『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

いよいよ、発進!

2009年02月27日 | Weblog
今の部署、子会社に移動になって早くも5ヶ月が経った。
正直な話をすれば、この5ヶ月間は、仕事らしい事が出来なかった。
何もしなかったわけでもないし、それなりに自分の計画は
予定通り進んではいる。
でも、ずっと何かが違うなぁ・・・って、感じ続けていた。

ここへ来て、新たな実験用に手配した部品が続々と揃い始めた。
2、3個有れば十分なICを100個買ってしまったり、
細かいミスは有ったけれど、それなりに・・・・

先週から、実験用の回路を試行錯誤しながら作り始めているのだが
どうも自分のイメージがきちんと出来ていなくて、
作っては壊し、作っては気に入らなくて別のものを作ったり・・・

去年の春過ぎから、旧部署で仕事を干され、やることが無いので
タバコを吸ったり、本を読んだりして過ごしているうちに
新しいものを作る時の感覚、感性が鈍っていたようだ。
何か、感覚的に違うなぁ・・・・って、ずっと気にしていた。

ところが昨日辺りから、苦労していたプリント基板の部品実装も
無理に平面上に並べようとするから、縦横に大きくなってしまう事に
ちょっとしたきっかけで気がついて、基板を2枚に分けて
立体的に部品を組み上げる発想をしたら、あっという間に
自分の考えていたサイズと、形にすんなり収まった。

それから急に、仕事のエンジンがかかったような感覚になって、
自分でも驚くほど、やる気がみなぎってきた。
この感覚、『さぁて、皆さん見て居なさいよ!』っていう感じ。

実は、かつてやった超高圧電源や高分解能装置用の超低ノイズ電源を
自分の手で手がけた時も、最初は全然エンジンがかからなかった。
そして、自分の考えが具体的に、頭の中で立体的なものがイメージできるまで
こんな感覚が続いていた事も思い出した。
あの時もそうだった。急に『よし!見てろよ!』っていう感覚になって
それから急激に仕事が進んだ経験がある。

また、誰もやって来なかった事にチャレンジ。
今回は、今まで以上に難敵。回路設計はそんなに難しくは無いけれど
絶縁の長期安定性という、作ってすぐに結果が出ないところが難しい。
でも、道具や部品が揃っても、一番肝心の「チャレンジャー精神」が
戻っていなかったこの間とは、ちょっと違う。

長い暖機運転だっただけに、とりあえずエンジンが十分に温まって、
来週からいよいよ発進です。この後は、きっと軽く走れるでしょう。
コメント
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