熊と一緒に遊んでおります。一緒に風呂入って。ふふふふふふ。
山の奥深くにいると、なんだか不思議な感覚になる。それも温泉付だとなおさらいい。第一身体が休まる。こころの籠もった山菜料理を食べながら、渓流の音を聞く。これがまたたまらない魅力である。言葉も東北弁がいい。実にあったかい。
構えがない。江戸弁のような気取りがない。他人に合わせようという計算もない。
ボキのようなナマっている人間は、どうも江戸弁というのが嫌である。ボキがボキでないような気がするのだ。
ナマっているからわかんないだろう!と言われても、しょうがない。直す必要性を感じていないからである。
かえって、都合がいい。他人の悪口を言っても理解されないからである。
わははっははっははっははっはははは。
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20:11である。
今日は九十九里浜にいない。
それこそ山奥にいる。
どんなに深山幽谷であっても、現代は実に便利である。そうなのだ。Wi-Fiがあるからだ。山奥のひなびた宿に籠もって、さっきまで打鍵していた。アルバイト先の大学に送る原稿を書いていた。どうやら週が明けたらメールで送付可能になった。ま、アルバイトとはいえ、レポートみたいな+論文みたいなものも義務として書かなければならないからである。
記念になるからと思ってけっこう真剣に書いていた。もうこれで最後になるかもしれないからである。
後は、退学した方の大学院で取り組んでいたテーマで打鍵するつもりである。藝能史である。敦煌の藝能と房総の雅楽というのもボキのテーマであるからだ。書きかけて中途で断念してしまった材料である。エコノミークラス症候群での入院騒ぎで、おじゃんになったものである。だから継続してやってみたいと思っているのだ。
こっちも楽しいからやっているだけである。しかも定年がない。好きなだけやることができる。趣味だからである。
しかし、評価を求めていないのだからけっこう甘くなる。自分に対してである。その意味で、ボキは自分にもっと厳しくしなくちゃアカンとは思っているのだが。なかなかである。これが一番難しいからだ。
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今日の夕食はおいしかった。
山菜料理等々10品。
美味い日本酒を一本つけた。
五臓六腑に染み渡るというのは、こういうことを言う。
ありがたいものである。
健康で、山奥で、宿のおかみさんと談笑していけるということがである。さらにありがたいのが、一緒にいてくれる家族である。こんなにありがたいことはない。しかもカネまで払ってくれるのじゃ。
感謝、感謝。
どこにいるのかって?
それはナイショ。
(ToT)/~~~