く変わった気がします。

そんなわけでこの1週間は、音楽、スポーツ、演劇、文化など
それと日記に書かなかったくだらないことなど
ジャンル分けして書いてみようと思っています。

第一弾は「トーストのこだわり」

10月から1ヶ月半のイギリス出張で体重6kg、ウェスト15cmも
大きくしてくれたイギリスの食べ物。
一番の原因は、大好物のパンとバターでしょう。

この間、矢沢永吉のコンサートへご一緒させて頂いた、マイミクの
コム@LDNさんと、イギリスのパンの話で盛り上がった。
イギリスへ行って、朝食で出てくるトーストがお洒落なスタンドに
乗って運ばれてくる。これはパンがカリッと程よい固さを保つためのもの。
トーストはお皿に乗せた途端に、自らの水蒸気でしっとりしてしまう。

僕は日本のパンで美味しいと思ったパンは殆ど無い。
と云うのは、日本のパンはモチモチしているから。
日本人はそういった食感が好きなのか?殆どのパンが柔らかい。
一斤を4枚スライスにしたり、6枚スライスにしたりするのは
こういったしっとり感が好まれるからでしょう。

ところが僕はカリッとしていないトーストは嫌い。
したがって買うのは必ず8枚スライス。
幸い、長い時間をかけて自宅の近くに僕好みのパンを売っている
パン屋さんを見つけて、毎週3、4斤の8枚スライスを
買い込んで冷凍している。
このお店のパンは、生地の小麦粉が違う感じがする。
塩加減かな?フランスパンを焼いたような香ばしいパンを作る。
お店を教えると、売り切れちゃうので秘密ですけど・・・・・

トースターでもオーブントースターで焼いたパンは美味しくない。
トースターは2列で上に水蒸気が逃げるものが基本。

カリカリのトーストに塩味があるバターを塗って食べる・・・・
これがイングリッシュブレークファーストでは必要不可欠なのです。
この話を聞いて、イギリス人の旦那様を持つコムさんが驚いていた。
何でも、僕と同じ事を旦那様が言うそうで、日本のトーストは
美味しくないと話しているらしい。
僕が、イギリス人と同じパンに関するこだわりを持っている事も
驚きだったみたいだけど、僕は本格派トースト評論家になった気分。

僕と旦那様の共通意見は、口の中でとろけるパンは上手くない。
つまり噛んでいるうちに、お粥になっちゃう日本のパンはNG。
よく変態扱いされるのだけれど、パンって喉を通過するときに
水分を全部持って行かれるような感触が大切と云うこと、

トーストはカリカリのもので、バターを塗っても
べったりしないように焼くこと、そのためには焼きあがったトーストを
立てておくトーストスタンドが大切なアイテムになる。

実はイギリスから帰国する際に、食器屋さんを回ったのだけれど
泊まったホテルで見たような銀製のお洒落なものが無かった。
帰国してインターネットで調べても、日本では作っている形跡が無い。
見ると必ず1脚1万円以上する銀製のもので、その殆どがアンティーク。
1920年代から50年代くらいのものが多い。それも殆どが即完売。
僕のような人が意外に多いのかも知れない・・・・・。

笑ったのは、僕の嫁さんもいつの間にか僕と同じ好みになっている事。
トーストスタンドではないけど、昔はトースターに針金で作られた
スタンドになるような蓋がついていたのだけれど、最近は全く見なくなった。
あれ、便利だったんだけどなぁ・・・・

今年、一番印象的だった食べ物の話でした。
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クリスマスイブ

2006年12月24日 | Weblog
今日はクリスマスイブなので家に居ました。
昼間、買い物へ出かけて僕は昨日のライブで録音した
音源をCDに落としたり、ギターを弾いたり・・・・

娘と嫁さんがクリスマスケーキを作りました。
僕はスポンジケーキを作るのを手伝った。
高校生のときに洋菓子屋でアルバイトして覚えた生地作り。
卵の白味を泡立てて、メレンゲを作るのは得意技。

夕方から夕食を僕が作る。
今日はシャンペンを買って来て、簡単にステーキ。
子供達はなんちゃってシャンペン。
下の子は、クリスマスイブにこれを呑むのを楽しみにしている。

ステーキの付け合せは、ニンジンのグラッセとジャガイモのフライ。
それにグリーンアスパラで色取りを揃える。
ステーキは網焼きで、一人ひとり焼き方の注文を訊いて焼く。
嫁さんはミディアム、長女と次女は生意気にミディアムレア、
僕はレアで焼く。時間がかかって、台所は煙だらけ。

出来上がりは写真の通り。
ケーキは凄く上手に出来ていて、美味しかった。
リフレッシュ休暇3日目は、ゆったりと時間が過ぎた。

子供達が寝静まって、サンタがやってきて彼から受け取った
次女のプレゼントをクリスマスツリーの下に置いてきました。
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アルマナックハウス ライブ

2006年12月23日 | Weblog
今日は年末ギリギリで決まったライブ。
場所は市川真間にあるアルマナックハウス
http://www.h4.dion.ne.jp/~almanac/
という、友人が経営するライブハウス。
わがまま言って、無理やり入れてもらったライブ。

急に決まったので、練習も本番前に2時間ほどやっただけ。
とは言え、ライブをやるつもりで練習をある程度やっていたので
簡単な音合わせ程度の練習。
30分なので7曲用意したけれど、実際にやるのは6曲だけ。
全てオリジナルなので、コーラス部分の打ち合わせが殆ど。

練習が終わって、アルマナックハウスに行くとマスターの
輝夫氏が我々に特別なリハーサルの時間を作ってくれた。

スタジオでの2時間の練習は音もまぁまぁで満足していたのだが
アルマナックハウスのリハーサルでは格段に音のよさが違う。
音の抜けが良いと云うか、とにかくスタジオでやったときに比べ
声が良く聞こえる。ギターも良く聞こえてびっくり。
何でも、音楽通のマスターの輝夫氏が音響のことを考えて作ったそうで
改めて、その音のよさに感激してしまった。

リハーサルでは真ん中のボーカルCharlieを挟んで、デラ君と
ニヤニヤしながらギターを弾いていた。
このニヤニヤはよほどの事がないと出ないもの・・・
演奏も凄く良くて、リハーサルの録音をしなかったのが悔やまれるほど。
本当に良い演奏が出来て、本番前の気分は最高に盛り上がった。

僕らの出番は2番目。出演者の到着が遅れたので、その間に僕らは
バーボンのボトルを開けてチビチビと飲み始める。
最初に作った水割りが濃すぎちゃって腹に来た。

本番突入!
全体的にテンションが高く、演奏に力が入っていて
リハーサルに比べるとちょっと良くなかった。
それでも、大きなミスも無く無難にこなしたが、
やっぱりリハの方が良かった。

ライブは僕らの前は女性の弾き語り石川英子さん。
良い曲歌ってるんだけど、ギターを弾きすぎ。
クラシックギターを習っているような感じだが、唄と演奏のどちらかに
集中しないと、ちょっと勿体無かった感じ。

僕らの後は、男性の弾き語りYOSHIHIROさん。
ギターはMartinD-45を使って、オープンチューニングなどでのオリジナル。
ギターのテクニックは素晴らしいけど、リズムを取る靴の踵の音が
気になって仕方なかった。
厳しい言い方をすると、D-45らしさがちょっと足りなかったかな?

その次はシャルロットという4人組のユニット。
ピアノの伴奏で本当に綺麗なハーモニーを聴かせてくれました。
全員が唄を歌い、コーラスも澄んだ響きで唄の基礎がしっかりしている感じ。
下手に伴奏の音源を増やさずにやった方が、個性が出て良い気がしました。
彼女たち、CDを作ったらしく来年出来上がるとか・・・・

でも、今日は最後に出た木村金太さんに全部持っていかれちゃったかな?
ギターが上手いとか、唄が上手いとかではなく存在感。
マスターが最後に持っていった理由が判る。
やる曲は殆どカバーなのだけど、笑いがあって本当に楽しい。
お笑いも音楽をやっている人間なら判る笑い。
我がバンドのデラ君は、大喜び。とにかく楽しい。
ライブは上手いとか下手とかよりも楽しいって言うのが一番。
ここで内容を紹介するには長くなるので、気になる人は見に行ってください。

我々のステージはもう少し出来たけど、時間通りに終わらせた。
出来としてはまぁまぁ、65点くらいでしょうか?
録音を聞いてもなかなか良かったけど、やっぱりリハーサルの方が良かった。
酒を飲んで、テンションが上がったのが良くなかった。反省!

有難い事に、マスターから次回のブッキングの申し入れがあって
来年3月にやる事に決まりました。

今日の格言
「呑んだら演るな、演るなら呑むな」
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YAMAHA AEX-520

2006年12月22日 | Weblog
今日から18連休。
初日の今日は子供達が学校で、嫁さんは仕事。
一人で家に居てボケッとしていました。

午前中に、一昨日の日記に書いたギターが来ました。
YAMAHA AEX-520というセミアコのギター。
スモールハンバッカーのPU(ピックアップ)が2個付いた普通のセミアコ。
本当はピエゾとPUが付いたAEX-500が第一希望だったのだけれど
新品で安かったので買っちゃいました。

何本もギターを持っている中で、レスポールやSGは
かつてドラムとベースが入っていた時期には
よく使っていたのだけれど、最近はバンドの形態が
アコースティックのスタイルに戻ったので、
いわゆるロックギターは、ちょっと使いにくい。

グレッチのカントリージェントルマンはその中でも
唯一のセミアコなんだけど、重くて大きくて、
その上にブリッジがバイオリンのような駒なので
チョーキングでもしようものならすぐに音が狂ってしまう上に
ネックが細いので、いまひとつ手にしっくり来ない。

アコースティックなバンドならMartinを使いたいところだけれど
こちらはピックアップが付いていないので、
今時は当たり前になったPU付きのギターとのバランスが取り難い。

そんなわけで今は殆どGodinのエレガット一本でやっている。
たまに鉄弦の音が出したくなるので、新しいギターを物色していた。
本命のAEX-500はオークションで落札しそびれて
それ以来3ヶ月全く市場に出てこない。
それで、ネックが同じ作りのAEX-520もターゲットにした。
丁度、新品が出たので買ったというのが真相。
セミアコのギターが欲しかったしね・・・・。

早速、誰も居ない家でアンプにつなぐ。
いわゆるワンボリューム、ワントーンに切り替えスイッチのみ。
使いやすい上に、軽くて扱いやすい。
ネックが手にしっくり来るので、弾き易い。ご機嫌です。
エレキギターとしても使えるし、アコースティックに合わせても
良い様な、柔らかいセミアコの音がする。(ウププ・・・)

暫くはこれで楽しめそう。
その間に第一希望のAEX-500がオークションで
見つかったらまた買うつもりではいるけど、
このギターでも十分楽しめそう。

今日は朝から夕方までずっと明日のライブの練習をしていました。
まぁ、このギターをライブで使うことは先行きも無いと思うけど
嬉しい一日だったのであります。
写真は新品のギター。まだピニールが付いている状態での写真。
背景の洗濯物はご愛嬌です。
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今日は劇団「ステージドア」

2006年12月21日 | Weblog
今日は劇団「ステージドア」の会合。
まだ、稽古と言える状況ではなく腹式呼吸や台詞のための
エクササイズと、歌舞伎で有名な「外郎売」の口上を読み上げる。

先生が教えてくれたことを、一つ一つ思い出しながら
台詞を読み上げる。
先生に指名された人が台詞を読むと、何処かに力が入っていて
声が通らない。マイクがあるときの喋りになっていたり・・・・

舞台の真ん中で、客席に向かって喋るには声を遠くに飛ばす
技術が必要で、意外にこれが難しい。
僕は最後の方で指名されたので、その前の先生の注意を聞いて
体の力を抜いて、遠くへ声を飛ばす感じで台詞を読む。

意外に上手く行って、先生に誉められた。
ただ、「さしすせそ」が舌足らず、「はひふへほ」は「はしふへほ」
になっているらしく、口の開け方を気をつけなくちゃ。

レッスンが終わった後は、忘年会を兼ねて軽く飲み会。
若手は先に帰ってしまった。
と云うのも理由がある。

若い子たちは、アルバイトをしながら演劇の勉強をしていたり
オーディションを受けたりしている。
中にはアルバイトをしながら学校へ通っている子も居る。
当然、我々のような会社に勤めている人間に比べるとお金が無い。
極端なことを言うと、電車賃さえもったいないほど・・・・

僕らが気を利かせて、飲み会や食事を誘ってあげればいいのだけれど
そうばかりも行かない。
自分が若い頃に舞台の仕事を始めたときは、
1週間1000円とか300円なんて事もあった。
それだけに一生懸命になって、早くお金がもらえるように
勉強して仕事を覚えて行ったものだ。

どっちが良いのか?よく判らないけど、苦労を知らないで大人になると
人の気持ちが判らなかったり、お金を稼ぐ大変さや
大切さが判らないような気がする。
でも、やっぱり年末ぐらい「御飯食べさせてあげるよ」って言って
年長者が若い人たちを連れてきて欲しかった。
若い人たちは、僕が思っているほど気にしていないでしょうけど・・・・
僕もそうだったから、判る気もする。

さて、年明けには台本が送られて来て1月25日から稽古が始まる。
今度はどんな役が回ってくるのか?楽しみです。
バンド活動もしっかりやりたいから、バランスを取るのが大変かなぁ・・・
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自分へのクリスマスプレゼント

2006年12月20日 | Weblog
僕は今、ギターを6本持っている。
一番古くから持っているのがMartin社のD-35(72年製)
高校生のときに親を騙して当時34万円の高級ギターを買ってしまった。
これが今、一番良い音がでる楽器。
難点は、今時のピックアップが付いていないのでライブで使うには
他の楽器も同様のものでないとバランスが取りにくい事。
それでも、鈴が鳴るようなチリンチリンという弦の響きが
買って30年経って、やっと出るようになってきた。

その次に古いのがグレコのレスポールカスタム(77年)
買ったのは22歳の時。28年前で10万円した高級品。
これは本当に良い買い物した。音も凄くいいです。

次がGibson SG-special(72年製)。軽くてフレットがお気に入り。
音はシングルコイルなのでレスポールに比べるとちょっと力が無いけど
一番手になじんでいるギター。中古で購入したもの。

そしてタカミネの安物エレアコ。古いのでイコライザもいまひとつ。
これは一時期、ずっと使っていたのだけれど、バンドがドラムとベースを
加えたいわゆるロックバンドの形態をなすようになって
あまり使わなくなってしまった。

今一番の悩みが64年製のGretsch Country Gentleman Chet Atkins
これ、ケースに入れておいたらパーツが錆びちゃって、磨いたら
金色のパーツのメッキが剥がれて、ボロボロになっちゃった。
ボディーの周りの縁取りも、部屋が乾燥しすぎているのかひび割れて
剥がれ始めている。購入当時、オークションで70万円もした逸品。
かのジョージ・ハリソンが弾いていた物と全く同じ型で色も同じ、
タバコブラウンのグレッチです。
弾きにくくて、大きくて重くて・・・・でも最近毎日弾いているギター。
リペアーに出すか、オークションで処分しようか?迷っている。

そして、いまやライブでも一番使う頻度の高い
エレアコのGodin Nyron Duet。
これは25万もする高級ギター。
良い音がするし、ガットギターの音がする。
プロも使っている、間違いなく良いギターです。

これだけ持っているのに、また買っちゃいました。
以前、日記にも書いたYAMAHAのセミアコAEX-520。新品です。
既に生産終了していて、店頭では見かけない代物。
僕の大好きなギタリスト、竹中俊二さんが使っているのを観てから
ずっと欲しくて、ネットショップを検索し続けていたのです。
そしたら、あったのですよ!勿論、速攻で買いました。

今年は海外出張へ行って、会社から出た出張費が余ったので
自分へのクリスマスプレゼントとして買ったのだよ。
明後日の午前中に届くのです。
買ったばかりで、慣れていないので翌日のライブには使えないけど
ずっと欲しかったギター。これが最後のギターの買い物になるでしょう。

この日記を最後まで読んだ方が、必ず思うであろうこと・・・・
「まさに、豚に真珠、宝の持ち腐れだな!」
えぇ、そうですよ!
楽しみだなぁ・・・・・・ウプププププププププ
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10年前の葉書

2006年12月19日 | Weblog
嫁さんがリビングの引き出しを整理していたら、懐かしいものが出てきた。
丁度10年前の2月に、僕が設計した超高圧電源を搭載した
新型超高圧電子顕微鏡の1号機を北海道大学へ納入した。
その時長女は5歳、次女は3歳になったばかり。
出張で、長女が学芸会の楽器演奏で小太鼓を叩く姿を見てやれなかった。

嫁さんや子供にとって、パパの居ない2週間は初めての経験。
実は僕にとっても家族と離れて2週間も家を空けるのは初めて。
子供のことが気になって、今のようにメールも無かったから
毎晩、電話をしていたのだが子供とは余り会話が出来ない。

そこで、毎日子供に手紙を書いた。
全部ひらがなで、日記みたいにその日あったことを書いて
その様子を漫画にして、塗り絵にして送った。

つい先月のイギリス出張のときは、毎日子供にメールを送った。
でも、やっぱり葉書はこうやって形に残るし、その頃の家族の
様子までが浮かんでくる。

葉書を見ると、札幌は寒くて大変だったことや
長女がいつも次女を虐めて、嫁さんが妹を庇って叱るので
長女の受け皿は父親の僕だったこと、
そしていつも長女のことを気にかけていたことが
葉書の中から漂ってくる。

考えてみれば、僕は好き勝手やっているけど
家族が心の拠所になっているのだなぁ・・・・って思う。
何だか、凄くいいものを見つけた気がした夜だった。
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好きこそ物の・・・

2006年12月18日 | Weblog
今週は木曜日の夕方に長女の所属している吹奏楽部の
クリスマスコンサートがあるので午後から長期休暇に入る。
今年はどんな曲を聞かせてくれるのやら・・・・

正直言って、吹奏楽部全体のレベルが低い。
それもそのはず、学校が生徒だけでの練習を認めないので
部活の練習量が極端に少ないのだ。
音の切れ、ロングトーンの伸び、安定感、音量・・・・
夏にあったコンクールでも、他校と力量の差がハッキリ判るほど。

楽器なんて、どれだけ触っているか?どれだけ吹いているか?
どれだけ弾いているかで大きく差がつく。
これは楽器に限らず、スポーツや仕事、遊びでも同じだと思う。

それには好きじゃないと出来ない。
長続きしなかったり、練習をサボったりする人は
そんなに好きじゃないのだと、いつも思っている。
好きならば、止めろと言われても続ける。
サボるのが勿体無く感じる。
暇さえあれば、練習する。そういうのは練習じゃなく遊び。
僕の場合はサッカーが、間違いなくそれ。
最近、足の調子が悪くてチームの練習は休んでいるが、
暇さえあればボールを蹴っている。
この歳になっても、もっと上手くなりたいし、実際上手くなれる。

最近、ギターがその次によくやっている事かな?
ほぼ毎日、嫁さんの文句を聞きながら、
寝る前に1時間以上弾いているけど
こちらはいくら弾いても、上手くならない・・・・・
才能が無いのでしょう。
それでも好きなものは少しずつ上手くなる。

学校って、そういうこと教えないのかな?
僕には、先生が居ないからと言って練習しない吹奏楽部って
ちょっと理解できないし、学校が練習を認めないのは
それ以上に理解に苦しむ。
教育って、一体何を教えるのかと・・・・・

さて、今週末は年末の土壇場で決まったライブ。
特にお客さんを呼ぶ予定は無いので気楽にやります。
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矢沢永吉・武道館ロックオペラ2

2006年12月17日 | Weblog
今日はロンドンから帰国中の友人コムさんのお誘いで
「矢沢永吉・武道館ロックオペラ2」のライブへ出かけてきました。
会場に着いた途端、白い服を着たyazawa親衛隊みたいな大人が多く
異様な雰囲気にちょっと違和感を覚えましたが、そこは昔からのこと。
席に行くと既にコムさんが来ていて、一安心。
彼女に会うのはロンドンのデイト以来、実に一ヶ月半ぶりです。

会場は半分以上が30歳以上。YAZAWA親衛隊みたいな連中が
永ちゃんコールで会場を扇動する。
まるで阪神タイガースの試合。
コンサートと云うより、プロレスでも始まるかのよう・・・・

コンサートを見るのは、自分が照明スタッフとして
ツアーに帯同していた77年以来、実に30年ぶりに
生で永ちゃんを見ました。
あの頃はまだ20代と若くて、それでもスタッフの間では
凄く評判が良くて「いずれはビッグになるな」
って言われていました。
その当時は、今の親衛隊みたいな連中が各地の会場で暴れて
公会堂や市民会館の椅子を壊すので、
しまいには何処も会場を貸さなくなりそうになって
東京近郊の野田や土浦などといった、
ちょっとマイナーな会場でのツアーが殆どでした。
そういう意味でも、永ちゃんがビッグから
グレイトになったなぁ・・・・
って、凄く感慨深いものがありました。

コンサートは楽しく、音楽も良かったですよ。
ロックの醍醐味、
デカい音で思い切りディストーションがかかったギターで
ガンガン乗りまくる感じ。
永ちゃんもフットワークが軽く、唄も力強い。
本当に57歳?なんて考えちゃうほど、格好良かった。
幾つになっても、好きなロックをやり続ける永チャンは憧れです。
久々にロックシーンを観た感じで最高でした。

ただ、冒頭に書いたように観客の殆どが音楽や
演奏を聴きに来るというより永ちゃんを観に来るという感じで、
僕はちょっと違和感がありました。
最初から最後まで手拍子してしまう、日本人の感覚って言うか・・・・
このコンサートはそういうものなのだと、割り切って聴いていました。

バックは凄くいいバンドで、ギターは上手かったです。
ただ、ギターのソロなのにドラムの音とベースの低音が大きくて
聞きにくかったのが残念。
低音が回る武道館の特徴が出ちゃったのかな?
それでも、30年前に比べると音響は機材が発達して、
かつての音響泣かせはだいぶ解消されている様子。
それだけにちょっと残念。

照明に至っては、もう僕の時代の苦労は全く無いですね。
ピンスポットは専用のピットが作られているし、
ピンスポット自体もクセノン電球を使用した光が強く明るいもの。

僕の時代はアークと云う溶接棒を焚いて光を作るピンスポットじゃないと
明かりが暗くて舞台に届かなかったから、
それを扱える僕のような特殊技能を持った照明スタッフが
持て囃されたのだけれど、今はそういう無駄な努力は要らない。
照明も電動だったり、昔は邪道とまで言われた
客席に向けてのライトのあおりなど、
照明はいまや音響以上に派手になっています。
良いことです。

コンサートの中で永ちゃんが30年前の苦労話をして、
何だかジ~ンとなって
その後、生ギター一本で唄ったときは、じっくり聴きたかった。
でも、お客はそんなときでも手拍子してしまう。
音楽を純粋に聴きたい僕にはちょっと残念な一曲でした。

永ちゃんは、かつての美空ひばりに似た雰囲気を持ってきましたね。
ロックシンガーから、芸能人の歌手になった感じです。
それだけビックになって、地位を固めてきたと言ってもいいでしょう。
約2時間半のコンサート。親衛隊が邪魔だったけど
とても良いコンサートでした。
さすがは我らの永ちゃんです。

本音を言えば、じっくり音楽を聴くお客さんだけを
集めたライブを聞きたいです。
美空ひばりや都はるみ、昔のアイドルの
掛け声みたいなのは趣味じゃないです。

でも、永ちゃんグッズのタオルは買って来ましたよ^^V
コムさんはしっかり今年のモデルのタオルを持参して、
タオルを使って盛り上がるシーンでバッチリやってました!
偉い!本物の永ちゃんファンって感じでした。

僕は77年当時の、本物のスタッフのユニフォームと
ステージのQシート(進行表)を宝物の様に、
今でも実家に保存してあります。
自慢です!フフフ・・・・・
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