仕事の道楽化

 仕事が道楽になることを目指しています。

おもしろかった映画「トップガン マーヴェリック」・・・でも、ここは不満です

2022年05月31日 | 映画

 前回は、「「トップガン マーヴェリック」を観ました。・・・おじさんに希望を与えてくれる映画です」を書きました。

 

 面白い映画だったけれども、少し不満もあります。

 映画「トップガン マーヴェリック」を純粋に楽しみたい人にとっては、このブログは不快な気持ちにさせるかもしれません。

 映画を純粋に楽しみたい人にとっては、不快なブログになるかもしれないので、心配な方はここで読むのをやめていただいたほうがいいと思います。

 

 

 アメリカ合衆国という国に対しての不満が、映画を見て出てきたのかもしれません。

 

 

 では、書いていきます。

 

 

 

 「不満がある」というのは、以下の2点である。

 

1 先制攻撃は許されるのか?

 核燃料プラントを稼働しそうな国を、「アメリカの敵」と判断して、先制攻撃(しかも不意打ち)を仕掛けるのは許されるのだろうか?

 完全に先制攻撃である。

 

 アメリカという国は、「あの国は悪い国だ」と、一方的に決めつけて攻撃する国だと考えている。

 例えば、アメリカは2003年にイラクに先制攻撃を仕掛けた。

 理由は、「イラクが大量破壊兵器を保有している」である。(結局大量破壊兵器は見つかっていない)

 そもそも大量破壊兵器を所有していたとしても、アメリカ自身が大量破壊兵器を有している国である。

 

 昔の日本も、アメリカから「悪」と決めつけられてきた。

 

 この映画では、せめて自分たちが先制攻撃をするだけの理由が語られてほしかった。

 

 

2 ターゲットになったプラント施設では、多くの人が亡くなっただろうなあ。

 ターゲットとなったプラント(地下の工場?)を爆破するシーンが有る。

 難関をクリアして、やっと攻撃を成功させたシーンである。

 爆破の瞬間、快哉を叫んでしまうような場面であるが、自分は怖かった。

 「この地下の工場には、きっと多くの人が働いていたのではないかなあ。」と思ってしまったからである。

 映画では、ターゲットの場所に人は出てこない。

 でも、きっと地下には多くの人たちがいたのではないかなあと想像してしまうのである。

 

 

 

 映画「トップガン マーヴェリック」は面白かったのだけれども、不満もあります。

 こんな映画の見方をしている自分は、ひねくれているのでしょうか。

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「トップガン マーヴェリック」を観ました。・・・おじさんに希望を与えてくれる映画です

2022年05月31日 | 映画

 「トップガン マーヴェリック」を観ました。

 おじさんが活躍する映画が好きな自分にとっては、楽しめる映画でした。

 おじさんが活躍する映画と言えば、「イコライザー」「Mr.ノーバディ」があるけれども、同じようにトム・クルーズおじさんが大活躍する映画でした。

 

 簡単に言うと、「退役前の凄腕パイロットおじさんが、若手のエリートをリードして敵をやっつける」という話でした。

 トム・クルーズがとにかく強い強い。

 

 今回のは、前作からレベルアップしていて、空中戦のルールが分かりやすかったです。

 だから、空中でのバトルも分かりやすい。また、どうすれば目的を果たすことになるのか、その難しさのレベルなどもわかりやすく描かれていました。

 

 さらに、59歳とは思えないほどのトム・クルーズの身体能力や体つきもすごかったです。

 前回ではビーチバレーをしていたが、今回はラグビー(アメフト?)でした。

 

 若手の役者さんの鍛えた体つきも凄かったが、トム・クルーズおじさんも全然負けていなかった。

 「鍛えればおじさんでもこれくらいの身体は作れる」という希望を与えてくれました。

 

 今回の「トップガン マーヴェリック」は、50〜60代になった前回のトップガンファンのおじさんたちにとって、とても楽しめる作品だったと思います。

 私も楽しめました。

 音響と映像の迫力は、映画館でこそ楽しめる作品だと思います。

 

 

 

 と、たしかに楽しめる作品だったけれども、心の底からは楽しめなかった。

 それは、敵国の描き方による。

 長くなりそうなので、続きは次回のブログに書きます。

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映画「大河への道」を観てきた・・・伊能忠敬はどこに?

2022年05月28日 | 映画

 映画「大河への道」を観てきた。

 (ネタバレの内容になりますが、このブログを読んでから観ても感動は変わらないと思います。)

 

 伊能忠敬ファンである自分にとって、とても楽しみにしていた映画だった。

 いつもは映画について少し調べてから見に行くこともあるのだが、あまり調べることもせず、鑑賞した。(予告編は観ました)

 

 始まる前から、どんな映画になるのかを色々と考えていた。

 

 「きっと日本全国を回った時のドラマを描くのだろうなあ。」

 「でも、昼は歩いて測量、夜は地図づくりという地道な作業だったろうなあ。」

 「映画は、忠敬が引退して、測量の勉強を始めたところから始まるのだろうか?それとも幼少期の辛かったシーンから始まるのだろうか?」

 「中井貴一さんが忠敬役なのかな?」

 

 

 

 これらの予想はことごとく覆されました。はい。

 忠敬が亡くなる場面から映画は始まりました。

 

 忠敬の遺志を継いだ仲間が、なんとか地図を完成させようと奮闘する映画でした。

 亡くなってからの3年間、どうやって地図を完成させたかを描いた話であり、それはそれで面白かったです。

 いい映画でした。

 

 

 でも、でも、伊能忠敬ファンにとっては、「伊能忠敬が一切出てこない伊能忠敬物語」というのは物足りなかったです。

 映画を見終えたあとの肩透かし感は、どうすることもできませんでした。

 

 原作は立川志の輔さんの落語なので、少しくらいは調べてから見に行けばよかったと思いました。

 

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教諭時代には見えなかったもの・・・校長や教頭になったら

2022年05月27日 | 学校経営

 昨日は、「教師力を高める手立て・・・「〇〇通信」を出す」を書いた。

 この通信に書かれた内容で感じたことがある。

 それは、教諭と管理職の違いである。

 

 生徒指導主事1年目の職員が書いた通信には、次のように書かれていた。

 「生徒指導の問題を解決するために、色んな人をフル活用しましょう。」

 「例えば、校長先生、教頭先生、生徒指導主事、用務員の先生、養護教諭、親、友達、地域の人」

 

 この考えは素晴らしい。一人で抱え込まないというのは、とても大事である。

 大勢の人の力を使って問題解決に当たらなければ、なかなか解決しない。

 

 

 ただ、管理職になると、さらに広い視野で連携先を考える必要がある。

 

 管理職であれば、先ほど通信に書かれていた人(機関)以外にも、次のような連携先が挙げられる。

 

 市町村教育委員会、役所の子育て支援課、福祉課、児童相談所、警察、放課後児童クラブ、幼稚園や保育園、地区の公民館長、民生委員児童委員、学校評議員、交通指導員、市町村議員、社会福祉協議会、・・・。

 

 学級担任と管理職の違いはここだと思う。

 

 問題に直面したときに、より多くの協力できる機関を上げることができる。

 自分は、学級担任時代には、多くの機関や人が協力してくれることに気づいていなかった。

 

 「教頭になると、見えるものが変わってくるよ。」と言われたが、その通りだった。

 

 教頭や校長になったら、学校内だけではなく、外部の機関にも協力してもらいながら問題解決に当たる必要がある。

 外部機関の協力を得ることで、大きく見えた問題も解決に買うことが殆どである。

 

 

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教師力を高める手立て・・・「〇〇通信」を出す

2022年05月26日 | 教師修業

 今年はじめて生徒指導主事になった職員から「生徒指導通信」が出された。

 まず、この通信を出すという行為が素晴らしい。

 今は働き方改革でなるべく仕事を減らすという取り組みが行われているが、このような自分の校務分掌に係る通信を出すというのは、必ず勉強になる。

 私が尊敬している野口芳宏先生は、仕事能力の向上に関して、次のように述べている。

 

「経験は意図的に積み重ね、整理を加えなければ力はつかない。」

 

 この通信をまとめ、発行するという行為は、仕事に「整理を加える」ということに繋がる。

 場合によっては、通信に書くために、意図的に仕事を計画する場合もある。

 

 まさに「経験を意図的に積み重ね、整理を加え」ている。

 

 自分を振り返ってみると、授業研究通信を発行して整理を加えてきた。

 主に教育研究サークルに持っていくためにまとめたけれども(そこでも批判されながら鍛えられてきた)

 

 自分の仕事を文字にして残すことは、「整理を加える」ことになるので、力量を高めるには有効だと考えている。

 通信ではなくとも、このようなブログでもいいと思う。

 

 

 

 

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この3つの手立てで、定規を使った丁寧なノートづくりができました

2022年05月25日 | 授業づくり

 先日、4年生算数科の授業をさせてもらった。

 割り算の筆算である。

 授業後に担任の先生から言われた言葉がある。

 

 「どの子も定規を使って丁寧に計算をしていました。」

 

 「自分が指導してもなかなかできなかったのですが。」

 

 ミスなく計算するには、定規を使わせるのが重要である。

 

 自分は、次のような手立てをとったのが有効だったのかもしれない。

 

 授業の開始直後に次のように言った。

 「みんなのノートに丸をつけるのがとても楽しみです。」

 「丸付けレベルは次のようになっています。」

 と言って、次の紙を黒板に張った。

 このクラスでは、ノートの左端に日付とページを書き、左端1センチのところに縦線を引くことになっている。

 いきなりその日付とページに丸をつけて回った。

 殆どの子が、定規を使っている。

 もちろん花丸をつけて回った。

 

 これで軌道に乗ったのかもしれない。

 このあとの筆算も定規を使って書いていた。

 定規を使っていなければ、丸だが、定規で引き直した子には花丸をしていった。

 

 結局、全員定規を使って丁寧に計算をしていた。

 

 結局行った手立ては3つかな?

1 評価の基準を示した。(丸、花丸の基準)

2 定規を使っている子をすぐに評価した。(ほめた)

3 その後も同じ基準で評価し続けた。(ほめ続けた)

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発酵と腐敗は何が違うのか?・・・人間から見た価値の違いだった

2022年05月24日 | 健康・病気

 最近、「美味しい野菜を食べたい」ということで、土作りの勉強をしている。

 勉強をしていると、「発酵」と「腐敗」という言葉をよく聞く。

 発酵と腐敗とは何が違うのかは分からなかったが、おそらく働く菌が違うのだろうと考えていた。

 

 自分は身の回りで起こる有機物の変化については、単純に次のように違いを捉えていた。

 いい匂いがする場合は、「発酵」

 嫌な匂いがする場合は「腐敗」

 

 家人が買ってきた和ハーブの本によると、「発酵と腐敗は、人間の都合による違いである。」と書いてあった。

 

 「本当だろうか?(嘘じゃないの?) 菌が違うんじゃないの?」と思った。

 

 調べてみると、本当らしい。

 

 食品や微生物の種類、生成物の違いによるのではないそうだ。

 微生物作用のうち人間生活に有用な場合を発酵、有害な場合を腐敗と呼ぶそうだ。

  

 では、自分が単純に判断していた「いい匂いがする場合は、「発酵」 嫌な匂いがする場合は「腐敗」」も、間違いではなさそうである。

 

 次のサイトが勉強になった。

 「発酵と腐敗・熟成の違いって何?」

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木鶏クラブでの学び・・・「逆境」は存在しない。「天与の試練」である。

2022年05月22日 | 修養
 月刊誌「致知」の勉強会で学んでいる。
 
 「致知」は、「人間学を学ぶ月刊誌」である。
 
 「致知」という名前は、古典「大学」にある「格物致知(かくぶつちち)」に由来するそうで、実践を通して本物の知恵を身につける、という意味を込めて、誌名を「致知」と名づけたらしい。
 
 その「致知」を通して学ぶ勉強会の名前を「木鶏クラブ」という。
 
 
 
 先日行われた木鶏クラブでは、「逆境に耐える」という言葉が、何回も参加者から出てきた。
 
 その中で、昭和二年生まれの大先輩である方からは、「逆境に耐える」という言葉について、発言があった。
 
 この方は、航空士官学校で学び、戦後は会社を起こし、数々の逆境を乗り越えてきた方である。
 
 その方の言葉であるだけに重みがる。
 
 この方は、「逆境というものはない」と言われる。
 
 次のように発言された。
 
 
 「逆境は『天与の試練』である。天がわしを試している。どう乗り越えようか。そう考えると成長する。」
 
 「逆境は天与の試練である。そう思えば、逆境というものはない。」
 
 
 前向きに生きるための考え方として、参加者一同納得したところである。
 
 木鶏クラブは学びが多い。
 
 まず、参加するために、「致知」を読まなければならない。
 
 参加者からは、多様な味方や考え方を学ぶことができる。(例えば今回の大先輩の言葉のように)
 
 この「致知」を読み、例会で学ぶ行動は、自分にとっての「修養」の学びになっている。
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算数科の授業で配慮した点6つ・・・休みがちな子、特性のある子がいる場合

2022年05月20日 | 授業づくり

 本日のブログは長文です。

 算数科の授業についてまとめました。

 

 

 「算数科の授業をやって見せてほしい」という依頼が、学級担任からあったので、させてもらったことがある。

 休みがちな子がいる学級だった。

 また、特性があるため、多動であったり、集中力が続かない児童もいる学級だった。

 

 そのような子たちも、授業に参加し、できる喜びを味わわせるには、どのような工夫が必要か。

「全員参加」と「空白を作らずに授業を進める」を心がけないと、全員参加は難しいと考えていた。

 

 結局、児童全員が、最後まで集中して授業に参加し、その日の課題であった3桁÷1桁の筆算ができるようになった。

 練習問題も10問以上解き、正解だったので、学級担任も喜んでいた。

 

 授業が終わったあとに、配慮した点を6つと改善すべきだった点を1つまとめ、学級担任に渡していたので、ここに記しておきたい。

 

 

1 本時のゴールの明確化

 本時のゴールを「計算ドリル19の①が解ける」と、私は設定しました。このゴールに向けてスモールステップを組んで、活動主体で授業を進めようと考えました。

 このゴールに向けて、児童全員が無理なく学習に取り組めることを重視しました。そのため、一般的にいわれている学習過程は無視してもいいと思っていました。(実際に、かなり違いがあったと思います。)

 児童には、本時はどのページを学習し、計算ドリルはどの問題を解けばよいかも黒板の隅に示しました。児童にもゴールを意識してもらうとともに、学習の見通しを持ってもらうためです。

 

 

2 導入は、短い問いかけから入る  ( ・・・教師の説明はしない)

 既習事項のうち、必要な学習内容を問いかけ、確認する。

 本時の場合は「たてる→かける→引く→おろす」の繰り返し

※ 既習事項を押さえなくてよい場合は、いきなり教科書の問題文を読ませる予定でした。とにかく授業に巻き込むために、「読む」「書く」「発表する」などの活動から入るつもりでした。

 

 

3 教科書を活用する

 教科書ははじめから開いて、見ることができる状態にさせました。理由は3つあります。

 

① 本時の見通しをもたせるため

 教科書のページを見ることができることで、今日は何をすればよいか、どこまですればよいのかというゴールがより分かりやすくなります。

 

② 分からない場合は、ヒントとして活用させるため

 これまで、何時間か授業に参加していない児童がいました。きっとその子は途中で躓くだろうと予想しました。その際に、教科書を見ることで、自分で答えを見つけることができます。(実際、答えだけを見て、写していました)

 躓かないことを重視したので、答えを見て写してもかまわないと考えていました。そのあとの練習でできるようになると考えたからです。

 

③ 教科書活用のスキルを高めるため

 これから先、自学自習をする際も、教科書の構成を理解していれば、自力で学習することも可能になります。

 

 

4 めあてとまとめの簡略化

 めあてとまとめは書かないことも考えていました。要は、ゴールに向かって「何を学ぶのか、前時との違いは何か」が意識されていればよいと考えたので。

 めあて設定には時間をかけず、教科書に書いてある「めあて」を使いました。

 まとめについても、何を学んだのかの言語化が難しいので、言葉でまとめることはしませんでした。

 「商に0が付く場合がある」が理解できればよいと考えたので、めあてと商の0を矢印で結ぶだけにとどめました。(しかし、これだけでも児童は本時の学習内容は理解できたと考えます。そのあとの練習問題も全て解けましたので)

 

 

5 スモールステップでいっしょに解く

 個別に解かせると、解けない場合があると予想しました。(特にこの数時間は授業に参加していない児童)

 そのため、問いかけながら、みんなでいっしょに解くような流れで進めました。この方が空白の時間が生まれません。また、躓く児童も出ることなく、全員が授業に参加すると考えたためです。

 

6 児童の発言やつぶやきを生かす

 めあてやまとめの際には、児童の発言を生かして授業を進めていらっしゃると思います。

 その他の時間でも、児童の発言を生かすように心がけました。

 例えば、「前の時間と違うところは何かな?」「0が立つ」という子の発言を生かして肯定したり、周りの子はいまいち分かっていなかったりすれば「今なんて言った?もう一度周りの友達にも教えてくれるかな?」というように、復唱させたりしました。

 指導者の考えたとおりの発言ではなかったとしても、本時のゴールに近づく言葉であれば取り上げようと考えていました。

(ただし、定義や学習用語に関わる言葉は、その通りに教えます。)

 

 

7 改善点・・・練習問題の精選とタブレットの活用

 教科書の練習問題が9問と多かったので、減らせばよかったかなあとも思いました。(全員がその9問を解け、正解だったことには驚きましたが。)

(H児は、「ゲッ!9問もある。」とつぶやいていました。)

 教科書の練習問題は、3問だけ解かせて、できない場合のみ、もう一問解かせてもよかったかなあと思います。

 解く問題の3問というのは、問題六の①④と七の①です。

 一番左のこれらの3問が、本時の練習問題になっているので。

 

 計算ドリルは、一番上の問題4問だけ解かせましたが、これくらいでよいのではないでしょうか。教科書とドリルを早く終えた分、タブレットを活用した練習に入るとよかったと思いました。

 

 

 

 

 

 校長でも、飛び込み授業をさせていただけるのは有り難いものです。

 授業中は全員に丸をつけて回ったが、「やった」「できた」と喜ぶ顔を見られるのは、幸せです。

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校長は、「事なかれ主義」ではなく「事あれ主義」で動くのがよいのではないか

2022年05月19日 | 学校経営

「事なかれ主義」という言葉がある。

 ものごとに対し、波風が立たないように対応することを指す。

 事なかれ主義では、争いや喧嘩を嫌い、平穏を望む。

 その点についてはよい。

 

 ただ、重大事があったのに、なかったコトにするというのは反対である。

 重大事を平穏に済ませることはかえってできないだろう。

 一見波風が立たないよう、穏便に収めようとすることは、配慮ができているようだが、一方で、言うべきことがあるのに自分の意見を言わずに問題を放置する姿勢は、問題は解決しないだろう。

 

 今は、「事なかれ主義」ではなくて、「事あれ主義」がよい。

 

 事があれば、なかったことにはしない。

 「こんな事がありました」と、関係機関に報告し、相談するのである。

 特性がある児童への指導について、保護者や地域からのクレーム、生徒指導上で気になる児童や家庭について、報告するケースは多い。

 (いじめや事故などの重大事態は、必ず報告する義務があります)

 

 「このことを今このように解決しようとしています。これでいいでしょうか。他に解決策はありませんか。」

 「こんな問題が起きています。解決するための相談機関はありますか?」

 

 このように、「事」が「あった」と報告し、相談するのである。

 

 報告や相談をする機関は、色々とある。

 

 自分は小学校の管理職なので、問題に応じて次のようなところに相談する。

 

 市町村の教育委員会や子育て支援課、校長会、近隣小中学校の校長や教頭、児童相談所、警察、地区の公民館、民生委員、・・・。

 特別支援教育のエリアコーディネーター、PTA会長を始めとする役員、学校評価委員、・・・。

 

 実にたくさんある。

 相談することで、解決策が見えてくる。

 人や組織が協力してくれる場合もある。

 

 報告し、相談することで、多くの人や組織を巻き込んで、協力を得るということでもある。

 

 協力してくださる人や組織はたくさんある。

 

 学校だけでは解決できそうにない問題でも、解決の糸口が見えてくる。

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ブラジリアン柔術をレベルアップさせてくれる本に出会いました・・・イメトレが進む進む

2022年05月17日 | 健康・病気

 ブラジリアン柔術を学んでいる方には、かなりおすすめできる本がある。

 それは、「はじめてのブラジリアン柔術」である。

 DVDもついているので、これがとてもわかり易い。

 早川光由氏が一つ一つの技を丁寧に解説しながら映像で見せてくれる。

 

 

 DVDの中でも特に素晴らしいのが、「ALL MODE」である。

 これは、本の中、DVDの中で解説している動きを一気に見せてくれる。

 その動きの数は、なんと69もある。

 これを一気に見せてくれる。

 

 合計8分24秒になるが、これを繰り返し見ることで、稽古の予習になり、また復習にもなる。

 見ることで、イメージトレーニングができる。

 

 

 特にブラジリアン柔術を始めて間もない方には、青帯昇格への近道を作ってくれる本(DVD)になると思う。

 青帯になったあとも、その後の昇格に向けたイメージトレーニングの手段になる。

 

 このDVDで紹介されている動きを身につけた人は、かなり強い人である。

 柔術に限らず、柔道で寝技を強化したい人にとっても役に立つだろう。

 

 寝技の基礎基本を身に付けさせてくれる本(DVD)である。

 

 しょっちゅう見てます。

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交通安全教室での「校長の話」

2022年05月16日 | 学校経営

 先日、交通安全教室がありました。

 「校長の話」では、次のような話をしました。

 

 

 全国で、残念なことに、亡くなる子供がいます。

 一番の原因は、何だと思いますか?  (「交通事故」という声が上がる)

 そうです。一番の原因は「交通事故」です。

 

 では、小学生はどんなときに事故に遭うことが多いのでしょうか?(「飛び出し」という声が上がる)

 そうです。「飛び出し」そして「道路を横断しているとき」の事故が多いです。

 

 もし、子供が命を落とすようなことがあったら、多くの人が悲しみます。

 特に、親にとっては言葉では表せない辛さがあります。

 

 子供をなくした親はどんな気持ちになるのか、手紙の一部を紹介します。

 

 「これからも、もうずっと会えないんだね。天国で家族を見守ってくれていると、思うけれども、やっぱり寂しい。寂しくて、会いたくて会いたくてたまらない。」

 

 「最愛の息子をなくしてから12年立ちました。12年たった今も、息子を思わない日は1日もありません。息子がいない現実を受け止めたとき、言葉にならない寂しさで胸が苦しくなります。」

 

 

 残された親や家族はこんなに持ちになります。

 おうちの人をそんな気持ちにさせるような事故は決して起こさないようにしましょう。(子どもたちは真剣に聞いていました)

 

 このあと、警察の方や交通指導員の方が、安全な道路の渡り方や自転車の乗り方を指導してくださいます。

 自分の命を守るために、よく学んで、実行できるようになりましょう。

 

 

 

 校長の話では、「事実」と「心に訴える言葉」の2つを語るように心がけています。

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斉藤和義さんの「攻めていこーぜ」を連想してしまった管理職の会合・・・落ち着いて見える大人は?

2022年05月15日 | 修養

 先日、校長職の方々ばかりが集まる会合に参加した。

 その際の感想は「疲れている人が多いなあ・・・。」である。

 半数くらいの方々の表情が、あまり動かないのである。

 特に、感じたのは、次の2点。

 

○ 説明している人を見ていない。

○ 説明に対する反応がない。

 

 学校では、「話している人を見て聞きましょう。」「相槌を打ちながら(反応しながら)聞きましょう。」と指導しているのではないだろうか。

 指導している通りの聞き方をしている人は、2割もいなかった気がする。

 

 

 この様子を見ながら、斉藤和義さんの「攻めていこーぜ」という歌の歌詞を連想してしまった。

 この歌の中にある次の歌詞である。

 「落ち着いている立派な大人は よく見りゃほらただ疲れてるだけさ」

 

 民間企業の経営者は、もう少し元気なのではないだろうか?

 

 と、ここまで書いてきて、少し怖くなってきた。

 

 自分自身は、周りの校長さんたちからどう見られていただろうか?

 疲れているように見えなかっただろうか?

「話している人を見て聞く。」「相槌を打ちながら(反応しながら)聞く。」の2点に気をつけながら聞いたけれども、疲れているように見えていたかもしれない。

 (逆に、「何だこいつは・・・落ち着きが無いなあ。」と思われたかもしれない。)

 

 そして、職場ではどうだろうか?

 職員や子どもたちから疲れているように見えていなければいいけれども・・・。

 

 

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シン・ウルトラマンを観てきました。・・・とても面白かったけれども、物足りない点も少しある作品

2022年05月14日 | 映画

 シン・ウルトラマンを観てきました。

 ネタバレの内容を含みます。

 

 

 ウルトラマン好きにはとてもおすすめです。(ウルトラマン好きの人はきっと見に行くと思いますが)

 おなじみの怪獣(「禍威獣」と書くらしい)がたくさん出てくる。

 ザラブ星人、メフィラス星人、ゼットンも出てくる。

 そして、ゾフィー(ゾーフィ?)も。

 スペシウム光線も八つ裂き光輪も、今の技術で見せるとこんな映像になるのか!と驚いた。

 

 観に行ってよかった。

 

 ただ、少し物足りないところもあった。

 

 それは、感情に関する演出が淡々としすぎている点である。

 

 例えば、「そんなに人間が好きになったのか?」とウルトラマンが聞かれるが、「人間を好きになるような体験を、ウルトラマンはしてないのでは?」と感じた。

 このセリフを出すくらいならば、ウルトラマンが人間に対して好意をもつようなエピソードを、もっと入れてくれれば説得力も増すのになあと思う。

 

 また、「バディー(仲間)を信頼して行動した」という場面があるが、単独行動ばっかりしてたんだから、相互に信頼が強まるエピソードは無かったのでは?と感じてしまった。

 どうせ仲間意識を感じさせるのならば、そういうエピソードの場面をもう少し作ってほしかったなあ。

 

 とは言え、「シン・ウルトラマン」面白かったです。

 

 

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スポーツ少年団(陸上競技)の大会に来賓で招かれ、閉会式でこんな講評をしました

2022年05月10日 | 学校経営

 先日、スポーツ少年団(陸上競技)の大会に来賓で招かれ、閉会式で講評をすることになった。

 記録の向上だけでなく、心の面の向上にも目を向けてもらいたいと思い、次のような話をした。

 

 

 

 みなさんがゴールまで一生懸命に走る姿がとても素敵でした。

 陸上競技は自分の記録との戦いでもあります。自己ベストを出した人が多かったですね。

 素晴らしいです。

 体力がついてきているのだとわかりました。

 

 私は、体だけではなく、心の面でも伸びているなあと感じました。

 競技場について時に、「おはようございます」と挨拶をしたら、たくさんの元気な「おはようございます」の挨拶が返ってきました。

 挨拶をするという心が育っていますね。

 

 また、ラダーで練習をするときに、ラダーが乱れたら、すぐに自分たちで直していましたね。

 場を整えるという心が育っています。

 

 そして、短距離走で走っているときは、「ガンバレー」の声援がたくさん聞こえてきました。

 お互いに応援し合うという心が育っています。

 

 さらに、走り終えた友達に帽子を持ってきてくれる人もいました。

 友達を助けるという心も育っています。

 

 素晴らしいと思いました。

 

 

 今日はこのような大会を開催してくださり、役員、保護者の皆様方、ありがとうございます。

 素晴らしい大会でした。

 

 選手の皆さん、このような大会に参加できることや普段の練習ができることは、当たり前ではありません。

 お家の方々や、指導者の方々、役員の方々のおかげです。

 感謝の気持を忘れないでほしいです。

 

 この前のオリンピックやパラリンピックに出場した選手のインタビューをたくさん読みましたが、どの選手も「ありがとうございます」という感謝の気持を述べていました。

 練習できることへの感謝、大会に出場できることへの感謝、支えてくれる家族や周りの人への感謝を口にしていました。

 強くなる人ほど感謝の気持も強くなると思います。

 

 これからも、自分の記録を伸ばすとともに、挨拶をしたり、お互いに協力したりしながら、心の方も成長させていってください。

 そして、感謝の気持をもって、毎日の練習や大会に参加してほしいです。

 

 

 ちょっと長い好評になってしまった。

 心の話か感謝の話のどちらかにすればよかったかなあ・・・。

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