私事で大変恐縮ですが、先日長年同居してきた義母が亡くなりました。
昨年暮れから体調を崩し入院をしていたのですが、8日の昼過ぎ眠るように逝きました。
100歳でした。大往生でした。
ちょうどScottの誕生日が次の日だったのでどうしようかと思いましたが、パーティだけは開催しないと・・・と思って今日まで伏せていました。
そしたらなんと10日にDavid Bowieが亡くなってしまって!
なんとも心のやり場のない1週間でした。
David Bowieは稀に見る音楽のセンスで自分のロックの世界も繰り広げましたが、プロデューサーとしても演技者としても才があり、良いものを見つける審美眼を持っていました。
だから若い頃からScottの音楽が好きだったのも有名な話ですね。
これはDavid Bowieが50歳の誕生日に寄せたScottからの声のバースデイレターです。感激で一瞬言葉を失っていましたね。
「僕のアイドル的な存在だ」と嬉しそうに話しているDavid。
そしてこのたびのDavidの訃報にScottはまたコメントを寄せています。
Scott Walker:
This is truly tragic news. A monumental loss. He was always beyond generous to me. Within our industry he was definitely the most important artist this country has ever produced.
http://pitchfork.com/news/62835-artists-pay-tribute-to-david-bowie/
これはとても悲劇的なニュースだ。この国が産んだ大事な芸術家をこの業界が失った事が重要な事だ。
DavidはScottが再び脚光をあびるきっかけとなったドキュメンタリー”30century man"の制作に大いに協力してくれました。
さらにDavidはScottの作品を自分でカバーし、世に知らしめました。これはヒットしましたね。
ではオリジナルも聴きましょう。
亡きDavid Bowieを偲んで特集しました。
安らかに。
私はデイビッド・ボウイの最後のアルバムの2曲をyoutubeで見ました。明らかに、自分がまもなく死を迎えることを知っていて、そこで彼が何を伝えようとしていたのかわからないけれど、私もいつか死を迎えるものとして、これからゆっくり受け止めたいと思いました。
私もYoutubeで見ました。
かなり具体的に自分の死へのメッセージが強いですね。
彼らしく迎え撃つ強さとまたその絶大な大きさの前に弱さを見せる生々しささえ感じます。
ふと、Blackstarの出だしがスコットのRosary95の途中にちょっと似ていると思いました。見知らぬ世界の音は同じに感じるのでしょうか。
話が前後して申し訳ありませんが、私の義母はかなりの認知症でなかなか人の話が理解できないのでは?という段階にまできていました。
でも亡くなる10日ほど前から見舞いを終えてもう帰る時間になって「また明日来るね」と耳元で言うとかすかにうなずいてじっと病室の天井を見つめていました。そんな義母を置いて帰るのは切なくもあったのですが、なにかもう悟っているようにも見え、何を思っているのだろうか?と神々しくさえ見えました。
身近に偶然そのような人がいたことでボウイの作品がいままでになく心にしみます。
何とはなしにそんな気がしていました。
考えてみれば私も実の親とは18年しか暮らしていなくて義母との生活のほうがずっとずっと長いわけでして・・・エニシとしか言いようがありませんですねぇ。
夫が一人っ子だったせいもありますが実の娘の様にイエ娘以上によく躾けられ𠮟られもしました。が、最後は本当の母娘になれたように思います。
swallowさんもそうだろうと思います。義母さまきっと感謝なさって安心してたびだたれた事でしょう。
お疲れさまでした。 合掌。
有難うございます。
うさぎさんはお義母様との時間が長かったようですね。私は実母と大体同じ時間でした。でもやはり何もできなかった私を根気強くしつけてくれました。いつの間にか同じことをしたりして浸透した感じです。ありがたいことです。
面白いもので私と義母とが本当に心を分かち合ったのは本格的な介護に携わった晩年5,6年の間です。それまでは義母はとてもしっかりした人だったので、手を貸すような事は一切しませんでした。でも良い主治医とケアマネージャーに支えられて接し方やお薬、ケアの仕方を少しずつ勉強しながら距離を縮めていったのです。
人には幾つになってもプライドがあります。私の場合それを理解し、不安を取り除いてあげる事でなんとかうまくいったような気がします。
そして自分の楽しみを必ず持つ事ですね。前にも話したかもしれませんが、義母が演歌歌謡の番組を見ている間、私は後ろでイヤフォンでこっそりScottを聴いています。そんなことでずいぶん心の疲れが取れました。
要はうまく乗り切るには自分の栄養を取ることなんですね。けっこうそこんところはちゃっかりしてましたよ(笑)
本当に音楽が好きで良かったと思います。自分を取り逃さずに生きていけますもの。
別な意味で義母も最後は好きな民謡を聴いて苦痛を和らげていました。
音楽はすばらしいです。
その中でもScottが好きで幸いだったと心からそう思います。
お悔み申し上げます 。
年明けからロック関係者の訃報が続く中、
スコットに一番縁があったデヴィッド・ボウイがやはりショックでしたね。
( Robert Stigwood Glenn Frey )
恐れ入ります。
義母は天寿全うで、むしろ葬儀もお祝い?ムードでしたが、デビットやロバートやグレンたちはまだまだやりたい事が沢山あったはず。
イーグルスなんか3人になってしまって。
もうお願いだからScott、健康に気をつけて
先日ボウイの追悼上映を見に行ったところ、後半で画面上に思いがけずScottの名前が出てきてびっくりして嬉しかったのでご報告を!
https://www.youtube.com/watch?v=jPXggoTKnSg
遅くなりましたが、お義母さまのご冥福をお祈りいたします。
ボウイに影響を与えた人、のグループにWkがありました。なんだかうれしいな。
お久しぶりです。ボウイの追悼公演にいらしたんですね。相変わらず行動派でいらっしゃる^^
Youtube観ましたよ!たしかに「wK」って原子記号の中にScottWalkerの名前が・・・!
ボウイがScottをリスペクトしてるのはよく聞く話だけど、こうしてみるとUKの音楽業界でもScottはまだまだメジャーなのだなとよくわかりますね。
PPさんうれしいですねっ