仕事の道楽化

 仕事が道楽になることを目指しています。

永遠の零(ゼロ)

2013年05月27日 | 本と雑誌

 ここ何年間かの中で一番心に残った作品になった。


 

永遠の0 (講談社文庫) 永遠の0 (講談社文庫)
価格:¥ 920(税込)
発売日:2009-07-15


 ベストセラー作品はあまり読まないのだが、この作品は読んでよかった。次の点が特に印象に残った。

 

○ 特攻という作戦の残酷さと、特攻という作戦を考えた人間の非人間性

○ それでも特攻に赴いた方々の凄さ

○ 空気に流される傾向がある日本国民


  作者の百田氏は、テレビ番組で「戦争はその民族の素晴らしいところと醜いところの両極が表れる」と言っていた。まさしくその通りであろう。この作品でも、その傾向は現れている。

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無駄な言葉を遣わない

2013年05月19日 | 教師修業

 すごい方がいた。ある研修会の講師である。

 75分の講義の間、一度も「あのお」「ええと」と言わなかったのである。

 

 もちろん、「今から講義を始めたいと思います。」というような、無駄な「思います」という言葉はない。

 

 中身ももちろん素晴らしかった。

 

 言いたいことと、それを裏付けるエピソードや「例えば・・・」という話が分かりやすいのである。

 

 つまり、抽象と具体のバランスもよいのである。

 

 その方は、話の修行についても語った。

 無駄な言葉を使わないようにすると決めてから、やっていることがある。

 

 それは、話の途中で「あのお」「ええと」と言う言葉を言わないようにし、もしそれらの言葉が出たら、指を折って数えたそうである。

 

 そういう修行の積み重ねで、できている講義だった。

 

 

 自分は、「ええと」「あのお」をよく使っている。ICレコーダーで録音した授業を聴くとよく分かる。

 

 また1つ、自分の修行の課題ができた。

 

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鍵泥棒のメソッド

2013年05月18日 | 映画

おもしろかった

どんでん返しがいっぱい。

間のとり方が絶妙。

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 教員にとっての「初心」とは何か

2013年05月16日 | 教師修業

 教員にとっての「初心」とは何でしょうか?


 こう尋ねられた。

 自分は、当たり前すぎることではあるが、「子どものせいにするな」
 
 である。


 当たり前のことではあるが、うまくいかなかった仕事の原因を自分ではなくて周りに求めるようになる人が多い。これは経験を重ねる毎に多くなる。

 
 「子どものせいにしない」

この当たり前のことを心がけていくだけでも、かなり力量は上がる。楽しい教員生活が待っている。

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授業公開はそれまでの指導の公開

2013年05月12日 | 授業づくり

 指導教諭の方々に話を伺う機会があった。

 



 そこで印象に残った言葉

 

 「授業公開をする機会があります。授業公開ではありますが、結局児童公開です。」

 



 1単位時間の授業を公開するのではなくて、それまで鍛えてきた児童の姿を公開するということである。つまり、その1単位時間だけではなくて、それまでの指導の結果も見て頂くことになるということである。

 多くの指導教諭の方が同意していた。


 頻繁に授業公開をしている方々ならではの言葉である。

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出張などで担任が不在の学級に行って話すこと

2013年05月10日 | 学校経営
教務主任をしていると、出張で担任不在の学級に行くことがある。
そんな時には、次のような話をする。


◯◯先生は、出張で学校に居ません。◯◯先生も先生(私のこと)も、心配なことが3つあります。

1つ目は、大きな怪我をしないように過ごせるかな?

2つ目は、いじめや暗い喧嘩をしないよう仲良くできるかな?

3つ目は、他の先生のいうことを聞いてお利口さんにできるかな?

ということです。

みなさん、大丈夫ですか?

殆どの場合、
「ハイ」

という返事をしてくれる。


帰りの会で再度行く。

お尋ねします。
大きな怪我をしないように過ごせた人?・・・(挙手)

いじめや暗い喧嘩をしないよう仲良くできた人?・・・(挙手)

他の先生のいうことを聞いてお利口さんにできた人?・・・(挙手)

素晴らしい!全員気をつけて過ごせたんだね。さすが◯年◯組の子供達です。

翌日は、学級担任に伝えて、担任からも褒めてもらう。

些細な指導だが、繰り返せば、普通の学級や学校では、学級担任がいなくてもトラブルなく児童が過ごせるようになる。




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指導力のある教師に共通する所

2013年05月09日 | 授業づくり

 自分の周りにいる指導力のある教師に共通する所がある。

1 情熱がある。

 まず第1は、これである。エネルギーにあふれていると言っていい。今これをやっている。次はあれをしたい。これをもっと続けたい、レベルアップさせたいという情熱に満ちあふれている。

 本当にパワーあふれる方がいる。


第2は、謙虚である。

 自信に満ちあふれているような方もいるが、実力のある人ほど謙虚で、自分の実践はこれでよかったかと自問自答して悩んでいる。
 (もちろん、「ベストを尽くしたからこれでいいや。」と開き直る人もいる。)


第3 逆境を楽しめる

 「そんな大変な仕事、よくやり遂げましたね。」

 「よくそんなに批判されてもがんばれますね。」

 といわれながら、優れた実践を積み重ねる人がいる。

 逆境を楽しんでいる人である。

 パッと見「マゾ」ではないのか!と思う位逆境を楽しんでいる。


4 運がいいと思っている

 運がいいと思っているので、明るい。

明るい人、上機嫌の人の周りに幸運は集まる。


5 美辞麗句を言わない

 ある意味、これが一番物差しになるかもしれない。抽象的で、分かりにくい発言をする人、自分の言葉で語らない人の言葉は空しい。

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子どもが生まれた時に覚悟すること

2013年05月06日 | 家庭教育

 わが子が生まれた時、覚悟したことがある。

 それは、

「この子のやったことで、自分が人様の家にお詫びに行くことがあるかもしれないなあ。」


 ということである。

 自分自身、悪さをして親には迷惑をかけている。親が人様の家にお詫びに行ったこともある。(もちろん自分はかなり叱られたが・・・。)

 幸い、まだわが子がしたことで人様に謝罪をするようなことは起きていない。起きないでほしいなあとは思っている。

 

 しかし、保育園にお迎えに行った時の行動を見ていると、「荒い」そうである。

 友達に悪さしていないといいのだが・・・。 
 

 もし、悪さをするようなことがあれば、わが子には私と人様の家に行って、おやじの謝罪を見てもらおう。もちろん、わが子はこっぴどく叱られることになる。


 わが子が今日遊んでいる時の行動の激しさを見ていたら、ふとこんなことを考えた。

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