と~ま君の部屋

楽しい老後を送りたいとやっています。所詮人生回り道。修士(人間学、仏教学)。ぼけ防止・脳のリハビリでやってるブログです。

与 勇輝さんという人形作家

2009年11月30日 05時35分00秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
・平成 5年 山梨県河口湖町(現・富士河口湖町)立河口湖ミューズ館・与勇輝館開館

・与 勇輝さんという人形作家のことを、黒柳徹子さんが激賞されていたので、行動派のわたくしは、日帰りで車を運転して見て参りました。昨日です。前々から見てみたかったのですが、なかなか機会がありませんでした。

・行ってよかったと思いました。ポスターとかの絵になっていましたので、知ってはいましたが、実物は全く違いました。まるで生きているようでした。命を入れられないと壊してしまうとも書かれております。不思議な世界でありました。

・読書をしている幼子の手にあったミニチュアの本が「心学道」と書いてあったのには驚きました。もしかして、石門心学かなと思いつつ、石田梅岩先生の本を家で探してしまいました。違っていたら、また勉強です。思いこみかもしれませんから。

・また、裁縫をしている母親に甘えてもたれかかっている男の子の人形も実にすばらしい。男の子の手には桃太郎の絵本とおぼしきものが抱えられていました。亡母を思い出してしまいました。最近涙腺のゆるいわたくしは、そっとハンカチを握りしめてずっと拝見しておりました。亡母のイメージが、人形と重なってしまいます。思い入れが激しいなぁと感じましたが、これも仕方なし。親に感謝したくても、わたくしが30歳のころに亡くなってしまいましたから。親孝行したいときには親はなしとは、よくぞ言ったものであります。

・今回は展示されていなかったのですが、小津安二郎の映画のシーンも人形になっているとのことです。東京物語などの名作に心を動かされたこともありましたから、なおさらです。老夫婦が、子どもの家庭から、故郷に帰ることを決心するシーンなど実にいい。ニコニコ動画などを見ると、若い人でもこのシーンは感動的なようであります。いろいろな書き込みがあって、まだまだ現代日本も捨てたものではないと感じております。

・見ることはやはり優れています。映像文化の位置づけはもっと評価されてもいいと思っております。

・このわたくしのブログも、記事よりトップページで動画を見てくださる方が多く、学校紹介のためにという目的が達成されているのかな?と思っている次第です。(わたくしだけ、数がわかります)

・明日から師走。すでに志望校を決定されたのでしょうか。心配ですので、明日からまた生徒募集に中学校に参上いたします。幾人かの先生方と分業で。

・ではまた明日。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

11月も終わりに近づいてきました

2009年11月27日 19時12分30秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
・今日はあたたかかったですね。銚子はそれでなくても天候に恵まれております。寒さ知らずです。いいところです。

・今週は、運動部の大会が開催されていて、本校もたくさん参加しております。結果はどうだったのでしょうか。来週の月曜日にわかります。今から楽しみです。

・なににつけても、一生懸命やっている姿は美しいものです。逆に中途半端がいちばんよくありません。どんな高校生活を送るか、今から中学生の皆さんは考えておられることでしょう。

・どちらにしてもやるときはやるという気概を持っていただきたいものです。集中力とでも言うのでしょうか。ノートも、だらだらと書いていると、わたくしなどは書いた傍から忘れていってしまいます。

・形式にとらわれるからです。

・A4に統一とか、カードにとか、ルーズリーフでやるとか形式的になると破綻します。要するに覚えておけばいいのであって、あまりそういうことで神経質になるのはいかがなものか。薔薇という漢字の記憶法という本を書かれた先生に、おおいに影響を受けましたが、これはなかなか面白い。ネットでも調べられますから、どうぞ。著作権があるから、ここには書けませんので。

・11月も終わりに近づいてまいりました。

・三者面談も真っ最中でしょうね。大変ですね。どのような進路を考えておられるのか、わたくしにはわかりませんが、中学生諸君のさいわいのみを祈っております。

 がんばってください。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

貝塚茂樹先生の孟子

2009年11月26日 21時55分39秒 | 先公ごっこ2008年から2012年

(この写真は平成11年に私事旅行で萩に行ったときのものです)

・吉田松陰先生は、長崎で勉強中に一日二冊の書を読み、抜き書きを作ることを日課とし、さらに得たことを文章にしておられたそうであります。

・うなりました。さすがに碩学。これほどの天才が、これほどの努力をされておられることに。

・萩の松陰神社から購入してきた先生の書籍が校長室にあります。最近、あちらの頁、こちらの頁と読んでおります。その志操の高さに、惹かれるものを感じます。師道ということも言われています。懶惰な凡人のわたくしに、それは厳しい石打ちのような激励でもあります。

・特に今日は、学問をするのもいいが、ただ眺めているだけでは本屋と変わらぬ。どれだけ自分のためになるかということが重要だと言われていることを知り、ほんとうにそうだなぁと感動をしておりました。況んや、それすらやらんようでは生きる意味もなし。実践あっての学問でありましょう。もっともこれは自分自身にいちばん当てはまります。もう人生の残り時間も折り返しを過ぎているはずであります。これまでに学んだことまことに少なく、本当に生涯学習をこころがけるしかないようであります。

・しかしながら、生きておられたら、松陰先生はわが日本の現状をどのように憂いておられますでしょうか。特に教育の分野において。申し訳ないという思いで一杯であります。

・今日は、貝塚茂樹先生の孟子(講談社学術文庫)を入手しました。

・孟子は松陰先生の愛読書であります。むろん松陰先生は、原文のみで勉学なされました。これは実にいい本です。だいたいにおいて明るい。実践が主体となりますが故に。

・実は、祖父や実母に仕込まれた論語の解釈がよくわからず、小学生の時に発売された中央公論社の世界の名著の貝塚茂樹先生の論語をそっと読み、何食わぬ顔をして、わかったようなことを返答していたのを思い出しました。高校に入っても授業で先生方に専門的な質問をして困らせた覚えがあります。懐かしく思いました。他の出版社から出ている論語ともまったく肌触りが違います。実になじみのある文章であります。いわく言い難しであります。要するに好きな先生なのですね。それにひきかえ、祖父はただただ恐ろしい存在でありました。いつも厳しい表情をしていて、刀を磨いておったし、悪いことをしたらならんぞ!という声が今でも聞こえてきます。

・ところで、今朝は、学校に着くなり校門のあたりを歩いていた生徒に「校長先生、おはようございます」と手を振ってあいさつをされました。大きく手をあげ、「おはようございます」と返事をしました。ありがたい限りであります。さわやかなマナーのよい生徒たちであります。

・ですから、できるだけ優しい表情と、明るいあいさつをしていこうと思っているわけです。経験上。わたくしも祖父と同じような雰囲気だそうですから。

・もっともこれも松陰先生に知られたら、なんとおっしゃるのでしょうか。情け無いと激怒されるのでしょうか。そんなことはないのではないかと勝手に思っているのですが。松陰先生は実に弟子には優しい方であったそうですから。

・ではまた明日。明るい表情と、あいさつで登校してきてくださいね。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

慎みて 学校生活を

2009年11月25日 18時01分59秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
・品性と学力ということで考えていることがあります。それは優先順位がどうなっているのかということであります。

・今日はのっけからちょっと難しい話になるかもしれませんが、本当に品性を重視していかないと、私的なことだけ優先する学校秀才を出してそれで終わりになってしまう可能性があります。それでは、まことにつまらんことになると思うからであります。

・詐病というのがあります。これは経済的に非常にロスの多い大人になってからの、損失であります。学校では仮病という言い方もされますでしょうか。インターネットの世界には、仮病マニュアルというのも存在していて、わたくしはそういうのを興味深く拝見させていただいております。そして直ちに傾向と対策を構築いたします。教員も35年もさせていただいておると、あの手この手で対策ができてしまいます。ステレオタイプの思考方法が一番いけません。独自性がないからです。

・さて、品性に戻りますと、この言葉は人格とも呼ばれます。学校教育の根幹はここにあってしかるべきであり、学力向上も究極には品性や人格の向上であるわけです。

・それでは完成した品性というのはどの程度を言うのでしょうか。つらつら考えてみるに、それは生涯をかけて追求していくべきことでありましょう。まさか、俺は、アタシは、人格者だと自分からいう方はおられないでしょう。そんなのは偽者であります。わたくしだって、冗談にもそんなことは言えませんし、言ったこともありません。言う資格すらない。

・そして、自分だけの幸福を追求するのではなく、他への慮りを大切にすることのできる人間になりたいものです。このこともわたくし生涯の追求課題であります。

・うそをつくというのもそうです。保護者の方や、先生方を騙すという古典的手法も、騙されるのは保護者や先生方が悪いのではありません。騙されるのは、信じているからであります。ちょっとおかしいなと思っても、信じているからあたたかく包んであげるわけであります。

・そういう期待を、信ずることを裏切ってはなりません。

・人から与えていただいた期待や、信頼に応えるようにすることが、若人に与えれられた義務であります。そこに努力が必要になるわけです。多少つらくても、耐え忍ぶというような生きる力が必要となります。

・路傍に咲く雑草にも尊いいのちがあるように、自然万端を大切に思っていくようなこころこそ育成したいものであります。

・餓鬼という言葉があります。恐ろしい姿をしている古典的な絵もあります。36種類くらいあるそうです。これについては本来触れてはならない分野ですからこれくらいにしますが、わたくしのイメージですと、目が釣りあがり、クチが大きく裂け、怒りの形相をしています。怒りや、妬みもこの餓鬼道への第一歩であります。自分だけのことに囚われるからこそ、うそもつき、怒りや妬み、悪口を言うようなことになってしまうのだと、わたくしは思っております。

・そんなことの無い様に、品性を大事に、学校生活を慎んで送ってください。

・また明日・・・


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

他校の100周年記念事業に参加させていただいて

2009年11月24日 21時16分52秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
・お世話になった学校の先生方と、あるいはPTAの方々、はたまた後援会の方々とお会いし、旧交をあたたてめていくということは楽しいものであります。今日は、今朝方予告したとおり、隣の地区の旧制女学校の100周年記念事業に参加させていただきました。

・わたくしのような者でも、ご案内いただいて実に有り難いかぎりでありました。感謝申し上げます。

・式典のすべてを動画にしてまいりました。DVDにして検討をさせていただきます。

・ほんとうに有り難いものであります。

・また本日は、懐かしいお方と話をさせていただく機会を与えていただきました。職場を違えたらもう知らんフリを決め込む方も多いのですが、数は少ないながらも楽しいひとときを過ごさせていただきました。これが出会いの大切さでありまする。柔道でもそうです。試合で出会った方々と、たとえ負けてもわたくしは貴重な交流として、大切にさせていただきました。おかげで、年賀状が増えてしまって、嬉しい悲鳴であります。

・こういう出会いをおろそかにしてはならんと思うのであります。

・しかしながら、それに拘泥して悩みの発端にでもなってはいかがと思うのであります。とにかく拘泥はよくない。交流が深いから、意見を深く聞こうとか、そういうのを人脈とか言うのでしょうけれども、ちょっとそれはおかしい。

・来年、県銚は100周年記念事業を行います。実にありがたいものであります。100年もたっている高等学校に、職員として在職させていただいているということに感謝です。

・ただし、未来永劫に永続するという組織はありえません。徳川家康を読むにしたがい、そんなふうに思うようになりました。あれだけ慎重に江戸幕府を作り上げて、そうであっても300年で明治維新を迎えます。

・天地人の直江兼続でも、そこのところを読み違えたという研究者もおられます。首肯できることだと思います。地元の人間として。

・歴史的な人物を研究することは、いろいろな意味で実に学習になることであります。どうか、在校生諸君も大いに研究していただいきたいことの一つであります。校長室に、「***という人物の歴史的評価はいかに?」と来て下さる在校生はいないのでしょうか?きていただきたいと思います。どんなに楽しいでしょうか。

・基本的に、わたくしは子供たちが大好きであります。幼子は実に頼もしい。これからの時代を背負っていくのですから。

・今日のいろいろな体験から、明日の県銚を考えるきっかけになりました。こころから感謝申し上げます。


・また明日。

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今を生ききる

2009年11月24日 05時16分03秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
・県立銚子と同じ時期に創立をされた旧制女学校以来の伝統を誇る高校に今日は午後からうかがいます。記念行事がありますし、教頭としてその学校にお世話になったからです。また、来年同様の行事を控えている本校の同窓会の皆様方ともうかがいます。今朝の4時に起きてしまったので、これを書いていますが。新聞配達をして学校に通学していましたから、早起きは得意なのです。本当に、早起きは三文の得であります。

・伝統はすばらしいことであります。また、それだけの需要と供給のバランスの上に立った時の流れがあったということでもあります。

・伝統を踏まえて、しかしながらあえて申し上げたいことは、「今を生ききる」ということであります。今生きている、この一瞬を大切にせずして、なにをかいわんや。

・ですから、今の県銚を分析することがもっとも大切となります。情報を解釈し、日々訂正していくしかありません。たいへんシビアな状況にありますから。油断禁物です。

・情報の解釈のあり方という書籍を昨晩読んでいて、実はぞっといたしました。思い込みや、過去に縛られて勘違いをしていないかっただろうかということです。本の読み方や、ノートの取り方でも形式的に、ただやればいいという思い違いをしていなかっただろうかとも。

・実は別の本も同時並行で読んでおりました。それで、もうひとつおまけに思ったことは、職業を選ぶということにおいて、自分の生き方を大切にしたいと言われる若人が増えたことについての文章を読んで感じたことであります。わたくしたちの年代では、就職というのは、私的な生き甲斐を重要視するより、ちょっとでも社会のためになればという人が多いと思ってきました。例外もあるでしょうけれども。しかしながら、最近は自分の生き甲斐や、私的な幸福を追求される方が多くいらっしゃるのだそうです。私的な条件が優先されるから、就職は仮にするという側面が出てくる。仕事は手段であって、あくまで自分のことが優先される。少なくとも目的ではないというわけです。

・いろいろ書いてあったのですが、最近の就職状況や、キャリア形成の面でも納得できるような文章でもありました。いろいろな疑問も溶解いたしました。わたくしも、好きな柔道でもやらせていただきながら、好きな分野の小説でも読み、教え、自分のことだけ考えて、それで生涯を終わったら幸福なのでしょうか。そう思えたでしょうか。あえてここには書きませんが。

・どんどん時間がたってまいります。油断しているとあっという間に、歳をとってしまいますよ。

・今を大切に、そして自己向上を図ってくださいね。世間に出るといろいろと忙殺されていくのが、世のならいでありますから。今しか、純粋な勉強はできませんですよ。ノートもどしどしとることです。図書館にも行くことです。

・今週も、今という時間を大切に一生懸命勉強なさいませ。また明日。


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

天地人について

2009年11月22日 21時20分58秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
・平成21年11月22日(日)の夜をもって、NHK大河ドラマの天地人が終了しました。わたくしは米沢の高校を卒業させていただきましたので、格別の思いを持って見させていただいておりました。そして、今夜は母校の前身と聞かされてきた禅林文庫まで登場してきました。もうたまりません。ほんとうにたまりません。ドラマの作り方については、ホームドラマのようだとか、史実通りかと、いろいろ言われているようですが、ここでは取り上げません。わたくしの家でも熱心に見ていたのは、故郷であるという一点において、わたくしだけでしたから。

・直江兼続は歴史的にはいろいろと評価のわかれる人物であったと思います。それはそれとして、この戦国の世を平和に導いた幾多の俊秀に思いをいたすことがもっとも大切ではなかったかと考えるのであります。信長しかり、秀吉しかり、家康しかり。この3人を学習するだけでも、本当に勉強になります。自己を磨くという点において。

・地域性というしがらみから、なかなか人間は逃れ得ないと思います。それが、人間の基盤をつくるかもしれませんから。今日のNHKは、私利私欲の戦国の世を、公的な観点から、あるいは義という見方から、直江兼続を評価しておりました。もっとも、地元の米沢に帰りますと、NHKとはまた見方の違った歴史的な資料もあって、これはこれで実に興味深いことが多くあります。いちど、行ってみてくだされませ。米沢にある洛中洛外図でも、NHKとは見方が違っております。このことが一番興味深いことでありました。

・しかし、この一年間は専門外ではありますが、日本史の学習になりました。まことに、いろいろな文献を漁ることができました。楽しい一年間を過ごすことができました。

・次の大河ドラマもまた楽しいものになりそうです。坂本龍馬ですから。現在、吉田松陰先生を勉強させていただいておりますが、時代的にも楽しい時間を過ごせそうであります。

・坂の上の雲もドラマになるようであります。司馬遼太郎先生の文庫本は、だいたい読了させてていただきましたから、一応小ファンを気取っています。坂の上の雲もまた、正岡子規が出て来たり、漱石が出てきたり、実に楽しい文学であります。秋山好古とか、頼もしいますらおたちがたくさん登場してまいります。楽しみであります。

・この一年間、大河ドラマで実に楽しい日々でありました。ほんとうにNHK様には感謝申し上げたいと思っております。

・寒くなってくると、読書がほんとうに楽しみであります。そして、若干の映像にふれて、また興味関心を鼓舞していく。人生は実に楽しいものであります。

・それではまた!
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

PTA研修

2009年11月21日 22時07分25秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
・今日は、PTA研修でした。東京にある早稲田大学を見学させていただきました。残念ながら不肖わたくしは、夕刻からの参加にさせていただきました。私的な祝い事で、地元にいましたので。で、電車で成田空港近くのホテルにとことこと出かけました。ほんとうに、PTAの皆様には申し訳ないことでございました。

・早稲田というと前任校から現役合格をしていると昨日聞きましたので、フムフム・・・わたくしの学校からも・・・と思った次第です。

・しかしながら、どんなにシステムを完備し、冷房も備え、生徒たちにはっぱをかけようが、終局は生徒自身のやる気、気合いでありまする。英単語でも覚えよ!と指導しても本人にやる気がなければ、これは話になりませぬ。

・わたくしがその良い例であります。もう、ずいぶん記憶力も萎え、(もっともこれは生まれつきですがね)なかなか英単語も頭に入りません。なんと言っても鈍才。実にスローペースであります。これこそやる気の問題であります。人のことは言えませんがね。

・わたくしの小・中・高校の先輩で、故郷の病院の院長先生をやっている方は、その点実に凄かったのです。やる気の固まり。陸上の県チャンピオンでしたし、お嬢様も北京Olympicにフェンシングで出場したくらいの方。つくば市の国立大学の大学院生でもあります。彼女もわたくしの後輩。

・その先輩は、わたくしの高校でずっと首席でありました。首席をはるのは本当に困難な話です。

・活力にあふれ、陸上もやった。しかも、わたくしのおふくろの教え子で、家も近く、いつも気合いを入れていただきました。

・つまり何を言いたいのかといいますと、成績は他人を頼ったらダメですよ、ということなのであります。

・成績が悪いのを人のせいにしてはなりませぬぞ。悪かったら、自省せよということであります。わたくしの高校の初代校長の細井平洲先生は、今から300年前に京都まで遊学し、師匠を捜して、思うような師に巡り会えず、50両の手持ち金を全て書籍にして、馬に積んで故郷に帰り独学で江戸時代の碩学となられました。わたくしはこのことを肝に銘じておりまする。教わるより、爪に灯りを灯しても自ら学べということであります。

・今日はそれだけを言いたいのでありました。

・最後にもう一度。
 PTAの皆様、本日はほんとうにごくろうさまでございました。


 以上でございます。


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

千葉科学大との高大連携授業

2009年11月20日 19時42分02秒 | 先公ごっこ2008年から2012年










千葉科学大学の先生方から大学の授業をしていただいて、ほんの少しだけですがかおりをかがせていただきました。大学に入学したら、毎日レベルの高い授業を受けなければなりません。日々戦いのようなものです。いい経験をさせていただいていると思います。

11日と、17日に実施させていただきました。

全部を映像で紹介できないのが残念でありますが、ほんとうに千葉科学大学の先生方にはこころから感謝申し上げます。

両日とも、修学旅行と出張で拝聴させていただく機会を失いましたのが、かえすがえすも残念であります。また画像データも手薄になってしまいました。さらに先生方に直接お会いしておりませんので、お顔と御尊名、ならびに内容もここに掲載するご許可をいただいておりません。また次の機会にさせていただきます。


生徒たちは、アンケートにも答えて、実に参考になったようであります。

また次年度お願い申し上げます。


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

大学見学

2009年11月20日 19時41分40秒 | 先公ごっこ2008年から2012年





11月10日に1学年が、大学等の見学をして参りました。

千葉大学、淑徳大学、千葉調理等々の学校に行ってきました。(この記事で紹介したグループです)それぞれの大学、学校にはまことに感謝申し上げます。この他、上智大学、立正大学、明治大学、大正大学等々の東京に行った生徒たちもおります。千葉県内では、東邦大学、日本大学、千葉大学、淑徳大学等々。専門学校では、大原簿記公務員、大原医療秘書福祉、パリ総合美容、千葉調理師等々であります。

関係の諸大学、諸学校様にはこころから感謝申し上げます。


それぞれどんな感想を持ってきたのでしょうか。

関東には大学もたくさんあって、田舎育ちのわたくしにはうらやましいかぎりであります。田舎の高校を出ましたので、市内に国立大学工学部、県立女子短大があるだけでした。元々関東の大学に進学する同級生があまりいない高校でしたが、東京まで急行列車で片道8時間もかかるようではむべなるかな。仙台がもっとも近く、あこがれの大学がたくさんありました。そんなことを思い出しました。ですからまことに本校の生徒がうらやましい。バスでちょっと行って来られるわけですから。これはしみじみそう思います。

この日は、修学旅行で学校におりませんでしたので、残念でありますが手持ちの映像データをあまり所有しておりません。まことに申し訳ありません。


また来年、ここに紹介できますように。
がんばります。


コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

今日の地方紙に取り上げていただきました

2009年11月18日 18時31分38秒 | 先公ごっこ2008年から2012年

・またまた大衆日報様に取り上げていただきました。今朝の朝刊であります。一面でありました。

 感謝、感謝です。
 さっそくわたくしのポケットマネーで、30部ほど購入させていただき、今日は校長室で各中学校様宛て袋詰め作業をしておりました。

 どのような顔で見ていただくのかなと思うと楽しくてなりません。こころを込めて一枚一枚作業させていただきました。

 ほんとうにいい学校にしたいものだと思っております。

 楽しみにしていてください。


・このところ、インターネットで吉田松陰先生の資料を集めております。
 昨日は、ご母堂のことを書いた資料で非常に感動をいたしました。実は文庫本を購入したので、昨日県に行くのに電車の中で読んでおりました。ご母堂のあまりのすばらしい生き方に、電車の中でそっとハンカチを・・。この文庫本、ある民放テレビで女性出演者が激賞されておりましたので、購入したのです。インターネットで。その女性出演者は、今ではすっかり吉田松陰先生のファンになってしまったのだそうです。ご自身のブログにも書いてありました。

 便利な時代になったものです。

 さすがにこの親にして、この子あり。
 松陰先生を生み、育てられただけのことはあります。
 父上のこともすばらしい。
 祖父も収入を度外視して書籍を購入して勉強なされたそうであります。うらやましい境涯であります。

 またこのブログに書いてみたいことの一つであります。

・そして思うのは、不勉強ではならぬということであります。自分自身が。厚顔無恥に生きてはおるまいかと常々思います。不勉強で道を説いていたら、与謝野晶子に笑われてしまいます。

・松陰先生の愛読書「孟子」を、今日はしみじみと拝見させていただきました。

・至らぬ人間ではありますが、日々切磋琢磨して生きていくより他、方法がないようです。ゆっくりと、亀のように。

・修学旅行で扇子の絵を描く体験学習にわたくしも参加させていただきましたが、下絵をナマズにしました。ぬらりくらりと下手な字で書きました。そしたら、最初「ぬ」を「め」と書いてしまいました。そばにいた男子生徒に指摘されて、呵々大笑。一本足りませぬ。わたくしの能力・人生をそのままあらわしております。一本どころか何本も・・・かもしれませぬが。だからこその生涯学習であります。それにしても、まったく一丁前に思い上がっていてはいかんぞと思った笑い話です。修学旅行の動画の最後にありますから、ご笑覧ください。

・ではまた明日。
 
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本校紹介資料001 教育誌等

2009年11月16日 18時25分01秒 | 先公ごっこ2008年から2012年

・今日はタイトルのような内容の記事です。

・実は、これまでいろいろご紹介いただいた関係資料をこのブログにアップしようとしています。








・今まで行ってきたような広報活動を思いついたのは、まさに私立高校の大活躍ぶりを教えていただいてからであります。その中でも、東京の広尾学園中高校の広報は実にすばらしく、まさに勉強になります。しかし、費用は・・・と思ってしまいます。すばらしい完成度です。学校のHPは動画でいっぱいです。授業の動画中継をされています。なかなか見応えのあるHPであります。

・今日のこの写真はこれまで、全国的なマスコミに県銚を取り上げていただいた雑誌等の紹介です。ここ2年ほどの間です。もちろん大衆日報様からもたくさんあります。ありがたい限りであります。

・こういうブログのようなツールを利用して、どんどん広報を行っていかないと、なかなかご理解いただけないと感じております。学校の中にいるとそういうことに鈍感になってしまいます。

・今日は第二弾として、大衆日報様から掲載いただいたものも紹介いたします。時間がかかっておりますので、ちょっとお待ちください。





コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

本校紹介資料002 地方紙・銚子市報等

2009年11月16日 18時12分14秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
・銚子市内の大衆日報様、常総新聞様から全面的なご理解とご支援をいただきまして、幸運にも掲載していただいた資料です。

・ひとつの記念として、あるいは資料として、このブログに紹介させていただきます。

・本校について、詳しく説明をお聞きになりたい中学生の方は、事前に本校教頭までご連絡ください。

・画像の上で右クリックしていただいて、画像のみ表示をクリックすると画像が見やすくなります。

・陸上部関東大会の記事も書いていただいたのですが、個人情報の関係でここに紹介することを差し控えさせていただきました。





コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

修学旅行動画をアップ

2009年11月13日 19時39分58秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 修学旅行動画をアップしておきました。
 お楽しみください。

 班別学習や学級単位で行動し、本当にいろいろな学習に役立ったと思います。

 建仁寺や、高台寺で班別学習の生徒たちと会いました。
 感心いたしました。事前に調べ学習をしていたようです。宿題も出ていましたから。

 京阪三条の駅近くに古本の店があります。
 寺町通りにも二軒あって、わたくしは京都にお世話になったときは、寄ります。今回も、瀬戸内寂聴先生の書籍とか入手しました。もっとも、本格的な古書もあって、こちらは目が飛び出るほど高い。さすがに、日本史の本場であります。欲しい本がいくつもあって、何度も現れるので、店主といろいろ物語までしてしまいました。

 寂聴先生の書籍からはいろいろと学ぶことがありました。
 可能ならば、お住まいの寂庵にも行ってみたかったのです。女流作家としてあさましい人間の姿を描き、現在は、渇愛からは離反されておられる。なかなかの方であります。

 静思して、書籍に親しむ。
 これがわたくしには最も過ごしやすい境涯のようであります。


 それではまた来週!

 

 
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おかげさまにて国立大学現役合格第1号!

2009年11月13日 19時19分33秒 | 先公ごっこ2008年から2012年
 国立福井大学工学部に男子1名合格いたしました。

 第1号です。
 
 まだまだ吉報があることをほんとうに祈っています。事実、どしどし受験していきますから。

 今日の午前中に県に行っていたのですが、県のかたにも喜ばれました。

 県立銚子の路線を新たに構築された前校長ならびに現教頭をはじめとする先生方の意欲と心構え、さらなる実践力に敬意を表するとともに、こころから感謝しております。 

 何度も言うようですが、これこそ真摯なる努力であります。

 進学に舵を切った本校であります。

 まだまだ、進学そのものについては、概念規定を含めて発展途上であります。世間には三桁の国立大学現役合格をしている進学校もたくさんあるわけですから。この程度でうれしがっていては本来しょうがないのでしょうけれども。体験上申し上げますが、本格的な進学校は実に自然体で勉強しています。無理は禁物。部活も余裕でやっています。青白きインテリではまったくありません。旧制女学校から進学校になった高校では、女学校以来の伝統を生かして、思いやりのあるやさしさをベースに、勉強の面倒を見ています。

 しかし、間違いなくうれしい。

 返す刀で、中学生のみなさんに申しあげたい。

 県立銚子に来ていただければ、大学進学も、短期大学、専門学校進学も、そして就職も可能ですよ、と。

 面倒見のよい学校ですから。


 来年待っています。
コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

光こそ、すべての源という気がするのだが

柔道をやると~ま君

サンスクリット般若心経

高齢\(^_^)/