と~ま君の部屋

楽しい老後を送りたいとやっています。所詮人生回り道。修士(人間学、仏教学)。ぼけ防止・脳のリハビリでやってるブログです。

よいお年を

2008年12月31日 20時14分12秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 これで今年の書き納めとさせていただきます。

 かなりの数のアクセスをいただき、感謝申し上げます。最初の3ヶ月はカウンターを設置しておりませんでした。これが悔やまれます。

 材料はたくさんありますので、これからも書き込みは可能だと思います。しかし、時事問題を扱えないとか、いろいろな制約があります。不自由な中での試みであります。

 一番の喜びは、中学生の方々からの反響でした。記事に対するメールは、わたくしの判断で掲載するものを選択させていただいていますので、公表したメール以外のものも当然あります。無制限にしたら、炎上しかねないと思っていますので。誰でも教育批判はできますから。正否は別として。

 文学のことも話題にさせていただきました。
 読書感想文のこととかもありました。

 楽しいものです。

 そして反省点は、わたくしのコンピュータの技術力。
 所詮素人の悲しさ。 
 特に映像を強化しようとしてからの七転八倒ぶりは参りました。
 これからも苦労しながら映像強化を図っていきたいと思っておりますが、これが楽しくかつ辛い試みになりました。
 
 これからもますますがんばりたいと思っております。

 どうか県銚にわたくしがいる限りは継続させていただきますので、よろしくお願い申し上げます。
<(_ _)>
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お地蔵様

2008年12月30日 16時00分49秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 ちょっと旅をしておりました。
 古里が遠くにありますので、雑事がわたくしのようなものでもあるわけです。世間には行きたくなくても行かねばならないこともあるのです。

 中国の詩にあるごとく山峡の地に踏みいるような感覚です。これはあくまで広大な地にある本校の生徒たちには理解できないことだろうなぁと思いつつ。それほど不便な地にあるのですが。

 宿泊先の木賃宿で、古ぼけた電子映像機器で、ROOKIESという番組をたまたま見させていただきました。燃える青年教師と野球部の生徒たちの物語だそうですね。よく知らないのですけれども。
 
 学校の設定とかテーマのあり方については、いかにもテレビ世界の作りそうなものだなぁと思いつつ、主人公の青年教師の情熱と生き方にはすばらしいものがあると思いました。

 これ以上は書きません。時事問題に発展しそうですから。



 もうすぐ新年です。

 どのような勉強生活をされておるのでしょうか。
 
 志願状況も心配です。



 だからというワケではないのですが、わたくしは願い地蔵様という焼き物を買ってきました。古里の田んぼの土をこねて作った小さなかわいいお顔をされた安価ですが、微笑みのすてきな焼き物です。今、コンピュータの上でそっと合掌なさっています。志願者がたくさんいますように、可能ならば全員の入学がかないますようにと思っておるところです。

 このBLOGも、来年継続できますようにとも願いました。

 じゃぁ、また明日。
  


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素晴らしいエンジン

2008年12月25日 23時14分37秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 大都会でクルマでいうところの車検を受けていました。人間ドックです。
 新車購入からだいぶ時間がたちましたので、部品交換や修理箇所も多くなりましたが、そんなことよりわたくしには残された時間がないという焦りがあります。もう半世紀以上も乗り続けているクルマですから。このまま壊れたら「無」で終わるしかありません。老荘思想家や禅僧ではありませんので、わたくしごとき人間ではそれは堪えられません

 さらにエンジンオイルも交換しないと、エンストばかりしてしまいます。結果は、かなり古ぼけていて面の皮も厚いけど、まだまだ乗れるクルマだとお医者さまに太鼓判をいただきましたので、喜んで帰ってきました。

 しかし、本音は、優秀なエンジンが欲しいです、能力的に。

 どんな難解な書籍でもたちどころに理解出来る素晴らしいエンジンがあったら、わたくしの人生は変わったでしょう。

 しかし、愚鈍なるわたくしでは、ただひらたすら読むという行為以外はできません。

 夜、時間ができましたので近くの大型書店にいました。何冊かまた購入しました。なかでも、細井平洲先生の研究書を出している方がおられたので、これは喜んで支払いました。即決です。この研究書はひょんな機会から知った方の著書でもありました。

 本は、わたくしにとってガソリンです。

 これがわたくしにとっては、生命なのですね。

 最近は燃費のいいこともクルマ選びのpointだそうですね。

 息の長い、燃費効率のいい読書生活でありたいと思う日々です。

 一気にやったら何でも飽きてしまいます。

 細く、長く、一隅で、ささやかでもいいですから、そっと努力をしたいものですね。

 中学生諸君。
 この冬休みにおおいに勉強してください。

 本当に、県銚で待っていますから。
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課題について

2008年12月23日 04時07分32秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 昨日の終業式の記事にも書きましたが、まだまだ礼の仕方でも課題があります。
 映像にしてみるとよくわかります。

 さらにわたくしの悪声。こちらは応援団や柔道部で声をつぶしてしまったのでという言い訳も用意させていただいておりますが、発声法も含めて勉強のし直しです。反省です。

 完全にうまくいっているというような、驕りはありません。

 そういう思い上がりを持っていると、会社経営なら市場動向の把握を誤ります。
 学校はいわば世の中の動きから隔離されているようなものですから、どうしても自己評価が甘くなります。留意せねばならない点のひとつです。

 企業経営がなぜ失敗したかというような書籍もよく読みます。

 AccessというRelational Databaseで読書メモを作っていますが、そういう書籍のData入力をしながら考えていました。上記の書籍のような事例について。

 わが県銚も市場動向を見誤っていないのかということをです。その観点から考えることを常に意識していかないと、組織崩壊につながりかねないと思っています。

 当然、県銚のポリシーはこれまで何度もこのBLOGに書いてきました。それはそれで独自性を出して来ました。けれども、独自性だけで勝負はできません。ただの思い上がりになってしまいがちですから。いろいろな方々のご意見もお聞きしながら、これからも改善と工夫をしていきたいと思っています。

 このBLOGもいつまでできるかわかりませんが。

 保護者の方々からの励ましをいただくことが唯一の楽しみと言えば言えるのでしょうか。

 つまらないBLOGですが、しばらくおつきあいをいただければ幸甚です。

 

 




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艱難について(終業式で)

2008年12月22日 06時06分23秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 今日は終業式です。

 と、言ってもこの記事は予約投稿ですから時間になりますと、終業式当日の朝にこのBLOGに掲載されるという案配になっています。
 
 今日はこの記事の通りにやるかどうかはわかりません。簡単なメモを作ってノー原稿でやりたいと思っています。それと成績についてももうちょっと励ましたいというのもありますから。

 諸君たちはあまり聞きたくないでしょうけれども。

 


      艱難について

 今年もあと少しです。一年前の年末は何をしていましたか。覚えていますか。時間の経つのは早いものです。
 さて、艱難は人を早く老いせしむとか、艱難汝を玉にすとか言われています。「苦」のことです。苦労とかいろいろな場面でこれは使われています。年末になってなぜそんなことを言うのかというと、今年もまたいろいろな災害があったからです。災害に遭われた方には、本当にこころからのお見舞いと励ましを申し上げたいと思います。
 年末が過ぎて新年を迎えると人は年をとります。しかし、苦労の多い分だけ余計に年をとるとも言われています。誰だって余計な苦労はしたくありませんが、その苦労が人格的な深みになっている方もおられます。そういう方々との対話を楽しみにして生きている部分もわたくしにはあります。
 同じ十七歳でも苦労した人の年齢は高いと思います。生きていく限り苦労はつきものだし、むしろ早く経験しただけ人格的な中身を充実させることができたのだと思うこともまた大切なことです。
 思うようにならないから苦しいわけです。老いることも自分の自由にはできません。病気にもなりたくてなるわけではありません。
 思うようにならないことはもっとたくさんあるわけです。
 会いたくない人と会わなくてはならないとか、誰もこんなことには出くわしたくないということ、災難もそうです。試合で負けることもそうです。誰だって負けるためにトレーニングをしているわけではありません。試験の成績だって思うようにならないことかもしれません。原因がはっきりしていれば、努力するとか、ノートの取り方を工夫するとか対処法はいくらでもあるわけです。
 つまり、こういった思うとおりにならないものとしての「苦」に遭遇した場合にどう対応するかということが、諸君達の人生を決定すると思っているのです。
 人生は苦の連続でもあり、そこから逃避をして、楽な方に楽な方にと生きているとどうなるのか。場当たり的な、なんの考えもない一生になりはしないのかなと思っています。
 何もしない楽な生き方、逃避的に生きていっても、人間は最期は全員平等です。金持ちもなにもないわけです。全員平等な運命が待っています。逃れられないわけです、絶対に。
 どこかの哲学にここから逃れられるというものを見つけ出したいのですが、懶惰なわたくしの読書体験では今までありませんでした。おそらく不可能でしょう。第一医学的に無理というものです。不老不死の薬でも発明されれば別ですが。
 ここにいる皆さんは、将来社会を担っていく方々ばかりです。そうなっていただきたいし、それがわたくしの期待でもあります。能力も十分ある。
 だからこそ、現在学校の授業や、学校行事、部活動等々で経験していることをしっかり受け止め、努力精進していただきたいと思います。その努力精進の根底に是非とも持っていただきたいのが、「志」です。自分の力を自分のためだけに使うのではなく、社会のために、地域のために使うことです。しかもそっと人知れず使うことです。自己宣伝のためにではなく、です。「陰徳」とも言います。それを身につけた人格的存在になっていただきたい、そういう社会のリーダーになっていただきたいとこころから思います。
 最後に、通知票が配られた人で、成績の悪かった人は、さっそく今日からでも具体的な対応策を考え、実行していただきたいと思います。躓いたり、失敗したときの立ち直り方を学び、訓練して得たものの方が貴重な体験となります。
 吉田松陰は、松下村塾で「勉強なさりませ」と生徒達を励ましたそうですが、わたくしも言いたい。
「努めなさりませ」「励みなさりませ」と。
   (平成二十年 二学期終業式 外山日出男)



 下の映像は当日の終業式の様子です。
 礼のしかたなどまだまだ課題の多いことがよくわかりました。
 それとわたくしの悪声。 
 こちらもまだまだ改善の余地あり、であります。
 
 保護者の方々に特に見ていただければと思いました。
 



20081222終業式


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明日のために

2008年12月21日 20時54分42秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 可能性は誰でも持っているのでしょう。

 しかし、理性というか知性というか、それは生まれつき最初から高いレベルで誰でも持っているものではないのではないかと思っています。

 だから勉強をするわけです。

 ゼロとは言いいませんが、知らないというのはやはりこれから蓄積をしていかなくちゃならんわけです。

 生まれつき誰でも高い知性を、理性を持っておるのならば、成績の思わしくないのは他人のせいになってしまう。

 なんか機会の平等と、結果の平等を勘違いしているのではありませんか?と言いたくなってしまいますけれども。

 結果の平等を強烈に言い始めると、スポーツの試合でも負けるチームがいなくなってしまいます。どこまで行っても引き分け試合の連続。しかも永遠。だって、平等なんですものね。

 こんなことがまかり通ってはいけません。

 このことも明日の終業式では申し上げたいことのひとつです。
 クラスに配布するプリントとはちょっと違ってきますが。

 では、また明日。
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お気づきですか

2008年12月20日 17時07分48秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 お気づきですか?動画が増えました。
 県銚の様子をこれで堪能してください。これでも随分苦労して作ったのですよ。(^0^)/

 

 今日は、生徒会の役員選挙と演説でした。
 寒い中、全校生徒が聞きました。
 これもまた勉強です。
 
 確かに生徒会選挙も勉強ですが、わたくしのように生徒会役員選挙で落選ばかりしていた人間には、堪えます。
 弁論大会の常連でしたから、練習のつもりで出てきたのか?と随分先輩たちに叱られました。

 それもまた愛嬌です。

 県銚の場合、結果はどうなるのでしょうか。ここには書けませんが。

 明日の結果が楽しみです。

 寒い一日でした。
 体調に気をつけましょう。

 
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映像と現実

2008年12月19日 23時15分08秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 映像のまやかしということについては、十分わかっているつもりです。

 映像・画像(あるいは映像・画像もどき)でお伝えしているものと、現実の県銚は違うのではないかとかよく言われます。

 当然だと思います。
 (^-^)/

 映像は、見る人の側にあるイメージを作っていくものです。
 それは虚像と言ってもいいものです。

 それと現実を同一視するのはちょっと次元が違います。しかも、ひとつひとつの静止画も、ちょっとした動画も作り手の意図が働くのです。ポリシーが影響されてしまいます。誰が撮っても同じようなものではしょうもない。

 ただし、学校の情報公開とか情報提示という観点からは意義のあるものではないのだろうかと思っただけであります。そういうことを考えてみるのもまた楽しいものです。できれば退職後そういう学問をしてみたいなぁとも思いますが、能力と気力が続くかどうか。なにしろ病弱ですから(^0^)/

 私学の高校でもyoutubeとかの利用をしている学校が多くなってきています。
 HPで広報にとりいれています。関東学園大学附属高校とか、いろいろ検索エンジンでヒットします。

 楽しい時代になってきました。

 組織が硬直化したり、今までどおりでいいやとかいう安易な考えでいたり、なにもしないことを最大の安定だと考えていたり、すべてマイナス思考でいたりするとショックが起きます。つまり組織が無くなってしまいます。

 常時、改善を目指して考え抜くしかないようです。他人を批判ばかりしていればいい時代は過ぎ去りました。

 映像もまた同様でしょう。

 ビートたけし氏の書籍に急ピッチで学んでいます。なにしろ、東京芸術大学の大学院の先生ですから。新婚旅行も犬吠に来られたようです。ま、これはなんの関係もないですが。(^-^)/

 中途半端ではできません。
 本当の高等教育の先生は。たけし氏に学びたいことのひとつです。着想の見事さと徹底ぶりに。

 中途半端から早く抜け出したいと思っている今日この頃です。

 がんばりましょう。
 お互いに。


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大掃除でした

2008年12月19日 21時18分49秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 今日は大掃除でした。

 一生懸命やっておりました。学校以外でもそうなのでしょうか。
 学校以外では、どんな表情をしてやっているのかな?と思ってしまいます。

 整理整頓はなかなかわたくしも人のことは言えません。それでしょうがないからというわけで、文書や資料、雑誌、新聞、一部の書籍まで全部電子情報化しています。面倒だからやっているのですが、後で検索をかけるときは実にいいものです。

 こんな時代が来るとは思ってもみませんでした。

 その代わりデータ量が半端でなくなってきました。個人で一テラのハードディスクが買えることになろうとは。

 動画も入れていますから頼もしいと言えば言えますが。

 玉石混交の資料、写真等全部入れておけるので、こんなに便利なことはありません。

 もっとも、このHDばかりはインターネットにはつなぎません。ごみの中からどんな貴重な資料が出てくるかわかりませんから。

 中学校の皆さんも今日はいろいろと学校でやっていたのでしょうね。

 本校の生徒は大掃除の後、部活動に吹っ飛んで行ってしまいました。
 
 楽しい学校、学べる学校の面目たるやたいしたものです。

 では、また明日。
 
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視点

2008年12月19日 14時02分11秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 日々の生き方に新しい視点を持つというのは、実にいいものです。
 このブログを始めさせていただいて、いろいろな新しい試みを経験できました。
 
 動画サイトにアップロードするなどということは考えもしなかったですし、映像をいろいろなファイル形式に変換して、DVDに焼き付けるということまでやるようになるとは。年をとっている暇がないくらいに楽しいです。

 先週は知人の結婚式の映像をエンコードしてDVDで贈呈。姪っ子に赤ちゃんが生まれたのでそれも同様に贈呈。

 どのような映像形式でも再生可能なGOMPlayerとの出会いもなかなか目から鱗でした。

 そして肝心要の学校広報への応用。
 まだまだ可能性があります。
 そのうちにはどこの学校もやるようになるでしょうけれども。

 視覚的に見たら一瞬です。どんな学校かよくわかります。それに内部にいると普通に見過ごしてしまいがちなことを、映像にするとまた視点が違ってきます。これは国語教育でもそうなのです。視点論というのがあるくらいですから。

 太郎の屋根にゆきふりつむ
 次郎の屋根にゆきふりつむ

 これで、二時間授業をやったことがあります。たったこれだけの詩でできるのです。それが視点論からの授業です。

 日常、ごくありふれた学校生活を映像を通して分析していくと考えもしなかったような効果がありました。

 今年来たばかりの校長ですから、新鮮な感覚のうちにアタックしていこうと思って始めたのです。馴れてしまったら新鮮な視点をもてなくなりますから。

 どのみちあと3年でその新鮮な視点も消滅してしまいますが。その消滅執行時期まで目いっぱい動こうと思っています。

 どうですか?

 一緒にやってみませんか?
 
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生徒会役員認証式で

2008年12月18日 06時13分54秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
MVI 1500



 生徒会役員認証式の様子です。
 生徒たちの実に爽やかな光景をごらんください。

 ↓の文章は挨拶の原稿でしたが、かなり短く言ってしまいました。
 動画でご確認ください。


生徒会役員認証式で

 生徒会長になられた***君、おめでとう。
 また、前会長の***さん、ほんとうにご苦労様でした。県銚の発展のためにご尽力をいただいたことをこころから感謝申し上げます。

 また役員になられた生徒諸君にこれから大いに期待申し上げます。よろしくお願いいたします。

 さて、生徒会役員というのは、大変なポジュションであると思います。
 しかし、この高校生の時期にこのような経験をすることができるということは、ある意味たいへん幸せなことであると思います。

 リーダーというものを経験できるからです。

 しかし、日本では、リーダーに必要なものというと、①意志が強いとか②強行突破とか③神かがり的な独断専行が必要だとか言われています。

 わたくしに言わせればそんなものは邪魔になるだけで、何よりも必要なのは「冷静な判断力」なわけです。
 
 必要なのは、Teamの人間を信頼し、その人達にいろいろと知惠を出して貰う「奥行きの深さ」なのだとずっと考えてきました。それが最悪の結果を防ぐわけです。

 生徒会の役員を経験できる人ばかりではなく、在校生諸君もこのことは肝に銘じておいていただきたいと思います。この中から、将来の地域社会を背負って立つ人が必ずや出てくるだろうと期待しているからです。

 あまり話が長くなるとしょうがないですからこれくらいにしておきますが、県銚の発展のためにもこれからもよろしくお願いしたいと申し上げ、わたくしからの激励の挨拶とさせていただきます。
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荀子を読む

2008年12月17日 21時06分34秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 知ったかぶりをして中国哲学を書いたりしたら、亡くなった親友のKに叱られそうです。都立九段高校の国語教師をやっていました。専門家でした。交通事故でした。

 青年時代にKと書籍万般にわたっていろいろな議論をしたものです。大学院まで出て将来を嘱望されていました。埼玉の高校に出張したときに、偶然彼も来ていて、懐かしく話をしたのが最後でした。なにか天の配慮でもあったのでしょうか。やつれていたので、奥様のこととか聞いてしまったのです。いろいろあったようでした。

 で、たった今、荀子のノートを眺めていたら「俗世間は学びの一等地」というわたくしのメモがあって、「荀子の根底は『人間は環境の産物である』」とか「環境の影響を素直に引き受けるところから出発する」などと書いてあったのです。

 これは試験も終わってのんびりしている在校生諸君にぜひとも書いておきたいと思ったらもういけません。

 こういうフットワークの軽さがいけないのでしょうね。

 手が悪いのかなとも思いますが。生徒のためにと思うと帰り時間まで10分しかないのに、やってしまうところが悪い点です。根っからの教員なんです。

 そして、もっとメモがありました。

 「己の敵はとらわれるこころにある」

 驥(き)は一日にして千里なるも、駑馬も十駕すればすなわち亦た之に及ぶ

 上記のような漢文です。荀子です。
 


 漢文は深いです。
 実に深い。

 これもまたわたくしの勉強としてここに書き残しておきたい部分です。わたくしのつたない全体は、こうしたじつにつまらない部分から構成されていますから、復習のつもりで書いてみたいと思っています。

 また明日!
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冷静にやりましょう

2008年12月17日 20時00分50秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 昨日二人の生徒に、武道のことをちょっと話をしました。ある先生に求められて。あたたかく励ましてあげました。神妙に聞いていましたので、実に愛おしくなってしまいましたが。
 
 そのときに宮本武蔵の話をしてあげました。熊本城に籠ってからの武蔵のことです。文化人としての武蔵のことです。文武のあり方という観点からの話です。

 剣の道でも一流であった武蔵は、文化の面でも一流でありました。
 そんな話をしたのです。

 冷静な人間であったのだろうと思っています。文化の追求力の面でも。そして、武道の面でも。武道人として、非常に分析力に優れた人間であったのだろうと。だから生涯負け知らずであったのだと思います。戦いの場で、冷静な判断をすることができるということが、武道の達人としての条件なのでありましょう。感情を表に出したり、興奮しているのでは永久に勝てません。

 巌流島での佐々木小次郎との戦いでも、なぜ木刀を使ったかというと、長剣の佐々木小次郎に対して、ちょっとだけ長い木刀にしたわけです。そして遅れていってのせりふ。「小次郎敗れたり!」と。これも分析力にすぐれているからできたことでしょう。

 もっとも、これは史実であったかどうかはわかりません。小説での話ですから悪しからず。

 それで、本論というか言いたいのは今日のことです。
 
 フットワークが軽いのはいいとしても、冷静な判断力で行動していかなくちゃなぁとしみじみ思ったしだいです。

 どうしても仕事を早く片付けていきたいという面がわたくしにはあって、その冷静という面を軽視して、瞬間に判断をしてしまいがちになります。また、周囲からもそれを求められる場面もしばしばあります。そういうときに、失敗しがちです。よく考えないで直感でやってはならないのです。

 くわばら、くわばらです。自戒が必要なのはわたくしの方でしょう。いついかなる時でも冷静に行動したいものです。瞬間湯沸かし器は誰でもできます。世間にはそういう人が多いのですが。



 明日の生徒会役員認証式で校長として挨拶をせよということですので、原稿を書いていました。そうしたら、リーダー論でマイケル・ユシームの「九つの判断」のメモがあって、神がかり的な独断専行、強行突破とか、強引とかをリーダーとして考えてはならないとあったわけです。新生徒会長にこのことを明日話をしますが、ともすると強力なリーダーシップの下という金科玉条で、間違った判断を迫られる場合も世の中には時々あるということです。リーダーが強力だと何もしないという人も中にはいらっしゃいますから。

 最悪の状態を防ぐということ、いろいろと知恵を出してもらうという奥深さを身につけたいものだと思います。これは普段からこころがけている部分です。県銚の先生方のような賢者に囲まれていると、普通の人間であるわたくしなど、どうしてこのようないい知恵がわいて出てくるのだろうと思うことがシバシバです。

 要するに唯我独尊に陥ってはならないということでしょう。

 本当にそう思います。

 そんなことを考えた一日でした。 
 

 
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生徒の研修会実施

2008年12月16日 20時05分42秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
研修


 人権同和教育研修会を実施させていただきました。

 今日の13:30~14:30まで。

 講師は土佐弘典先生、辻内理章先生のお二人です。

 共に生きる社会の重要性ということ、障害について、質疑応答という形で展開させていただきました。

 講演会終了後、在校生には感想文を書いてもらって、講師の先生へのお礼として郵送することになっています。
 
 事前学習もしてからの展開です。

 これからの進路を考える点でも大変参考になったと思います。

 ありがとうございました。
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試験が終わりましたね

2008年12月15日 21時24分45秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 試験が終了しましたね。
 よかったですか?
 それとも・・・・

 年末がんばりましょう。
 ノートの整理でもしましょう。

 一回目のノートは寝かせて、二回目、三回目とやるのがお茶大教授でいらした外山滋比古先生のやり方。テーマを作ってまとめていく方法です。まねしてやってみましたが、なかなかいいですよ。しかし、これ何回も書いていますね。

 そんなことをしなくてもいいという大秀才は、それでいいでしょうけれども。

 さて、今日は3日ぶりにブログに戻ってきました。週末は非常に多忙でしたので、物理的にパソコンの前に座ることができませんでした。宿泊しておりましたので。

 今流行のミニノートでも購入しようかと思っていますが、そこまでして書いていると中毒になりそうですから止めましょう、と今のところは思っています。どうなるかわかりませんが。

 週末ちょっと出かけた先で、例の全国古書チェーン店に時間があったので、覘きにいきました。気になった書籍を数冊購入してきました。時間がなかったので、家に帰ってから読み始めました。

 やはり気になった書籍というのは、本の方から呼びかけてきますから、なかなか内容がいいのです。

 面白くて面白くて、とうとう朝の4時になったのに気がつきませんでした。いかんです。こんなことをしていたら健康によくありません。

 それから何食わぬ顔をして寝たふりをして、早朝の紀州犬の散歩をして一日中うつらうつらしていました。睡眠時間は少なくてもすむようになってきましたので、あまり気にしませんが、やはり健康にはよくないようです。

 ただし、たくさん寝ると、どうしても頭の働きは鈍るようです、わたくしの場合。もっとも、うまれつき鈍いからどうしようもないですが。時間と努力でカバーしているだけですから。

 印度哲学の大家のひろさちや先生のちょっとした講演を読んでいました。高校時代にあこがれた倫理社会の恩師と同じご専門です。印度哲学というのは全国でもふたつくらいの大学しかありません。当然専門書の値段も高いのです。

 そんなものを読んでなにがおもしろいのだ?とよく聞かれました。父親にも、高校の同級生にも。

 理由なんかありません。面白いから面白いのです。

 これでは話になりませんね。
 このことについては話せば長い長いことになってしまいますから、それに特定思想信条の問題になりますからブログには書けません。

 試験が終わってひとつの区切りでしょうね。

 どうか、油断せず、さりとてあまり力まず、脱力も効果的にして、人の知らないところで勉強・運動をやってください。

 あと少しで今学期も終わります。

 油断せず!です。


 努めなさりませ! 

  
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光こそ、すべての源という気がするのだが

柔道をやると~ま君

サンスクリット般若心経

高齢\(^_^)/