旅の窓

平凡ながら列車の旅が好きで、その様子を紹介しています。
『閑雲野鶴日記』は日々の自由気ままな生活の記録。

駅弁コレクション120 「仙臺味噌仕立て 網焼き牛たん弁当」(仙台駅)

2022-03-14 12:27:04 | 駅弁コレクション
【仙臺味噌仕立て 網焼き牛たん弁当】(仙台駅)
                            2022.3.14投稿

2010年(平成22年)1月29日
 マエダ「全国有名駅弁大会」で購入 価格1,000円
                       [製造元](株)こばやし

 ボール紙の箱を使用しているので、牛タンを炭火で焼いているイメージ写真を蓋に載せています。


 麦の混ぜ御飯の上に牛タン味噌焼と花人参煮が載っています。
 付け合わせは金平牛蒡・味噌南蛮漬け・万来漬けです。パック七味唐辛子も添えられています。


 仙台駅の「牛たん弁当」と言えば、加熱機能付き容器の『網焼き牛たん弁当』が有名ですが、こちらは味噌味の非加熱駅弁です。
網焼きと書かれている通り,炭火の風味が広がりますが、冷めているため牛たんが少し固いような気がします。
 この駅弁は現在1,100円で販売中です。ホームページでの商品名は『仙臺味噌仕立て 牛たん弁当』と、「網焼き」が省略されています。
【お品書き】麦飯、牛たん味噌焼き、花人参煮、金平ごぼう、万来漬け(胡瓜、大根、人参、みょうが、菊、しその実)、パック七味唐辛子。(お米は宮城県産環境保全米ひとめぼれ使用)


 製造・販売のこばやしは、当初は茨城県水戸市にある和菓子店「井熊総本家」の仙台支店であったものが、1920年(大正9年)11月10日から弁当の製造と構内販売を開始した老舗で、第二次世界大戦中、一時期営業を中断したものの現在でも営業を続けています。
 1975年(昭和50年)より、作曲家の小林亜星さんをイメージキャラクターに採用しています。
 CMソングの作曲担当をきっかけに、社名と同姓であることやふくよかな体格と恰幅の良さが『ご飯をいっぱい食べる』ことを連想させ弁当店のイメージに合う事からオファーを行い、ロゴマークにも法被姿のイラストを描き、亜星さんが亡くなった今も商品は勿論名刺や配送車にも描かれているそうです。


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