『やんちゃジジイ・ゆうちゃん』のイカすセカンドライフ

我儘で『やんちゃ』な爺さんの目標は、
周りに笑顔を振りまいて、楽しくセカンドライフを生きる事。

オックスフォードより Vol.9 やっぱり日本が好き

2006年10月20日 | Weblog
昨日の日記を書いて日本の良さは無いのか?
という、ちょっと誤解を招いてしまいそう。

日本の良いところは、沢山あります。
良い意味でも悪い意味でも正直な国民。
畳があって障子、襖がある。気のぬくもりと畳の香り。
繊細な色合い、微妙な色使い。外国人には真似出来ない感性。
僕は椅子とベッドの生活は落ち着きません。
外国人も日本に来て、畳のよさにハマッってしまう人が多いのですからね。
食べ物も美味しい、何よりも水が美味しい。
それに温泉、銭湯、湯船のある風呂・・・・最高です。
昔からある、隣近所の付き合い。好きですよ。

ただ、今は金のためにならなんでもする人が増えたり
住む場所もマンションになり、コンクリートで一年中暑くも寒くも無い。
隣近所の付き合いはおろか、隣に住む人と話もしたことがない。
こういうのって、東京だけのような気もする。

イングランドに来て、歴史の違いを感じるのはサッカー観戦や都市作り。
にわかサッカーフリークがサッカーパブやサッカー場で騒ぐと
凄くサッカー人気が高いように思いがちだけれど、
こちらの人はおじいちゃん、おばあちゃんでもルーニーやジェラードを
知っている。
これが決定的に違う。

都市づくりも、教会を中心として何百年も建物が維持されている。
日本でも奈良や京都をはじめとして、今でも残っている古い建物は
全て神社仏閣。東京駅も日本銀行も皆、無くなろうとしている。
歴史的な建造物って、宗教抜きでは維持出来ない気がする。

そして、個人主義や家庭中心が当たり前のように社会に根付いている。
個人主義は個々の責任がはっきりしているから素晴らしい。
日本のような自分勝手は個人主義じゃなく利己主義と言われる。

イングランドの人は、朝早く仕事をして夕方には帰宅する。
それから個人の生活を楽しんでいる。
元々、日本もそうだったはず。
首都圏から離れて地方へ行くと、そういった時間の流れや
何かゆったりしたものを感じて、居るだけで何処か心が癒される空気を感じる。
そういう日本は大好きですよ。
コメント
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